どうも、動画編集パソコンが大好きなナシタカです。
動画編集やPCゲームではスペックが大切ですが、実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoPro動画編集とPCゲームをプレイし、パソコンの使いやすさを検証します。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイターノートパソコン『DAIV 5N』をお借りし、実際に使ってみた様子をレビューしました。

第12世代Core i7&GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)の高スペックで、GoProの5.3Kの動画も余裕で編集できるパフォーマンスが魅力。
ゲームではマイクラ&マイクラダンジョンズが快適に動作し、ノートパソコンながら影Modも楽しめます。
価格は27万円でも納得のスペックを備えていますが、2kg超えでノートパソコンとしては重めなのが残念な印象です。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けパソコンシリーズで、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など、目的別に多くのモデルが用意されて選びやすいのが特徴です。
マウス DAIV 5Nのスペック
DAIV 5Nのスペックがこちらです。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-12700H (2.3GHz) |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB2.0 x 1 USB3.0 x 1 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 Mini DisplayPort x 1 カードリーダー |
バッテリー | 7.0時間 |
大きさ | 約359.5 × 238 × 24.5mm |
重さ | 2.07kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見たのがこちら。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-12700H(2.3GHz) |
GPU | ○ GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | ◎ 32GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ○ 15.6型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
15.6型の大きめなディスプレイサイズで、ビデオメモリ8GB&メモリ32GBの圧倒的なスペックとなっています。
外観
DAIV 5Nは外観の落ち着いた雰囲気が特徴。マグネシウム合金ボディを採用し、スタイリッシュな見た目を実現。

深すぎないグレーっぽい黒色となっており、僕の好みにドンピシャ。大人の雰囲気が漂う洗練されたカラーリングが素晴らしいです。
サイズ・重さ
DAIV 5Nのサイズは折り畳み時で約359.5 × 238 × 24.5mmと、15.6型としてはコンパクトなサイズ感となっています。

マグネシウム合金ボディで重さが2.07kg。15.6型の大きさで持つと重みを感じます。

付属品のACアダプターは約561gと重め。本体と合わせると持ち運びが大変です。

手で持ってみると大きさと重みが感じられます。

実際に何度か持ち運んでみましたが、ACアダプターの重さと厚みがジャマに感じます。本体と合わせて約2.6kgと、持ち運びには覚悟が必要です。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 5Nは15.6型 フルHD(1920 x 1080)のノングレア液晶。視野角が広く反射しにくいのが特徴です。

ベゼルが狭く作られ、画面がより大きく感じられます。

裏面にはファンがあり、高負荷の作業でかなり熱くなります。特に動画編集では常にファンが全開の状態に。

膝上で使うと熱く感じるので、そういった体勢での作業には注意しましょう。
スピーカーは普通なので、音質に関しては期待しないように。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド

キーボードの情報がこちら。
- キーストローク:1.8mm
- キーピッチ:18.2mm
タッチパッドもしっかりと広さがあり、使いやすく快適に操作できます。

端子
DAIV 5Nの端子がこちら。
- USB2.0 x 1
- USB3.0 x 1
- USB3.1 x 1
- Thunderbolt4 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI x 1
- Mini DisplayPort x 1
- カードリーダー
- LAN端子
ボディ左側はこのようになっています。

- セキュリティスロット
- USB3.0
- USB2.0
- マイク端子
- ヘッドフォン端子
ボディ右側はこのようになっています。

- カードリーダー
- Thunderbolt4(Type-C)
- イーサネット
ボディ後面はこのような配置。ディスプレイ出力系が集中しています。

- USB3.1(Type-C)
- HDMI
- Mini DisplayPort
- 電源ポート
必要な端子は揃っているので、使いにくさは全くありません。
マウス DAIV 5Nで動画編集
実際にDAIV 5Nで動画編集をしましたが、僕が大事にしているのが『プレビューがしっかり動くかどうか』。
動画編集をする中でエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながらの作業が重要です。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態に…。
僕はGoProで撮影するのがほとんどなので、GoPro映像がしっかりプレビューできるかを重点的にチェックしました。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fps動画をプレビュー
GoPro HERO10 Blackで撮影した5.3Kの動画をプレビューしたのがこちら。
フル画質でのプレビューも滑らかに動いており、まったく問題ありません。スムーズに動くのがよくわかります。
ただ動画でもファンの音がよく聞こえるように、最初から全開で回っています。かなり負荷がかかっている様子。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fpsの動画を複数プレビュー
GoPro HERO10で撮影した5.3K動画を重ね、同時に動かしてプレビューしました。
同時プレビューでもまったく問題なく動いており、カクつくことがありません。5.3K動画でも、快適に編集できます。
ちなみに3本重ねるとコマ落ちしますが、それでも止まらずに動き続けます。
ファンはフルパワーで回り始めます。音と熱風がかなり感じられ、スペック的にもフルで稼働している状態。
After Effectsで素材プレビュー
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できます。またキネポもスムーズに動きます。
ファンは全開で回っています。動画プレビューでは常に全開になっている印象です。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。

マウス DAIV 5Nでマイクラ&マイクラダンジョンズをゲームプレイ
実際にDAIV 5Nでマイクラ&ダンジョンズをプレイしました。
ニンテンドースイッチ版と比べ、どれだけ快適にプレイできるのかを中心に紹介しています。
マイクラダンジョンズのロード時間
マイクラダンジョンズでステージのロード時間を計測しましたが、めちゃくちゃ爆速です。
DAIV 5Nだと約8秒ほどで読み込み、すぐにステージをプレイできます。
マイクラダンジョンズのプレイの快適さ
ステージを実際にプレイしてみても、カクつきもなくスムーズなゲームプレイが楽しめます。
高速攻撃で大量の敵を倒しても常にスムーズな動作をしてくれるので、ステージ周回がめちゃくちゃ速いです。
ちなみにプレイにはGameSir T4 Proというコントローラーがおすすめ。連射機能でマイクラダンジョンズのプレイが快適になります。

マイクラ(影Mod)のFPS
マイクラに影Modを入れてのFPSを調べました。導入した影Modがこちら。
- BSL Shaders v8.1.02
- KUDA Shaders v6.1 Legacy
結果の一覧がこちら。
影Mod | 16チャンク | 8チャンク |
---|---|---|
BSL Shaders | 平均25fps | 平均51fps |
KUDA Shaders | 平均19fps | 平均24fps |
まずは『BSL Shaders v8.1.02』をプレイ。16チャンクでは平均25fps。思ったよりも低めになりました。
8チャンクでは平均51fps。やっと滑らかにプレイできます。
次に『KUDA Shaders v6.1 Legacy』。16チャンクでは平均19fpsとカクつきが目立ちます。
8チャンクでも平均24fpsと滑らかとは言えません。
KUDAは相性が悪いようで、BSLなら快適にプレイが楽しめます。
マイクラ(鬼滅の刃Mod)
鬼滅の刃Modもお試し。導入したModがこちら。
- KimetsunoYaiba_1.16.5_ver36
- KimetsuAnimation_1.16.5_ver3
- Obfuscate 0.6.2
結果がこちら。
鬼滅の刃Mod | 16チャンク | 8チャンク |
---|---|---|
日の呼吸 | 平均51fps | 平均52fps |
16チャンクで縁壱の刀での日の呼吸は平均51fpsと滑らか。アニメーションの途中で30fps以下になることがあるくらい。
8チャンクは平均52fpsとさらに滑らか。途中のfps低下も少なめです。
鬼滅の刃Modはスムーズなアニメーションでプレイを楽しめます。
マウス DAIV 5Nレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集の快適さ | |
ゲームプレイの快適さ | |
価格 | |
総合評価 |
Core i7&GeForce RTX 3060(6GB)を搭載し、5.3Kを3本同時にプレビューしても止まらないパワフルな性能が特徴。
またゲームでもマイクラダンジョンズのプレイがとてもスムーズ。さらにマイクラの影Modや鬼滅の刃Modも楽しめます。
ただファンの音が大きめだったり、本体が2kg超えでノートパソコンとしては重めなのが残念。
持ち運びの大変さは覚悟の上で、動画編集やゲームの快適さが最優先という方におすすめです。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-12700H (2.3GHz) |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB2.0 x 1 USB3.0 x 1 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 Mini DisplayPort x 1 カードリーダー |
バッテリー | 7.0時間 |
大きさ | 約359.5 × 238 × 24.5mm |
重さ | 2.07kg |

