どうも、動画編集用ノートパソコンにこだわりのあるナシタカです。
動画編集では必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地に関しては実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoProの動画編集をしてみることで、パソコンの使いやすさがどんなものかを検証しています。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイター向けのノートパソコン『DAIV 5N』をお借りして実際に使ってみた様子をレビューしています。

ダークグレーのような落ち着いた雰囲気のカラーで、大人の感じが漂うデザインが秀逸なマシン。
それでいてCore i7&GeForce RTX 3060(6GB)の高スペックのおかげで、GoProの5.3Kの動画も余裕で編集できるパフォーマンスが魅力です。
特に5.3Kの動画を同時に2本プレビューできるパワフルな性能を持っているので、普段の動画編集も快適にできました。
GoProの動画編集用パソコンを探している方は、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けのノートパソコンシリーズとなっていて、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など、目的別にたくさんのモデルが用意されているので選びやすいのが特徴です。
なのでGoProの動画編集用パソコンを探すなら、このDAIVシリーズから探しておけば間違いありませんよ。
マウス DAIV 5Nのスペック
DAIV 5Nのスペックがこちらになります。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-11800H (2.3GHz) |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型 WQHDノングレア (2560 x 1440) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 6.0時間 |
大きさ | 約355.5 × 236.7 × 20.6mm |
重さ | 1.73kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見てみると、このようになっています。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-11800H(2.3GHz) |
GPU | ○ GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ○ 15.6型 WQHDノングレア (2560 x 1440) |
15.6型の大きめなディスプレイサイズとなっていますが、2kgを切る重さで動画編集にも余裕のあるスペックを備えています。
ちなみにDAIV 5Pと見た目がほとんど同じですが、GPUとディスプレイで差があります。
DAIV 5N | DAIV 5P |
---|---|
GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) | GeForce RTX 3050 Laptop GPU (4GB) |
15.6型 WQHDノングレア (2560 x 1440) | 15.6型 フルHDノングレア (1920 x 1080) |
DAIV 5NのほうがGPU性能が高く、さらに解像度もWQHDというさらに解像度の高いディスプレイとなっています。ただその分値段が6万円ほど高くなっているので、この差をどう見るかがポイント。
性能にこだわりたい&予算に余裕があるならDAIV 5N、コスパ重視ならDAIV 5Pを選ぶのがおすすめです!

外観
DAIV 5Nは外観の落ち着いた雰囲気が特徴。マグネシウム合金ボディを採用しており、スタイリッシュながら軽量化にも取り組んでいます。

深すぎないグレーっぽい黒色となっており、僕の好みにドンピシャ。大人の雰囲気が漂う洗練されたカラーリングが素晴らしいです。
サイズ・重さ
DAIV 5Nのサイズは、折り畳み時で約355.5 × 236.7 × 20.6mmと、15.6型としてはコンパクトなサイズ感となっています。

マグネシウム合金ボディにより重さが1.73kgと軽量化されており、15.6型ながら片手で持っても余裕がある重さ。

このように片手で持っても軽い印象で、これなら女性でも持ち運びが楽。これだけ軽いボディに動画性能が安定してできるスペックを備えているのは正直驚きです。
ただ付属品のACアダプターが重さ850gとかなり重め。本体の約半分の重さなので、持ち運びのときはこれがネックになります。

手で持ってみると大きさと重みが感じられます。

実際に何度か持ち運んでみましたが、このACアダプターが重さと厚みがあり邪魔に感じてしまいます。本体と合わせると約2.6kgになるので、持ち運びには覚悟が必要です。
ちなみにDAIV 5PならACアダプターの重さが約半分の415gと軽いのがポイント。持ち運びを優先するならおすすめです。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 5Nは15.6型 WQHD(2560 x 1440)のノングレア液晶で、視野角が広く反射しにくいのが特徴です。

ベゼルが狭く作られていることで、画面がより大きく感じられます。またWQHDにより画素密度が向上し、より細い部分での表現が可能に。

動画編集では大型&精密なディスプレイにより、細かい部分での確認がしやすく作業が捗ります。
裏面はこのような感じ。ファンがついてるのがよくわかりますが、負荷のかかる作業をするとかなり熱くなります。

スピーカーは普通なので、音質に関しては期待しないようにしましょう。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド

キーボードの情報はこんな感じ。
- キーストローク:1.4mm
- キーピッチ:18.75mm
テンキーもついているので、数字の入力が簡単にできます。

タッチパッドもしっかりと広さがあるので、使いやすく快適に操作できます。

キーボードもタッチパッドも使いやすいので、文字入力もカーソル操作も快適にできます。
ちなみにこのようにカラフルに光ってくれるので、動画編集をしていても気分が上がりますよ。

端子
DAIV 5Nの端子は、このようになっています。
- USB3.0 x 2
- USB3.1 x 1
- Thunderbolt4 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI x 1
- カードリーダー
- LAN端子
まずボディ左側はこのようになっています。

- セキュリティスロット
- USB3.1
- マイク端子
- ヘッドフォン端子
ボディ右側はこのようになっています。

- カードリーダー
- USB3.0 x 2
ボディ後面はこのような配置。ディスプレイ出力系が集中しています。

- Thunderbolt4 x 1(ディスプレイ出力と共用)
- HDMI
- LAN
- 電源
必要な端子は揃っているので、使いにくさは全くありません。
マウス DAIV 5Nで動画編集

実際にDAIV 5Nで動画編集をしてみましたが、僕が大事にしているのが『プレビューがしっかり動くかどうか』。
動画編集をする中でエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながら作業するのがかなり重要です。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態に…。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProの映像がしっかりプレビューできるかを重点的にチェックしています。
まず結果だけまとめたのがこちらになります。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fps動画をプレビュー
まずGoPro HERO10 Blackで撮影した5.3Kの動画をプレビューしたのがこちらです。
フル画質でのプレビューも滑らかに動いており、まったく問題ありません。カクつくことなく快適に動いているのがよくわかります。
これならGoPro HERO10で撮影した動画もしっかり編集できるので撮影が捗ります。ファンはちょっと大きめに動いており、音がほんの少し気になる程度といった感じです。
GoPro HERO10で撮影した5.3K60fpsの動画を複数プレビュー
5.3Kの単独プレビューがスムーズだったので、今度はGoPro HERO10で撮影した5.3K動画を重ね、同時に動かしてプレビューしてみました。
上に重ねる動画はサイズを小さくして中央に配置。これで同時に2本の動画がプレビューできる状態です。
同時プレビューでもまったく問題なく動いており、カクつくことがまったくありません。5.3Kもの高画質動画を物ともせず、快適に編集できますね。
ちなみに3本重ねるとさすがにカクつきが出てくるので、2本が限界。それでもこれだけ快適に動作するのであれば、通常の編集であればかなり快適に作業できますね。
ファンは2本同時プレビューだと、さすがにフルパワーで回り始めます。音と熱風がかなり感じられるので、スペック的にもフルで稼働している状態のようです。
After Effectsで素材プレビュー
最後に動作が重たいことで有名な、『After Effects』の映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちらです。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
音楽も普通に再生できていて、After Effectsでも快適に使えていることが実感できました。ちなみにファンは5.3K動画の再生よりちょっと大きめな感じ。少し負担がかかっているようです。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。

マウス DAIV 5Nレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
落ち着いた雰囲気のカラーが個人的にはとても気に入っており、洗練された雰囲気のデザインでとても魅力的。
それでいてCore i7&GeForce RTX 3060(6GB)を搭載しており、動画編集マシンとしてのスペックにはとても大満足の仕上がりです。
実際に使ってみてもGoPro HEOR10の5.3K動画は快適にプレビューできますし、5.3Kを2本同時にプレビューできるパワフルな性能を実感できました。
ただファンの音が大きめなので、ここは気になるポイント。またACアダプターが重たく本体と合わせて約2.6kgほどになるので、持ち運びでは重みを感じてしまうのも気になりました。
価格が20万を超えてしまいますがそれも納得のスペックを備えているので、性能重視ならDAIV 5Nを選んでおけばまず間違いはありません。
GoPro HERO10で撮影した映像を編集したい人には、安心して作業ができるスペックを備えたマシンなので自身を持っておすすめできます。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-11800H(2.3GHz) |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop GPU (6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型 WQHDノングレア (2560 x 1440) |
端子 | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 Thunderbolt4 × 1 HDMI x 1 カードリーダー |
バッテリー | 6.0時間 |
大きさ | 約355.5 × 236.7 × 20.6mm |
重さ | 1.73kg |
