どうも、動画編集用ノートパソコンにこだわりのあるナシタカです。
動画編集では必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地に関しては実際に使ってみないとわかりません。
そこで実際にGoProの動画編集をしてみることで、パソコンの使いやすさがどんなものかを検証しています。
この記事ではマウスコンピューターのクリエイター向けノートパソコン『DAIV 5N-OLED』をお借りし、実際に使ってみた様子をレビューしています。
15.6型の持ち運べるノートパソコンでありながら、4Kディスプレイを搭載した魅力的なスペックのノートパソコン。
美しいディスプレイのおかげで動画のキレイさが際立つだけでなく、目の負担も減って動画編集作業が快適にできました。
まさにGoProの4K動画を編集するのにおすすめのノートパソコンなので、4K動画の編集がメインの方はぜひチェックしてください。
この記事はメーカー様から商品を貸与いただき執筆しています。
マウスのDAIVシリーズとは?
DAIVはクリエイター向けのノートパソコンシリーズとなっていて、クリエイティブ作業に最適なスペックとして定評があります。
デスクトップからノートパソコンまで、さらに写真編集用や動画編集用など、目的別にたくさんのモデルが用意されているので選びやすいのが特徴です。
なのでGoProの動画編集用パソコンを探すなら、このDAIVシリーズから探しておけば間違いありません。
マウス DAIV 5Nシリーズのスペック
この記事でレビューするDAIV 5Nシリーズはラインナップが2種類あり、スペックをまとめたのがこちらです。
モデル名 | DAIV 5N![]() |
DAIV 5N-OLED![]() |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
Windows 10 Home 64bit |
CPU | intel core i7-9750H (2.6GHz) |
intel core i7-9750H (2.6GHz) |
GPU | GeForce RTX 2060 (6GB) |
GeForce RTX 2060 (6GB) |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型フルHDノングレア (1920 x 1080) |
15.6型4K-UHDグレア(有機EL) (3840 x 2160) |
端子 | USB3.0 x 3 USB-C x 1 Thunderbolt3 × 1 HDMI x 1 Mini Display × 1 SD × 1 |
USB3.0 x 3 USB-C x 1 Thunderbolt3 × 1 HDMI x 1 Mini Display × 1 SD × 1 |
バッテリー | 7.7時間 | 5.4時間 |
大きさ | 359 × 257.8 × 29.9mm | 359 × 257.8 × 29.9mm |
重さ | 2.4kg | 2.4kg |
2つの違いがディスプレイで、それ以外のスペックは基本的には同じです。
- 5N → 2K(フルHD:1920×1080)ディスプレイ
- 5N-OLED → 4K(3840×2160)ディスプレイ
ただバッテリー動作時間だけ4Kディスプレイモデルが5.4時間となり、フルHDモデルに比べると約2時間ほど短くなっています。
それ以外はCPUやメモリ、GPUは同じで、どれも動画編集パソコンとしては十分なスペック。
特にビデオメモリが同型のパソコンで4GBが多い中で、6GBと多くなっているのがポイントです。
マウス DAIV 5N-OLEDのスペック
この記事で紹介するのが4Kディスプレイを搭載している5N-OLEDです。
モデル名 | DAIV 5N-OLED![]() |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | intel core i7-9750H (2.6GHz) |
GPU | GeForce RTX 2060 (6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型4K-UHDグレア(有機EL) (3840 x 2160) |
端子 | USB3.0 x 3 USB-C x 1 Thunderbolt3 × 1 HDMI x 1 Mini Display × 1 SD × 1 |
バッテリー | 5.4時間 |
大きさ | 359 × 257.8 × 29.9mm |
重さ | 2.4kg |
ノートパソコンの選び方の基準ではどれも十分なスペックを備えています。
モデル名 | DAIV 5N-OLED![]() |
---|---|
CPU | ○ Core i7-9750H (2.6GHz) |
GPU | ◎ GeForce RTX 2060 (6GB) |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 512GB(SSD) |
液晶 | ◎ 15.6型4K-UHDグレア(有機EL) (3840 x 2160) |
特筆すべきはこちらのスペックですね。
- CPU:Core i7-9750H(2.6GHz)
- メモリ:16GB
- GPU:GeForce RTX 2060(6GB)
CPUは第9世代のインテル製のi7なので申し分ない性能ですし、メモリも16GBと安心の容量になっています。
さらにビデオメモリが6GBと多く搭載されているため、動画編集の性能がさらに強化されているのがポイント。
これだけのスペックがあれば作業が安心&余裕をもってできます。
外観
DAIV 5N-OLEDは15.6型のノートパソコンでブラックボディに仕上げられています。
シンプルなデザインで天板にはDAIVのロゴが入っています。
ブラックボディがGoProとも相性抜群で、使っていてとてもカッコいい。
サイズ・重さ
DAIV 5N-OLEDのサイズは折り畳み時で、約359 × 257.8 × 29.9mmとなっています。
重さは約2.4kgとノートパソコンとしては少し重めですが、男性なら片手で持っても余裕がある重さ。
これならどこにでも持ち運んでいつでも動画編集ができる環境を作れます。
ディスプレイ・スピーカー
DAIV 5N-OLEDは15.6型4K-UHD(3840 × 2160)の有機ELディスプレイで、鮮やかな映像と想像を超えた美しさを体感できます。
有機ELディスプレイのメリットを簡単にまとめると、
- ディスプレイ自体が発光して色が鮮やか
- より深い黒を表現し、くっきりとしたコントラストの映像を再現
- 液晶よりも軽量&薄型にできる
といったように、メリットがたくさんあります。
実際に使ってみて感じるのが圧倒的なキレイさ。
いろいろなパソコンを使ってきましたが、この有機ELディスプレイは一目見たときからキレイさに驚きました。

このパソコン、液晶がめちゃくちゃキレイ!って興奮しました!
発光することでこれほどまでにキレイな液晶になることに驚き、おかげでディスプレイが見やすくて目の負担が少なくなったのも実感できます。
またディスプレイ周りのベゼルが6.61 × 9.78mmとかなり狭く作られていることで、画面が大型化されています。
このおかげで15.6型の大きめのディスプレイを搭載しつつ、一回りコンパクトなボディへと仕上がっています。
実際のPremiereの編集画面だとこのような感じになります。
タイムラインも大きく表示されノートパソコンでも作業が快適にできます。
After Effectsの編集画面はこのような感じ。
こちらもモニターからタイムラインまで見やすいので、作業はとてもしやすいです。
動画編集では画面の大きさがとても重要なので、15.6型のディスプレイを搭載してくれたのはかなりありがたいですね。
裏面はこのようになっています。
スピーカは普通なので、音質に関しては期待しないようにしましょう。動画編集での確認としては十分です。
キーボード・タッチパッド
DAIV 5N-OLEDのキーボードは、テンキーやクリックボタン分離型のタッチパッドが搭載されています。
- キーストローク:1.8mm
- キーピッチ:18.2mm
キーストロークが1.8mmと若干深めなので、打鍵感があって個人的には打ちやすさを感じます。
テンキーはこのようになっていて、数字の入力が楽にできますね。
タッチパッドはクリックボタン分離型が採用され、物理的にボタンがあるので使いやすさが格段に上がっています。
さらに指紋認証が搭載されているので、パソコンへのログインもスムーズ。
タッチパッドからキーボードまでこだわりが詰まっており、動画編集ではショートカットキーが打ちやすく作業効率が抜群に良いですよ。
端子
DAIV 5N-OLEDの端子がこちら。
- USB3.0 x 3
- USB-C x 1
- Thunderbolt3 × 1
- HDMI x 1
- Mini Display x 1
- SD x 1
まずボディ左側はこのようになっています。
- USB3.0
- ヘッドフォン端子
ボディ右側がこちら。
- USB3.0
- Thunderbolt3
ボディ後ろ側が端子が多くなっています。
- イーサネット端子
- HDMI
- Mini Display x 1
- USB-C
- USB3.0
- 電源端子
このようにあらゆる端子を備えているので、拡張性としては申し分なしですね。
マウス DAIV 5N-OLEDで動画編集
ここからは実際にDAIV 5N-OLEDで動画編集をした様子をお伝えします。
僕が大事にしているのが、プレビューがしっかりと動くかどうか。
動画編集ではエフェクトやトランジションがどのようになっているか、その場で確認しながら作業するのがかなり重要です。
しかしスペックの低いパソコンでは、プレビューがカクついてリアルタイムで確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProの映像がちゃんとプレビューできるかを重点的にチェックしています。
まず結果だけまとめたのがこちらになります。
GoProで撮影した4Kp60fps動画を編集
実際に4K60fpsの動画を編集してみたのがこちらです。
1/4と1/2、フル画質とそれぞれでプレビューしていますが、どれも快適に動いているので確認しやすいのはいいですね。
さらにズームエフェクトと調整レイヤーでカラー補正をかけてプレビューしたのがこちら。
1/4と1/2の画質ではブレビューは問題なくできていますが、問題はフル画質でのプレビューです。
このようにフル画質ではコマ落ちも発生していて、カクカクしてしまっているのがわかります。
ただこの映像はWindowsのキャプチャを利用しているのですが、このキャプチャを使わずに通常再生すると滑らかにプレビューができるんですよ。
なのでキャプチャを同時に起動している分、動作が重くなっているとも考えられるので、通常のプレビューは問題なくできるので安心してください。
GoProで撮影した1080p240fps動画をスロー編集
240fpsの高フレームレート素材をプレビューしてみました。
1/4と1/2、フル画質と、どれもプレビューは滑らかに動いてくれています。
高いフレームレートは負荷がかかりやすいですが、それでも問題なくプレビューできるのはさすがですね。
次にスローモーション編集をしてみたのがこちら。
どの画質もスローモーションは滑らかに動作してくれて、問題なくプレビューできました。
これならスローモーション編集をしても、その場ですぐに映像をチェックできるので作業効率も上がりますね。
After Effectsで素材作成
最後に動作が重たいことで有名な、『After Effects』の映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちらです。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、ノートパソコンでありながら一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
重たくなりがちな映像素材もしっかりとプレビューできるので、映像制作でも快適に作業できるのはいいですね。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。


マウス DAIV 5N-OLEDレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
DAIV 5N-OLEDは4Kディスプレイ搭載モデルですが、そのキレイさは想像以上で作業だけでなく目の負担も軽減してくれます。
見やすい4Kディスプレイのおかげで長時間の動画編集作業も楽にできるようになったのは正直驚きです。
少しでも動画編集作業を快適にしたい方は、間違いなく4Kディスプレイを搭載したパソコンがおすすめなので、ぜひDAIV 5N-OLEDをチェックしてみてくださいね。
モデル名 | DAIV 5N-OLED![]() ![]() |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | intel core i7-9750H (2.6GHz) |
GPU | GeForce RTX 2060 (6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD) |
液晶 | 15.6型4K-UHDグレア(有機EL) (3840 x 2160) |
端子 | USB3.0 x 3 USB-C x 1 Thunderbolt3 × 1 HDMI x 1 Mini Display × 1 SD × 1 |
バッテリー | 5.4時間 |
大きさ | 359 × 257.8 × 29.9mm |
重さ | 2.4kg |

