どうも、動画編集パソコンが大好きなナシタカです。
動画編集やPCゲームではスペックにこだわるのが大切ですが、使い心地は実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoPro動画編集とPCゲームをプレイし、パソコンの使いやすさを検証します。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイターデスクトップパソコン『DAIV Z7』をお借りし、実際に使ってみた様子をレビューしました。

第12世代Core i7&GeForce RTX 3060(12GB)を搭載し、5.3KのGoPro動画3本を同時にプレビューできるスペックの高さが魅力。
ゲームではマイクラ&マイクラダンジョンズが快適にプレイでき、影Modでも動きがスムーズです。
本体価格が28万円ですが、それも納得のスペックで動画編集&ゲーム用パソコンとして長く愛用できること間違いなし。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?

DAIVはクリエイター向けのブランドで、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など、目的別にたくさんのモデルが用意されているのが特徴です。
マウス DAIV Z7のスペック
DAIV Z7はZシリーズの3番目のモデルとなっています。

Zシリーズ4台をそれぞれ比較したのがこちら。
製品名 | DAIV Z3 | DAIV Z5 | DAIV Z7 | DAIV Z9 |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i5-12400F 6コア (2.5GHz) |
Core i7-12700F 12コア (2.1GHz) |
Core i7-12700F 12コア (2.1GHz) |
Core i9-12900 16コア (2.4GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650 (4GB) |
GeForce RTX 3050 (8GB) |
GeForce RTX 3060 (12GB) |
GeForce RTX 3060 Ti (8GB) |
メモリ | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 512GB(SSD) 1TB(HDD) |
512GB(SSD) 1TB(HDD) |
512GB(SSD) 2TB(HDD) |
1TB(SSD) 2TB(HDD) |
端子 | USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 1 DVI-D × 1 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
サイズ | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm |
重さ | 約11.1kg | 約11.3kg | 約11.5kg | 約11.5kg |
デスクトップパソコンの選び方でみたのがこちら。
モデル名 | DAIV Z7 |
---|---|
CPU | ○ Core i7-12700F (2.1GHz) |
GPU | ○ GeForce RTX 3060 (12GB) |
メモリ | ◎ 32GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) 2TB(HDD) |
特にメモリ32GBとビデオメモリ12GBで、かなりの余裕があるスペックとなっています。
デザイン
DAIV Z7はタワー型のデスクトップパソコンで、組み上げられた状態で到着します。

右側面は特にロゴもなく、通気口がついています。

ブラックボディのシンプルなデザインがかなり好みです。
サイズ・重さ
DAIV Z7の突起部を含めると約190 × 501 × 490mmで、実物は大きいなという印象。

重さは約11.5kgとずっしりとした重さですが、取っ手とキャスターで楽に持ち運べます。

モニター・スピーカー
DAIV Z7にはディスプレイとスピーカーは付属しないので、持っていない方はモニターセットを注文するのもありです。
僕が使っているのが、BenQアイケアモニター。

27インチの大画面で編集ができる上に、目に優しい機能が盛りだくさん。動画編集での負担を軽減できておすすめです。

さらに解像度にこだわりたいのであれば、BenQデザイナーモニターがおすすめです。

4K解像度に対応しているだけでなく、色の再現度の高さなど動画編集に役立つ機能が盛りだくさん。作業効率を追い求めるならピッタリのモニターです。

キーボード・マウス
DAIV Z7ではキーボードとマウスも付属しないので、自分で準備するか併せて購入しましょう。
マウスの標準キーボードとマウスがこちらの2つです。
特に不満なく使えるので、こだわりがなければこれで十分です。
端子
DAIV Z7はクリエイターデスクトップPCで、拡張性が高く使いやすい構成です。
- USB2.0 x 2(背面×2)
- USB3.0 x 6(背面×4、前面×2)
- USB3.2 x 1(背面×1)
- HDMI x 1
- Display × 3
- イーサネット × 1
端子は前面と後面に分かれ、前面は左からこのようになっています。

- マイク端子
- ヘッドフォン端子
- USB3.0 × 2
- LEDランプ
- 電源ボタン
後面上部の端子がこちら。

- USB3.0 × 2
- USB2.0 × 2
- USB3.2 × 1
- USB3.0 × 2
- イーサネット端子
USB3.2がここにあるので、対応デバイスはここに繋ぎましょう。
すぐ下には、ディスプレイ用の端子があります。

- HDMI × 1
- DisplayPort端子 × 3
下部には電源端子とメインスイッチがあり、ここに電源ケーブルを接続します。

マウス DAIV Z7で動画編集
実際にDAIV Z7で動画編集をしましたが、僕が大事にしているのが『プレビューがちゃんと動くかどうか』です。
動画編集ではエフェクトやトランジションなどがどのようになっているか、その場で確認しながらの作業がかなり重要。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
僕はGoPro撮影がほとんどなので、GoProで撮影した映像がプレビューできるかを重点的にチェックしています。
PremiereとAfter Effectsで確かめましたが、結果をまとめたのがこちら。
PremiereでGoPro HERO10の5.3K60fps動画プレビュー
PremiereでGoPro HERO10 Blackの5.3Kの動画をプレビューしたのがこちら。
フル画質プレビューは滑らかに動いており、まったく問題ありません。GoPro HERO10の動画もしっかり編集でき、撮影が捗ること間違いなし。
ファンの音も静かなままで、まだまだ余裕のある感じ。さらにPremiereが4秒ほどで起動して爆速です。
GoPro HERO10の5.3K60fps動画を複数プレビュー
5.3Kの単独プレビューがスムーズなので、5.3K動画を重ねて同時プレビューしました。
2本はスムーズだったので、3本同時にプレビューしてみました。
若干カクついていますが、それもわかりにくいくらいにフリーズせずに動き続けるのはすごいです。
またファンは力強く動いており、音は少し気になるくらいでした。
After Effectsで素材プレビュー
動作が重たいことで有名な『After Effects』で映像素材をプレビューしました。
プレビューに利用した映像素材は、僕が受講するMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちら。
映像はスムーズでBGMもズレることなくプレビューできます。
キネポ素材を動かしたのがこちら。BGMがなく動きだけですが、スムーズにプレビューできます。
After Effectsもカクついたり固まることもなく、快適に操作できました。ちなみにこちらも起動が4秒ほどで爆速でした。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材です。

YouTube動画書き出し
作成したYouTube動画はiPhone13 Proの4K60fps動画で編集し、長さが約5分ほどとなっています。
YouTubeの4Kプリセットで書き出したところ、3分58秒で終わりました。なかなかの速さ。
iPhoneやビデオカメラの4K動画でも、プレビューはスムーズで快適に編集できます。
マウス DAIV Z7でマイクラ&マイクラダンジョンズをゲームプレイ
実際にDAIV Z7で、マイクラ&マイクラダンジョンズをプレイした様子を紹介します。
マイクラダンジョンズで比較するのはニンテンドースイッチ版。どれだけ快適にプレイできるのかを紹介します。
マイクラでは影Modと鬼滅の刃Modをそれぞれプレイ。ちなみに描画距離は16と32、MODはForgeとOptiFineのみ導入しています。
マイクラダンジョンズのロード時間
マイクラダンジョンズでステージのロード時間を計測すると、結果は爆速。『???』は約8秒ほどでムービーが始まりました。
ステージの読み込みが速く、周回も捗ります。ここで待たされるのは嫌なのでありがたい。
マイクラダンジョンズのプレイの快適さ
ステージを実際に回ってみても、処理が遅れることなくスムーズにプレイできました。
キャラクターの動きが滑らかですし、高速攻撃と鞄でたくさんの敵を倒しても一切カクつきません。ステージ周回がめちゃくちゃ速いです。
ちなみにプレイにはGameSir T4 Proがおすすめ。連射機能もついてマイクラダンジョンズのプレイが快適になります。

マイクラ(影Mod)のFPS
マイクラに影Modを入れてのFPSを調べました。導入した影Modがこちら。
- BSL Shaders v8.1.02
- KUDA Shaders v6.1 Legacy
環境と設定はこちら。
- 描画距離は16と32それぞれで計測
- MODはForgeとOptiFineのみ導入
まずは『BSL Shaders v8.1.02』をプレイ。16チャンクでは60fpsとスムーズな動きです。
続いて32チャンクは平均40fpsほど。滑らかではないですがプレイできます。
次が『KUDA Shaders v6.1 Legacy』。16チャンクでは60fpsとスムーズな動き。
続いて32チャンクは平均40fps。こちらもスムーズではないですがプレイできます。
32チャンクは少しカクつきますが、16チャンクならかなり快適にプレイできますね。
マイクラ(鬼滅の刃Mod)
鬼滅の刃Modもお試し。導入したModがこちら。
- KimetsunoYaiba_1.16.5_ver36
- KimetsuAnimation_1.16.5_ver3
- Obfuscate 0.6.2
試しに縁壱の刀での日の呼吸は、32チャンクだと若干カクつきが…。
16チャンクはアニメーションがスムーズに。これだけ動けば十分。
続いて煉獄さんの炎の呼吸。32チャンクでもしっかり動きます。
鬼滅の刃Modは16チャンクならスムーズな動きでプレイできます。
マウス DAIV Z7レビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集の快適さ | |
ゲームプレイの快適さ | |
価格 | |
総合評価 |
DAIV Zシリーズの3番目モデルですが、その実力は間違いなくおすすめできるレベル。
GoPro HERO10の5.3K動画やAfter Effectsの映像もスムーズにプレビューと編集ができ、マイクラ&ダンジョンズのゲームプレイも快適です。
また動画編集ソフトの起動も爆速で、PremiereとAfter Effectsの立ち上がりを待つことがないのがありがたい。
価格が約28万円しますが、長く使うことを考えると安心のスペックです。
製品名 | DAIV Z3 | DAIV Z5 | DAIV Z7 | DAIV Z9 |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i5-12400F 6コア (2.5GHz) |
Core i7-12700F 12コア (2.1GHz) |
Core i7-12700F 12コア (2.1GHz) |
Core i9-12900 16コア (2.4GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650 (4GB) |
GeForce RTX 3050 (8GB) |
GeForce RTX 3060 (12GB) |
GeForce RTX 3060 Ti (8GB) |
メモリ | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 512GB(SSD) 1TB(HDD) |
512GB(SSD) 1TB(HDD) |
512GB(SSD) 2TB(HDD) |
1TB(SSD) 2TB(HDD) |
端子 | USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 1 DVI-D × 1 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
USB2.0 x 2(背面×2) USB3.0 x 6(背面×4、前面×2) USB3.2 x 1(背面×1) HDMI x 1 Display × 3 イーサネット × 1 |
サイズ | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm | 190 × 501 × 490mm |
重さ | 約11.1kg | 約11.3kg | 約11.5kg | 約11.5kg |
