どうも動画編集大好きナシタカ(@ehicalog)です。
僕は動画編集ソフトはAdobeのPremiere Proを愛用しています。
理由はいくつかあるのですが、特に便利なのがショートカットキーです。
ショートカットキーを自分好みにアレンジして設定することで、動画編集の作業効率が格段に上がります。
なのでこの記事では、
- Premiere Proでよく使うショートカットキー
- おすすめのショートカットキー設定
について紹介します。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
Premiere Proのカット作業でよく使うキーボードショートカット4つ
Premiere Proの作業で繰り返し行う作業といえば、映像素材のカット編集作業ですね。
映像を確認しながら要らない部分を削って、必要な映像を厳選していくわけですが、カット作業は同じボタンの繰り返しになります。
このカット編集を行うときにキーボードショートカットを使うと、作業の効率が爆上がりして動画編集の時間を大幅に減らすことができます。
カット編集でよく使うキーボードショートカットが、こちらの4つです。
リップル削除
Premiereではタイムラインの素材を消去すると、ファイルがあった場所の空白が残ってしまいます。
そうするとこの空白を消すために後ろの素材を前に持ってきたり、空白を削除する手間が必要なんですが、この作業をショートカット一発で行うことができます。
それが『リップル削除』です。
リップル削除を行うと、ファイルと一緒に空白を削除してくれるので手間が減ります。
空白の処理は知らないとけっこうな手間がかかるので、リップル削除を使うと効率が上がります。
編集点を追加
編集点を追加することで、これから紹介するトリミング操作をしやすくなります。
実際に編集点を追加すると、このようにタイムライン上でファイルが分離されます。
例えばここからの映像は使うかどうかわからないときには、とりあえずこの編集点を使いしておくのがおすすめ。
こうしておくと削除するときはそのまま削除できますし、使うとなっても編集点はそのままで大丈夫ですからね。
前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
これを使うと、こちらの画像のように前の編集点から再生ヘッドまでをリップルトリミングしてくれます。
つまり再生ヘッドの左側の素材を、丸ごと削除できるわけですね。
いちいち編集点を追加して削除して、という操作を行うことなく、一気に削除できるので使う頻度はかなり高いです。
次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
これは先ほどとは反対で、再生ヘッドから次の編集点までの素材を一気にリップルトリミングできます。
つまり再生ヘッドから右側の素材を丸ごと削除できるわけですね。
こちらも複数の処理を一気に行えるので、使う頻度は高いです。
Premiereのショートカットキー配置を変えてカット作業の効率を上げる
上の4つを覚えるだけでなく、さらにキー配置を変えてさらに作業効率を上げましょう。
おすすめのキー配置がこちら。
- A:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
- S:編集点を追加
- D:次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
- F:リップル削除
この配置の理由は、左手のホームポジションです。
Macを使うときの左手のホームポジションにキーを配置しているので、違和感なく使うことができるのが特徴。
さらにホームポジションから手を動かす必要もないので、画面を見ながら直感的に操作ができます。
左手はホームポジションでボタン一発で操作ができて、右手はMagic Mouseを持ってスムーズに作業できるのは最高です。
またSキーに編集点を追加することで、ここより左側の削除はA、右側の削除はDと分かりやすくしているのもポイント。
この配置のおかげでキーを確認することなく、映像素材のカット操作ができるので作業効率がかなり上がりますよ。
キー配置の変更はPremiereの設定メニューから変更可能です。
このように項目を検索して選択してから、割り当てたいキーを押すと設定できます。
設定は簡単なので、ぜひやってみてください。
Premiereでのショートカットキーの使い方|まとめ
ここまでPremiereでのショートカットキーの使い方として、おすすめのショートカットとキー配置について書いてきました。
僕の場合は上で紹介した4つのショートカットキーをよく使っていて、これを使う前と比べると作業効率が倍以上になっています。
またショートカットを使いやすいように左手で押せる位置に変更することで、キーを確認することなく直感的に操作可能。
この設定をしてからは編集作業が快適にできるようになったので、家族のための動画編集もより一層楽しめるようになりましたよ。
些細なことかもしれませんが、こうしてキーボードショートカットを駆使することで動画編集の効率は想像以上に変わります。
ぜひ皆さんもこの記事を参考にして、自分にあった作業環境を構築してくださいね。