どうも、動画編集用ノートパソコンにこだわりのあるナシタカです。
動画編集では必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地に関しては実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoProの動画編集をしてみることで、パソコンの使いやすさを検証しています。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイター向けのパソコン『DAIV 4P』をお借りして実際に使ってみた様子をレビューしています。

GoProの動画編集用パソコンを探している方は、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けのノートパソコンシリーズとなっていて、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など、目的別にたくさんのモデルが用意されているので選びやすいのが特徴です。
なのでGoProの動画編集用パソコンを探すなら、このDAIVシリーズから探しておけば間違いありませんよ。
マウス DAIV 4Pのスペック
DAIV 4Pのスペックがこちらになります。
モデル名 | DAIV 4P![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7(2.8GHz) |
GPU | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 14.0型 WUXGAノングレア (1920 x 1200) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 12.0時間 |
大きさ | 約308.8 × 213 × 16.4mm |
重さ | 985g |
ノートパソコンの選び方の基準で見てみると、GPUだけがインテル製で不安が残るところ。それ以外は十分なスペックと言えますね。
モデル名 | DAIV 4P![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-1165G7(2.8GHz) |
GPU | × インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ○ 14.0型 WUXGAノングレア (1920 x 1200) |
14型と小さめなサイズとなっていますが、1kgを切る重さでこれだけのスペックを備えているのはすごいですね。
外観
DAIV 4Pは美しい見た目が特徴。マグネシウム合金ボディを採用しており、見た目の美しさだけでなく軽量性も実現しています。

外観がとてもキレイで、使っていてテンションが上がるくらいにオシャレ。
サイズ・重さ
DAIV 4Pのサイズは、折り畳み時で約308.8 × 213 × 16.4mmとコンパクトなサイズ感となっています。

マグネシウム合金ボディにより重さが985gと軽量化されており、片手で持っても余裕がある重さ。

片手で持っても軽い印象で、これなら女性でも持ち運びが楽にできます。
デザイン性の高さ&軽量ボディはノートパソコンとしては最強の組み合わせです。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 4Pは14.0型 WUXGA(1920 x 1200)のノングレア液晶で、視野角が広く反射しにくいのが特徴。

特にベゼルが狭く作られ、画面占有率が約92%とディスプレイが大きく感じられます。

動画編集では画面の大きさは重要なので、このサイズ感で14型の液晶を搭載しているのは素晴らしいですね。
裏面はこのような感じ。

スピーカーは普通なので、音質に関しては期待しないようにしましょう。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド

キーボードはコンパクトなボディですが打ちにくさは特に感じません。キーピッチに余裕があり、スッキリとした印象を受けます。

- キーストローク:1.2mm
- キーピッチ:19mm
タッチパッドもしっかりと広さがあるので、コンパクトなボディですが使いづらさはありません。

最初はコンパクトなサイズなので打ちにくさがあるかと思っていましたが、実際に使ってみると快適に操作できます。
端子
DAIV 5Pの端子は、このようになっています。
- USB3.0 x 2
- USB3.1 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- Thunderbolt x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI x 1
- カードリーダー
まずボディ左側はこのようになっています。

- セキュリティスロット
- USB3.1
- USB3.0
- カードリーダー
- ヘッドフォン端子
ボディ右側はこのようになっています。

- Thunderbolt4
- USB3.0
- HDMI
- 電源
左右どちらにもUSB3.0があるので、使いやすい配置になっています。
マウス DAIV 4Pで動画編集

実際にDAIV 4Pで動画編集をしてみましたが、僕が大事にしているのが『プレビューがしっかり動くかどうか』。
動画編集の中でエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながら作業するのがかなり重要です。
しかしスペックが低いとプレビューがカクカクしてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProの映像がちゃんとプレビューできるかを重点的にチェックしています。
まず結果だけまとめたのがこちらになります。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fps動画をプレビュー
まずGoPro HERO10 Blackで撮影した5.3Kの動画をプレビューしたのがこちらです。
フル画質プレビューではカクつくことが多く、スムーズな動作は厳しい状態。多いのが再生直後に固まってしまい、そのあとは再生しながらもたまにカクつく感じです。
ただまったく動かないわけではないので、そこは正直驚きました。GPUがインテル製なのは厳しいと思っていたので。
続いて画質を落として1/2で再生してみます。
画質を落とすとほとんどカクつくことなく、スムーズにプレビューできています。これだけしっかり確認できるのは正直予想外。十分動画編集用パソコンとして実用的ですね。
ちなみにファンはプレビューの最初から全力に近い感じで、ほぼフルパワーの回り方ですね。
GoPro HERO9で撮影した5K30fpsの動画をプレビュー
続いてGoPro HERO9で撮影した5K動画をフル画質でプレビュー。こちらは手ブレ補正をオフにしてブレブレの動画を使っています。
フル画質では激しい動きの中でカクつきはたまにありますが、5.3K動画のような開始時のフリーズはありません。むしろ思ったよりもしっかりプレビューできています。
続いて画質を1/2にしてプレビューしてみます。
こちらも1/2画質であればカクつきはまったくなく、スムーズなプレビューとなっています。
そしてファンは5.3Kのときと同様に、ほぼフルパワーで回っている感じです。
GoPro HERO9で撮影した4K60fpsの動画をプレビュー
4K60fpsの動画もフル画質でプレビューしてみました。
4K動画はフル画質でもスムーズにプレビューできており、カクつきはまったくありません。4K動画の編集なら快適にできますね。
ファンはプレビューの最初の方からフルパワーで回りますが、途中から収まったりすることも。何回かプレビューしましたが、3回に1回はファンが止まって余裕が出ている感じがあります。
After Effectsで素材プレビュー
最後に動作が重たいことで有名な、『After Effects』の映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちらです。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
音楽も普通に再生できていて、After Effectsでも快適に使えていることが実感できました。ファンはフルパワーで回り始めるので、スペック的にはフルで動いているようですね。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。

マウス DAIV 4Pレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
5.3Kと5Kの動画はフル画質では厳しいですが、1/2画質なら余裕でプレビューできる性能があります。
それでいて14型という小型&軽量なので、持ち運び用動画編集パソコンとしては最強という印象。正直これだけの性能を持っていることには驚きました。
全体的にファンがフルパワーで回ることが多いので、マシン的にはかなり負荷がかかっているのかなという感じ。動画の書き出し中は他の作業は止めておいたほうがいいですね。
ただコンパクトなボディでこれだけ編集できるのは正直すごいなと。1kg未満の重さで女性でも楽々持ち運びできるのは素晴らしい。
「いつでもどこでも動画編集したい!でもできるだけ快適に編集したい!」。そんなワガママな悩みを解決してくれる、持ち運び優先の動画編集マシンにおすすめです。
モデル名 | DAIV 4P![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1165G7(2.8GHz) |
GPU | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 14.0型 WUXGAノングレア (1920 x 1200) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 12.0時間 |
大きさ | 約308.8 × 213 × 16.4mm |
重さ | 985g |
