
この記事ではHERO7 BlackとKarma Gripを組み合わせるメリットについて書いています。手ブレを抑えるだけでなく、バッテリー代わりにもなって撮影の操作がしやすくなりますよ!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
HERO7 Blackに搭載された『Hypersmoothビデオ』は想像以上で、ジンバルを使わなくても滑らかな映像が撮影できるようになっています。
そうするとKarma Gripはもう必要ない!と思われて、処分されてしまう方もいることでしょう。
しかし僕はKarma GripはHERO7 Blackに必要だと考えていて、なぜならKarma Gripは手ブレ補正以外にも多くのメリットがあるからです。
今回はKarma GripのメリットとHERO7 Blackへの必要性について、僕の考えをまとめてみました。
ぜひ僕の考えに触れてもらって、GoProの使い方の参考になれば嬉しいです。
HERO7 Blackが出てもKarma Gripは不要にならない
HERO7 Blackの手振れ補正が大幅に進化して、『Hypersmoothビデオ』というジンバルなしでも滑らかな映像が撮影できるようになりました。
HERO6 Blackと比較した映像がこちらです。
そのため「これでKarma Gripは要らなくなった」と思われがちなんですが、僕は全く逆の考えを持っています。
HERO7 Blackにジンバルは要らなくなりましたが、『Karma Grip』は必要なんですよ。
Karma GripだからこそHERO7 Blackをより使いやすくしてくれるのです。
HERO7 BlackのHypersmoothビデオのメリット
まずHERO7 Blackから搭載された強力な手振れ補正『Hypersmoothビデオ』の、メリットについてみていきましょう。
プールや海でも滑らかな映像が撮影できる
GoProは防水対応なのでプールや海でも使うことができますが、Karma Gripは防水ではないためプールや海では使えません。
そのためそういった水辺の環境ではジンバルが使えずに、映像に手振れが入ってしまうのが残念なポイントでした。
しかしHERO7 BlackならHypersmoothビデオのおかげで、Karma Gripを使えない環境でも滑らかな映像を撮影できるようになったのです。
荷物が減る
Karma Gripがなくても滑らかな映像を撮影できるようになったので、Karma Gripを持ち運ぶ必要がなくなり荷物を減らすことができます。
Karma Gripは専用のケースに入れるとかなりの大きさになるので、どうしても荷物としてかさばってしまうのがネックでした。
HERO7 Blackと自撮り棒の組み合わせだけでかなり安定した映像が撮影できるので、より身軽に撮影することができるんですよね。
HERO7 BlackにKarma Gripを組み合わせるメリット
ここまでみるとKarma Gripは要らない感じがしますが、実際にHERO7 Blackと組み合わせるとたくさんのメリットがあります。
画面がクロップされない
HERO7 BlackのHypersmoothビデオの仕組みは、撮影した映像を10%ほどクロップ(切り取り)して映像が安定するような処理をしています。
つまり実際に撮影した映像からクロップされているので、少しアップにしたような映像となるわけですね。
なのでなるべく広いアングルで撮影したいのに、「実際に撮影したら思っていたのと違った」ということになる可能性があります。
しかしKarma Gripを組み合わせてHypersmoothビデオをオフにすれば、映像がクロップされることがなくなります。
そのため映像のアングルを広く保ちたいときは、Karma Gripを組み合わせることで解決できるのです。
バッテリーとして長時間撮影ができる
Karma Gripは手振れ補正だけでなく、外部バッテリーとしてGoProに給電をしてくれます。
そのためHERO7 Blackでもより長時間の撮影ができるので、バッテリー切れの心配がなくなって安心です。
旅行で歩き回るときにはバッテリー切れが何より心配なので、そうした心配をしなくてすむのはとてもありがたいですね。
手元で操作ができる
Karma Gripが使いやすい理由が『手元でのカメラ操作が快適』なことがあります。
片手で撮影しつつ手元のボタンで録画スタートとストップが簡単に操作できるので、撮影したクリップに余計な部分が入らずに後からの編集の手間が省けます。
本体操作だとシャッターボタンを押して止めるまでの間が必ずクリップに入ってくるので、これをいちいち編集するの面倒ですからね。
さらに手元での操作が簡単だと気軽に撮影しやすいので、こまめに撮影できて編集素材が集めやすいのもメリットですね。
まとめ
Karma Gripは手振れ補正だけでなく、以下の役割もしてくれます。
- 外部バッテリー
- 手元での快適な操作
そのためHERO7 Blackの手ブレ補正が大幅に進化したからといって、Karma Gripが必要なくなるわけではありまけん。
こうしたメリットがあることを理解して、自分の使い方に合わせて組み合わせるかどうかを決めればいいのです。
僕は外部バッテリーと手元での操作性が最高に便利だなと思っているので、場面によってはHERO7 Blackと組み合わせて使うことを考えています。
特に旅行などの長時間撮影で短い撮影を繰り返すときには、Karma Gripがとても使いやすいですからね。
Karma Gripを手振れ補正だけで判断するのではなく、こうしたメリットがあることを理解して総合的に判断してみてください!