どうも、動画編集大好きナシタカ(@ehicalog)です。
GoProで撮影した動画をパソコンで編集するときは、スペックがとても重要です。
なのでまずは動画編集に必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地に関しては実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoProの動画編集をしてみて、パソコンの使いやすさがどんなものかを検証していきます。
この記事ではASUSのX571GT-AL280TSをお借りして、実際に使ってみた様子をレビューしています。

ブラッグボディがGoProとの相性抜群で、ノートパソコンながらも4K動画を編集できるスペックを兼ね備えています。
実際に使ってみてもAdobeの編集ソフトが快適に動いてくれて、重めの映像作成でもしっかりプレビューできる性能が魅力。
特に見た目がやっぱり良くて、かっこいいブラックボディが男性にはピッタリなカラーでかなりおすすめです。
GoProの動画編集用パソコンを探している方は、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
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ASUS「X571GT-AL280TS」のスペック
この記事でレビューするASUS X571GT (X571GT-AL280TS)のスペックはこのようになっています。
モデル名 | OS | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 液晶 | 端子 | バッテリー | 大きさ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUS X571GT (X571GT-AL280TS)![]() | Windows 10 Home 64bit | Core i7-9750H(2.6GHz) | GeForce GTX 1650 (4GB) | 16GB | 512GB(SSD) | 15.6インチフルHDノングレア (1920 x 1080) | USB2.0 x 2 USB3.0 x 1 USB-C x 1 HDMI x 1 SD x 1 | 6.0時間 | 359 × 248 × 21.9mm | 2.2kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見てみると、どれも十分なスペックを備えています。
モデル名 | CPU | GPU (グラフィックボード) | メモリ容量 | ストレージ | 液晶 |
---|---|---|---|---|---|
ASUS X571GT (X571GT-AL280TS)![]() | ○ Core i7-9750H(2.6GHz) | ○ GeForce GTX 1650(4GB) | ○ 16GB | ○ 512GB(SSD) | ○ 15.6インチフルHDノングレア (1920 x 1080) |
こうしてみると基本的なスペックをしっかりと兼ね備えていて、普段の作業から快適に使えるようになっています。
例えばブラウザ(Google Chromeなど)で、タブをいっぱい開くことが多い人は、メモリが多いほど快適に使えます。
僕もタブを開きまくって作業することが多いですが、メモリが16GBなので安心。
またストレージ容量がSSD512GBになっているので、読み書きが高速で普段のデータのやりとりも快適にできそうです。
特にGoPro動画は容量も多いので512GBあれば安心ですし、読み込みも速ければ待つ時間も少なくなりますからね。
- ブラウザでタブを開きまくる → メモリが16GBなので安心!
- パソコンに動画を保存 → SSD512GBでしかも高速!
これだけあれば、GoProでの動画編集が快適にできるなと安心して使うことができます。

外観
ASUS X571GTは、黒のボディがとてもスタイリッシュな印象です。

見た目がスタイリッシュで、ブラックボディがとても印象的でカッコイイ。

ただ単純に真っ黒というわけでなく、落ち着いた黒なので男性だけでなく女性にも好まれそうな感じですね。

手触りもよくて、サラッとした感じが気持ちいいです。

サイズ・重さ
ASUS X571GTのサイズは、折り畳み時で約359 × 248 × 21.9mmと、14型のノートパソコンと同等のサイズ感になっています。

重さは約2.2kgとかなり軽量化されていて、男性なら片手で持っても余裕がある重さなので、持ち運びもしやすいですね。

これならどこにでも持ち運んで、いつでも動画編集ができる環境を作れるので動画編集者にとってはかなり使いやすいなと思います。
ディスプレイ・スピーカー
ASUS X571GTのディスプレイは、15.6型フルHD(1920 × 1080)のノングレア液晶で視野角が広く反射しにくいのが特徴です。

斜めからみても見やすくて、試しに撮影してみるとこんな感じ。

さらに横から見てみたのがこちら。

しっかりと見やすくなっているのがわかるかと思います。
ディスプレイ周りのベゼルが7.4mmと狭く作られていることで、画面が大型化されています。実際に使ってみても画面が大きく感じるので、ベゼルが細いのはかなり大切な要素ですね。

この極細ベゼルのおかげで14型のノートパソコンと同等のサイズで、15.6型の大きめのディスプレイを搭載することができています。

動画編集では画面の大きさがとても重要なので、15.6型のディスプレイを搭載してくれたのはかなりありがたいですね。
裏面はこのような感じ。

スピーカは普通なので、音質に関しては期待しないようにしましょう。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド
キーボードは15.6型なだけあって、使いやすい配置となっています。

- キーストローク:約1.5mm
- キーピッチ:約19mm
キーボードには小さめながらもテンキーが搭載されて、数字などに関してもかなり打ちやすい印象。

タッチパッドも大きくて使いやすく、使っていての不満はまったくありません。

右上に指紋認証センサーがついていて、パスワードの入力の手間が省けるのは意外と便利です。

実際に手を置いてみるとこんな感じです。

指紋認証でログインはスムーズにできて、動画編集ではショートカットキーも打ちやすいので、使い勝手はかなり良いですね。
端子
ASUS X571GTの端子構成は、このようになっています。
- USB2.0 x 2
- USB3.0 x 1
- USB-C x 1
- HDMI x 1
- SD x 1
まずボディ左側はこのようになっています。
- 電源端子
- LANケーブルスロット
- HDMI
- USB3.0
- USB-C
- マイク端子・ヘッドフォン端子

こちらに高速のUSBスロットがついているので、素早く転送をしたいときはこちら側に接続するようにしましょう。
ボディ右側はこのようになっています。
- USB2.0 × 2
- SDカードスロット

こちらにUSB2.0がついてるので、古い機器はここに接続するといいですね。

ASUS「X571GT-AL280TS」で動画編集
ここからは実際にASUS X571GTで、動画編集をしてみました。
僕が動画編集機能で大事にしているのが、プレビューがちゃんと動くかどうかです。
動画編集をしている中では、エフェクトやトランジションなどがどのようになっているか、その場で確認しながら作業するのがかなり重要です。
しかしスペックの低いパソコンでは、プレビューがカクカクしてリアルタイムで確認ができないことが多く、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
なので動画編集マシンでは、リアルタイムでのプレビューがちゃんと動作するかどうかが大切。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProで撮影した映像がちゃんとプレビューできるかを重点的にチェックしています。
まず結果だけまとめたのがこちらになります。
4K60fps | |
---|---|
4K60fps (エフェクトあり) | |
1080p240fps | |
1080p240fps (スローモーション) | |
After Effects | |
総合評価 |
GoProで撮影した4Kp60fps動画を編集

実際に4K60fpsの動画を編集してみたのがこちらです。
画質を変えながらプレビューしてみましたがどの画質でも滑らかに動いてくれていて、画質も1/4だけでなくフル画質でも快適に動いてくれます。
ただ15回中1回くらいは1/4でもカクカクすることがあって、これは正直原因がわかりませんでした。他の処理もしていたわけではないのですが、ホントたまにもたつきが出るときがありますね。
さらにズームエフェクトと調整レイヤーでカラー補正をかけてみましたが、プレビューはフル画質でも滑らかに動いてくれます。
一瞬止まったような挙動があるかなと感じることがあります。全体としては滑らかに動いているのですが、一瞬カクッと止まるような感じが入るので、それが少し違和感に感じました。
ただこの程度でしたら十分エフェクトの感じを確認できますし、プレビューとしては問題なく使えますね。すぐに映像の感じをチェックできるので、動画編集マシンとしてはかなり使いやすいなと感じました。
GoProで撮影した1080p240fps動画をスロー編集

続いて、240fpsの高フレームレート素材をプレビューしてみました。
なぜか最初の1/4画質の再生でもたつきが出ているのがわかりますね。もう一度やってみたら問題なくプレビューできているので、一時的な問題なのかなと思います。
他の画質では問題なくプレビューできていて、フル画質では繰り返しやってみても問題なく動いているので、高フレームレート素材も問題なく再生できますね。
次にスローモーション編集は実際に使ってみて、快適にプレビューできるのでとても使いやすかったですね。
特にフル画質でも問題なくプレビューできるので、実際の映像の様子が確認できてめちゃ楽しいですよ。
スローモーションってGoProなら簡単に撮影できますし、それをこうして編集で簡単にできるのはかなり良いなと思いました。
After Effectsで素材作成

最後に動作が重たいことで有名な、『After Effects』の映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちらです。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがある素材ですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
音楽も普通に再生できて編集しながらチェックしていけるので、After Effectsでも快適に使えていることが実感できました。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。


ASUS「X571GT-AL280TS」レビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
ここまでASUS「X571GT-AL280TS」レビューとして、その外観や実際に動画編集をしてみた様子についてまとめてみました。
変なところでモタつくこともありましたが、全体的にはノートパソコンでありながらここまでプレビューが快適にできることには驚きです。
GoProで容量の大きくなりがちな4K60fpsや1080p240fpsの動画もスムーズにプレビューできますし、エフェクトなどの処理を入れてもスムーズにプレビューできるのはかなり使い勝手が良いですね。
またAfter Effectsのプレビューはデスクトップパソコンでも重たくなることがある中で、今回のチェックではそういったことが一切なかったので、これなら映像素材の作成にもちゃんと使えるので安心です。
ASUS X571GTなら、Adobeの編集ソフトを駆使した動画編集も快適にできるので、自信を持っておすすめできるパソコンです。
ブラックボディの見た目もかなり良い感じでGoProとの相性も抜群なので、気になった方はぜひ使ってみてくださいね。
どうも、ナシタカ(@ehicalog)でした。

モデル名 | OS | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 液晶 | 端子 | バッテリー | 大きさ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUS X571GT (X571GT-AL280TS)![]() | Windows 10 Home 64bit | Core i7-9750H(2.6GHz) | GeForce GTX 1650 (4GB) | 16GB | 512GB(SSD) | 15.6インチフルHDノングレア (1920 x 1080) | USB2.0 x 2 USB3.0 x 1 USB-C x 1 HDMI x 1 SD x 1 | 6.0時間 | 359 × 248 × 21.9mm | 2.2kg |


