どうも、動画編集パソコンが大好きなナシタカです。
動画編集やPCゲームではスペックにこだわるのが大切ですが、使い心地は実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoPro動画編集とPCゲームをプレイし、パソコンの使いやすさを検証します。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイターノートパソコン『DAIV 4N』をお借りし、実際に使ってみた様子をレビューしました。

Core i7&GeForce GTX 1650Ti(4GB)のスペックを備え、GoProの5.3Kの動画も快適に編集できるパフォーマンスが魅力。
またマイクラ&ダンジョンズのプレイもスムーズ。ただ影Modはカクついてプレイしにくいです。
ただこのスペックで16万と安く、手が出しやすいノートパソコンです。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けのノートパソコンシリーズで、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など目的別にたくさんのモデルが用意され、選びやすいのが特徴です。
マウス DAIV 4Nのスペック
DAIV 4Nのスペックがこちら。
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7 (2.8GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB (SSD) |
液晶 | 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 11.0時間 |
大きさ | 約323.9 × 225 × 19.2mm |
重さ | 1.43kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見たのがこちら。
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-1165G7(2.8GHz) |
GPU | ○ GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ○ 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
14型ディスプレイ&1.5kgを切る重さというコンパクトボディでありながら、動画編集もこなせるスペックを備えているのが魅力。必要十分で持ち運びに適したマシンとなっています。
外観
DAIV 4Nはシルバーカラーのスタイリッシュな雰囲気。光の当たり方でグレーっぽい感じが際立ち、落ち着いた印象。

サイズ・重さ
DAIV 4Nのサイズは、折り畳み時で約323.9 × 225 × 19.2mmと、14.0型のコンパクトなサイズ感となっています。

コンパクトサイズで1.43kgと軽く、片手でも余裕がある持ち運びのしやすさが特徴です。

これだけ軽いボディに、動画編集が安定してできるスペックを備えています。
バッテリー
付属品のACアダプターは282gと軽く、他のDAIVシリーズのものと比べても持ち運びしやすいです。

手で持ってみたのがこちら。他のモデルよりも大きさもかなり小さくなっています。

実際に持ち運んでみてもコンパクトで軽く、これならリュックに入れても移動しやすいです。
ちなみにUSB-CポートはPD充電に対応しており、90W以上の電力があれば充電が可能。
バッテリー持続時間は11時間となっていますが、僕が動画編集をフルで作業してみると大体1時間ほどが限界です。
ただバッテリー駆動でも編集作業自体はとてもスムーズで、外でも安心して作業ができます。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 4Nは14.0型 フルHD(1920 x 1080)のノングレア液晶。しかし14型といっても画面は広く感じるのが特徴です。

それがナローベゼルのおかげで、14型とは思えない画面サイズを実現しています。

広色域な液晶パネルを採用し、豊かな色合いも表現することができるようになっています。コンパクトなノートパソコンといっても侮れません。

リフレッシュレートは60Hzで、ハイフレームレートのゲームでは物足りません。
裏面がこちら。負荷のかかる作業をするとけっこう熱くなります。

スピーカーは普通なので、音質に関しては期待しないように。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド

コンパクトなボディのためテンキーはありませんが、その分キーピッチを広めにとっているのがわかります。
- キーストローク:1.2mm
- キーピッチ:19.1mm
タッチパッドもしっかりと広さがありますが、たまにクリックがしにくい感じが。特に左下隅の方は他のモデルに比べてクリックが認識されないときがあります。

押し込みの硬さは慣れれば問題ないですが、コツを掴むまで何度かクリックできないときがありました。
端子
DAIV 4Nの端子は、このようになっています。
- USB3.0 x 2
- USB3.1 x 1
- Thunderbolt4 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI x 1
- カードリーダー
- LAN端子
まずボディ左側はこのようになっています。

- セキュリティスロット
- LAN端子
- USB3.0
- カードリーダー
- Thunderbolt4 (ディスプレイ出力と共用)
ボディ右側はこのようになっています。

- ヘッドホン端子
- USB3.1(Type-C)
- USB3.0
- HDMI
- 電源ボタン
- 電源接続部
後面にはなにもなく左右でわかれています。必要な端子は揃っており使いにくさは全くありません。
マウス DAIV 4Nで動画編集
僕が動画編集機能で大事にしているのが、『プレビューがしっかり動くかどうか』。
動画編集ではエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながらの作業がとても重要です。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、実際に書き出してみないとわからないという事態に…。
特に僕はGoProでの撮影がほとんどなので、GoPro映像がちゃんとプレビューできるかを重点的にチェックしました。
PremiereでGoPro HERO10の5.3K60fps動画をプレビュー
まずPremiereでGoPro HERO10の5.3K動画をプレビューしました。
フル画質でのプレビューも滑らかに動いており、まったく問題ありません。カクつくことなく快適に動いているのがよくわかります。
これならGoPro HERO10で撮影した動画もしっかり編集できて撮影が捗ること間違いなし。ファンは大きめに動いており、音が少し気になる感じです。
GoPro HERO10の5.3K60fpsの動画を複数プレビュー
5.3Kの単独プレビューがスムーズだったので、今度はGoPro HERO10で撮影した5.3K動画を重ねて同時にプレビューしてみました。
一見ちゃんとプレビューできているように見えますが、両方とも動きがカクつきます。それでも止まらずに動き続けているのはすごいなと。
ファンは2本同時プレビューではスタートから常にフルパワーで回り始めて音がかなり感じられるので、スペック的にもフルで稼働している状態です。
After Effectsで素材プレビュー
最後に動作が重たいことで有名な、『After Effects』で映像素材をプレビューしました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できるのはすごいです。
ちなみにファンはほぼフルパワーで回っている状態です。
さらにキネポ素材もカクつきはまったくなく、スムーズにプレビューができます。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。

マウス DAIV 4Nでマイクラ&マイクラダンジョンズをゲームプレイ
実際にDAIV 4Nでマイクラ&マイクラダンジョンズをプレイした様子を紹介します。
マイクラダンジョンズで比較するのはニンテンドースイッチ版。どれだけ快適にプレイできるのかを中心に見ました。
マイクラではバニラと影Modを入れてプレイ。ちなみに描画距離は16、MODはForgeとOptiFineのみ導入しています。
マイクラダンジョンズのロード時間
マイクラダンジョンズでステージの読み込みを計測しましたが、結果は爆速。『???』は約10秒ほどでした。
ステージの読み込みが速いので、これなら周回もより捗ります。
マイクラダンジョンズのプレイの快適さ
ステージを回ってみても、処理が遅れることなくスムーズにプレイできました。
キャラクターの動きが滑らかですし、鞄ビルドで敵を殲滅していっても一切カクつくことがありません。ステージ周回がめちゃくちゃ速いです。
バッテリー駆動での処理遅れがたまにありますが、電源に繋げばスムーズなゲームプレイを楽しめます。
プレイにはこちらのGameSir T4 Proというコントローラーがおすすめ。連射機能もついてマイクラダンジョンズのプレイがめちゃくちゃ快適です。

マイクラ(バニラ)のFPS
マイクラのバニラでFPSがどれくらいになるかを調べてみました。条件はこちら。
- 描画距離は16
- MODはForgeとOptiFineのみ導入
ヌルヌル動いてくれて快適にプレイできます。大体60fpsは出るので、安定して動作しています。
マイクラ(影Mod)のFPS
導入した影Modがこちら。
- BSL Shaders v8.1.02
- KUDA Shaders v6.1 Legacy
まずは『BSL Shaders v8.1.02』をプレイしてみましたが、大体で平均15fpsくらいになっています。
最初は20fpsくらい出てましたが、徐々に下がって最終的には15fpsほどでカクつきが目立つ状態に。まったく動かないわけではないですが、滑らかとはいきません。
次に『KUDA Shaders v6.1 Legacy』。こちらは終始15fpsでのプレイとなりました。
スタートからだいぶカクつきがあって重たい感じ。せっかくの影Modもここまで動作がカクつくとなると微妙です。
バニラでのプレイは快適ですが、影Modは厳しい結果になりました。
マイクラ(鬼滅の刃Mod)
鬼滅の刃Modもプレイ。
- KimetsunoYaiba_1.16.5_ver36
- KimetsuAnimation_1.16.5_ver3
- Obfuscate 0.6.2
試しに縁壱の刀で日の呼吸をやりましたが、想像以上にサクサク動いてくれました。
アニメーションがすごく滑らかで、カクつきが全然ありません。技を連発しても問題なし。
続いて煉獄さんの炎の呼吸。こちらも動作はサクサクです。
鬼滅の刃Modをスムーズなアニメーションで楽しめます。
マウス DAIV 4Nレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集の快適さ | |
ゲームプレイの快適さ | |
価格 | |
総合評価 |
Core i7&GeForce GTX 1650Ti(4GB)を搭載し、5.3K動画やAfter Effctsも快適にプレビューできます。
14型のコンパクトサイズ&1.43kgの重さで持ち運びがしやすく、出先でも作業やゲームが快適に。
16万円と性能とのバランスも良く、『持ち運び重視だけど、スペックも妥協したくない』という人におすすめです。
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7 (2.8GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 11.0時間 |
大きさ | 約323.9 × 225 × 19.2mm |
重さ | 1.43kg |

