どうも、動画編集用ノートパソコンにこだわりのあるナシタカです。
動画編集では必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地に関しては実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoProの動画編集をしてみることで、パソコンの使いやすさがどんなものかを検証しています。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイター向けのパソコン『DAIV 4N』をお借りして実際に使ってみた様子をレビューしています。

シルバーのキレイめなカラーがスタイリッシュなデザインで、14型のコンパクトなサイズ感で持ち運びがしやすいマシン。
それでいてCore i7&GeForce GTX 1650Ti(4GB)のスペックを備えており、GoProの5.3Kの動画も快適に編集できるパフォーマンスが魅力。
Premiere2022を使った動画編集はプレビューが快適にできますし、After Effects2022も同じように快適に作業ができます。
GoProの動画編集用パソコンを探している方は、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けのノートパソコンシリーズとなっていて、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など目的別にたくさんのモデルが用意され選びやすいのが特徴です。
GoProの動画編集用パソコンを探すなら、このDAIVシリーズから探しておけば間違いありませんよ。
マウス DAIV 4Nのスペック
DAIV 4Nのスペックがこちらになります。
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7 (2.8GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB (SSD) |
液晶 | 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 11.0時間 |
大きさ | 約323.9 × 225 × 19.2mm |
重さ | 1.43kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見てみると、このようになっています。
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-1165G7(2.8GHz) |
GPU | ○ GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ○ 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
14型ディスプレイ&1.5kgを切る重さというコンパクトボディでありながら、動画編集もこなせるスペックを備えているのが魅力。必要十分で持ち運びに適したマシンとなっています。
外観
DAIV 4Nはシルバーカラーのスタイリッシュな雰囲気。光の当たり方でグレーっぽい感じが際立つので、思っていたよりも落ち着いた感じがします。

サイズ・重さ
DAIV 4Nのサイズは、折り畳み時で約323.9 × 225 × 19.2mmと、14.0型のコンパクトなサイズ感となっています。

コンパクトサイズのおかげで重さが1.43kgと軽く、片手でも余裕がある重さで持ち運びのしやすさが特徴ですね。

これだけ軽いボディに動画編集が安定してできるスペックを備えているのは正直驚きです。
バッテリー
付属品のACアダプターは282gと軽く、他のDAIVシリーズのものと比べても持ち運びしやすくなっています。

手で持ってみたのがこちら。他のモデルよりも大きさもかなり小さくなっています。

実際に何度か持ち運んでみましたがACアダプターがコンパクトで持ち運びしやすく、これならリュックに入れても移動しやすいです。
ちなみにUSB-CポートはPD充電に対応しており、90W以上の電力があれば充電が可能。対応の充電器があるならそちらを使ってもOK。
バッテリー持続時間は11時間となっていますが、僕が動画編集をフルで作業してみると大体1時間ほどが限界です。
ただバッテリーでの作業でも編集作業自体はとてもスムーズだったので、外でも安心して作業ができますよ。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 4Nは14.0型 フルHD(1920 x 1080)のノングレア液晶。しかし14型といっても画面は広く感じるのが特徴です。

それがナローベゼルのおかげで、14型とは思えない画面サイズを実現しています。

広色域な液晶パネルを採用し、豊かな色合いも表現することができるようになっています。コンパクトなノートパソコンといっても侮れません。

実際の動画編集画面を見てみるとこんな感じ。After Effectsではウインドウが多いのでスペース自体は狭くなりがちです。

特にレイヤーが増えてくると作業スペースが見にくくなるので、プレビュー画面との割合をうまく調節していくのがポイントですね。

裏面はこのような感じ。ファンがついてるのがわかりますが、負荷のかかる作業をするとけっこう熱くなります。

スピーカーは普通なので、音質に関しては期待しないようにしましょう。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド

キーボードの情報がこちら。コンパクトなボディのためテンキーはありませんが、その分キーピッチを広めにとっているのがわかります。
- キーストローク:1.2mm
- キーピッチ:19.1mm
僕は普段キーピッチが狭めのキーボードを使っているので、タイピングでは少し違和感がありました。慣れるのに少し時間がかかりそうだなと。
タッチパッドもしっかりと広さがありますが、たまにクリックがしにくい感じが。特に左下隅の方は他のモデルに比べてクリックが認識されないときがあります。

押し込みの硬さは慣れれば問題ないですが、コツを掴むまで何度かクリックできないときがありました。
端子
DAIV 4Nの端子は、このようになっています。
- USB3.0 x 2
- USB3.1 x 1
- Thunderbolt4 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI x 1
- カードリーダー
- LAN端子
まずボディ左側はこのようになっています。

- セキュリティスロット
- LAN端子
- USB3.0
- カードリーダー
- Thunderbolt4 (ディスプレイ出力と共用)
ボディ右側はこのようになっています。

- ヘッドホン端子
- USB3.1(Type-C)
- USB3.0
- HDMI
- 電源ボタン
- 電源接続部
後面にはなにもなく左右でわかれています。必要な端子は揃っており使いにくさは全くありません。
マウス DAIV 4Nで動画編集

実際にDAIV 4Nで動画編集をしてみましたが、僕が動画編集機能で大事にしているのが『プレビューがちゃんと動くかどうか』です。
動画編集をしている中でエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながら作業するのがとても重要。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProで撮影した映像がちゃんとプレビューできるかを重点的にチェックしています。
Premiere2022とAfter Effects2022で確かめましたが、結果だけまとめたのがこちらになります。
Premiere(2022)でGoPro HERO10で撮影した5.3K60fps動画をプレビュー
まずPremiere2022でGoPro HERO10 Blackで撮影した5.3Kの動画をプレビューしたのがこちら。
フル画質でのプレビューも滑らかに動いており、まったく問題ありません。カクつくことなく快適に動いているのがよくわかります。
これならGoPro HERO10で撮影した動画もしっかり編集できて撮影が捗ること間違いなし。ファンは大きめに動いており、音が少し気になる感じです。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fpsの動画を複数プレビュー
5.3Kの単独プレビューがスムーズだったので、今度はGoPro HERO10で撮影した5.3K動画を重ねて同時にプレビューしてみました。
上に重ねる動画はサイズを小さくし、中央に表示されるようにしています。これで同時に2本の動画がプレビューできている状態。
一見ちゃんとプレビューできているように見えますが、両方とも動きがカクついています。カメラのパンニングの動きが引っかかるような感じですね。
さすがに2本同時プレビューはカクついてしまいましたが、それでも止まらずに動き続けているのはすごいなと。スペックの良さを実感できました。
ファンは2本同時プレビューではスタートから常にフルパワーで回り始めて音がかなり感じられるので、スペック的にもフルで稼働している状態です。
After Effects(2022)で素材プレビュー
最後に動作が重たいことで有名な『After Effects2022』で映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちら。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
音楽も普通に再生できAfter Effectsでも快適に使えていることが実感できました。ちなみにファンはほぼフルパワーで回っている状態です。
さらにキネポ素材も動かしてみたのがこちら。こちらもカクつきはまったくなく、スムーズにプレビューができています。
作業中のプレビューで一回だけ止まりがちな時がありましたが、それ以外はまったく止まることはありませんでした。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。

マウス DAIV 4Nレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
Core i7&GeForce GTX 1650Ti(4GB)を搭載しており、動画編集マシンとしてのスペックにはとても大満足の仕上がり。
GoPro HEOR10の5.3K動画は快適にプレビューできますし、After Effctsも快適にプレビューできるパワフルな性能を実感できました。
それでいて14型のコンパクトサイズ&1.43kgの重さで持ち運びがしやすく、出先でも作業ができる安定のスペックを備えたノートパソコンに仕上がっています。
価格が15万ちょっとと性能とのバランスも良く、「持ち運びもしたいけどスペックもできるだけ妥協したくない!」という人にはピッタリ。
GoProと一緒に持ち運んでもいいなと思えるサイズと重さなので、旅先などでの動画編集を考えている方はぜひチェックしてみてください!
モデル名 | DAIV 4N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7 (2.8GHz) |
GPU | GeForce GTX 1650Ti (4GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 14.0型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 11.0時間 |
大きさ | 約323.9 × 225 × 19.2mm |
重さ | 1.43kg |
