
この記事ではGoPro HERO5 Sessionについてレビューしました。コンパクトボディが魅力で初心者から玄人まで愛されるとても便利なモデル。その魅力についてまとめています!ここにテキストを入力
どうも、GoPro大好きナシタカです。
僕が愛用しているHERO5 Sessionについてのレビュー記事を書いてみました。
HERO5 Sessionはディスプレイが無いのと価格が安いので初心者向きのモデルとして紹介されることが多いです。
しかしそれだけではありません!
コンパクトボディのHERO5 Sessionだからこそ撮影しやすい映像があります。なので人によっては欠かせない機種で、まさに玄人にも愛されている素晴らしいモデルなのです。
そんなHERO5 Sessionの魅力について全力でレビューしていきます!
GoPro HERO5 Sessionのセット内容と外観
GoPro HERO5 Sessionのセット内容についてですが、以下のものが入っています。
僕は今回Amazon以外のサイトでサービス品付きの商品を購入しましたが、新品3万円ちょっとでヘッドマウントと旧型ハンドラー、microSDカード16GBがついているのでかなりお得。
- 本体とフレーム(別々になって入っています)
- USB-TypeCケーブル
- マウント2種類
- 取扱い説明書
GoPro HERO5シリーズから10m防水機能が付いているので、ハウジングケースがなくてもこのまま水中で使用することができます。
そのため付属品はフレームとなっており、こ装着したまま端子部分へのアクセスができて使いやすい。
特に GoPro HERO5 Sessionは、フレームの開閉操作をしやすいので使いやすさは抜群です。
またケーブルや接着製マウントも一緒に入っていますが、自撮り棒やゴリラポッドなどのアクセサリーでネジを使う場合は、別売のマウントを購入する必要があるので注意しましょう。

外観をHERO6 Blackと比べてみたのがこちら。
やはり正面から見るとそのコンパクトボディが伝わりますね。HERO6も十分コンパクトだなと思いましたが、それを超えるサイズ感には驚きました。
次に厚みを比べてみます。こうしてみると同じぐらいですが、若干HERO5 Sessionの方が1~2ミリ程高さがあります。
しかし大した違いではないですね。HERO5 Sessionはさすがのコンパクトボディで最高です。
GoPro HERO5 Sessionの使い方
HERO5 Sessionと他の機種の違いについて分かったところで今度は実際にHERO5 Sessionをどのように撮影に使っているかについて紹介します。
体に身につけてのウェアラブル撮影
コンパクトボディという最大のメリットを生かしてのウェアラブル撮影が1番の使い道です。
マウントを駆使して取り付けても重さもほとんど感じないのでハンズフリー撮影が快適にできます。
特にPOV視点での撮影にはとても役立つのでおすすめ。僕はこのように帽子のツバにつけることでほぼ視点と同じような映像を撮影しています。
このようにコンパクトだからこそ体に身に着けて撮影しても邪魔に感じません。これなら普通のカメラとは違った映像が撮影できるのでとてもおすすめです。
他の物に取り付けての撮影
またHERO5 Sessionは体ではなく他の物に取り付けて撮影するのもおすすめ。僕は娘の自転車に取り付けて撮影したりしています。ハンドル部分につければ乗っている時の表情が撮影できて良い感じ。
また僕の好きなブログのMovie For Life | DJI・GoPro・一眼で動画編集の楽しさを伝えるブログではスイカ割りの棒に取り付けて撮影をしていました。動画がこちらです。
これはおもしろそうだなと思ったのでいつかマネしたい。このように絶対に見ることの無い視点からの撮影ができるのは、コンパクトボディで邪魔にならないからこその魅力。
アイディアを膨らまして『普段見ることのない視点』を考えて撮影すると最高に楽しいです。
子どもに渡して撮影
僕の場合はGoProで子どもの撮影をすることが多いのですが、たまにHERO5 Sessionにザ・ハンドラーをグリップとしてつけて渡してしまうこともあります。
子どもも喜んでくれてさらに軽いのでおもちゃ感覚で色々と撮影をしてくれます。そうすると子ども目線の撮影ができるのでかなりおもしろいです。
何に興味を持つのか?とかが分かったり自分が映されていてこんな顔してるんだとか分かります。笑
こういった自分以外からの目線で撮影するのは新鮮なのでとても楽しく、子どもに渡しての撮影はこれからも続けていきたいですね。
GoPro HERO5 Sessionと他モデルとの違い
ここまでHERO5 Sessionの機能とスペックなどについて詳しく紹介しましたが、実際に他のHERO5 BlackやHERO6 Blackとの違いはどこでしょうか?
それがこちらになります。
静止画の画質が低い
HERO5 Sessionは静止画最高画質が10MPとなっています。
HERO5 BLACKやHERO6などの他のモデルでは静止画解像度が12MPなのでそれに比べると解像度では劣っています。
動画だけでなく静止画にもこだわりたい!という人には、あまりおすすめできませんね。
RAWとHDR(WDR)に対応していない
RAWに対応していないので写真の補正を後から行いたい人には物足りない可能性が高いです。
さらにHERO5 BLACKではWDR、HERO6ではHDRとして写真の露出を自動で補正してくれる機能がないので露出の調整が難しくなる可能性があります。
この機能は自動で補正してくれるので初心者にはありがたい機能なのですが、HERO5 Sessionにはそれがないので自分自身で露出に気をつけなければいけないので注意しましょう。
HDRについて詳しくは、▼GoPro HERO6で写真撮影!それぞれの設定やおすすめの設定まで詳しく解説します!で紹介しているので合わせて読んでみてください。
フレームレートの対応解像度の違い
4Kでの撮影には対応していますが他のモデルと違ってFPSの設定が低くなっています。つまり高解像度での高フレームレートでの撮影ができない。
普通の撮影では30fpsもあれば十分なので特に関係ないですが、問題はスローモーションの撮影をしたいとき。
他のモデルに合わせてスローモーションの素材を撮影しようと思ったら解像度をかなり落とさないといけないので、使い勝手がかなり悪くなります。
そのためHERO5 Sessionはスローモーションの撮影には適さない機種なのです。
つまりGoProでスローモーションを撮影したいと考えている人は他のHERO5 BLACKやHERO6を選ぶべきです。
GPS機能がない
HERO5 SessionはGPS機能がついていないため、写真に位置情報のデータを付けることができません。
このGPS機能があると『ゲージ』というおもしろい編集機能が利用できるのですが、その機能もHERO5 Sessionでは利用できません。
なので動画編集の楽しみが減ってしまうのは残念です。
ゲージについては▼GoProでGauges(ゲージ)を追加する方法で詳しく紹介しているので合わせて読んでみてください。
タッチディスプレイがない
HERO5 Sessionにはタッチディスプレイがないので、本体だけでスピーディーな設定操作ができません。
代わりにステータススクリーンがありますが、撮影設定の確認程度しかできません。
そのためスマホと接続しての映像確認などが必要になるので、そうした手間があることだけは知っていたほうが良いです。
バッテリーの交換ができない
HERO5 Sessionではバッテリーが内蔵されているので取り出しての交換ができません。
これは特に旅行などでバッテリー切れのリスクが有り、充電への配慮がこまめに必要になるので手間になりやすいです。
他のHERO5 BLACKやHERO6であればバッテリーを交換するだけで済むので予備バッテリーを持っておけば安心なのですが、HERO5 Sessionではそうした安心を確保することが難しいのが現状。
HDMIポートがない
HERO5 SessionにはHDMIポートが付いていないのでテレビに直接出力することはできません。
僕は家族でテレビに映像を出力して観るのが好きなのですがそれができないのは残念。代わりにスマホで映像を観ることはもちろんできますが迫力には欠けてしまいます。
なのでテレビで直接映像を観たいという人にはオススメできません。
GoPro HERO5 Sessionレビューと使い方まとめ
HERO5 SessionはサブGoProのような使い方になっていますが、ただのサブカメラではなく、HERO5 Sessionだからこそ撮影できる映像があります。
そこにはHERO5 Sessionのコンパクトボディ大きく関係しており、このサイズ感だからこそ使えるシーンがたくさんあるんです。
だからこそSessionシリーズは根強い人気がある訳ですね。HERO6のSessionが出たら僕も間違いなく買います。
撮影はカメラ自体の良さを活かすことが大切。ぜひHERO5 Sessionだからこそ撮影できるシーンを撮影してみてはどうでしょうか?