[e]有給休暇の本来の意味をご存知ですか?

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有給休暇のことご存知ですか?

今回は私が社労士の方から聞いた、有給休暇の本来の意味についてまとめていきます。

私自身は会社の一員としての労働者であり、管理職でもあります。
一般の社員からの目線と上司としての目線から見ると、この有給休暇の問題はかなり難しいですが、今回は有給休暇がどういったものなのかを中心に書いています。

最後に私が今回感じた有給休暇についての意見を綴らせてもらっています。

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労働者の義務と権利

まずは前提として労働者についてのお話をさせて頂きます。

労働者には義務と権利があります。

それが何かというと、
労働者は働く義務があり、休む権利がある
ということです。

ここでポイントなのが、働く事は「義務」であり、休む事は「権利」だというところです。

有給休暇とは?

では有給休暇とはどういったものなのでしょうか?

厚生労働省のHPを見てみると、以下のように記載があります。

一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。
厚生労働省HPより

つまり仕事に疲れてしまった時や体調を崩してしまった時などの、心身に不調があることで無理なく仕事を続けられるように休むことなのです。

ですので、厳密に言うと「旅行のために長期の休みを取る」というのが一般的に行われていますが、本来の有給休暇の意味からすると少しずれてくる訳です。

有給休暇は「義務ではない」

以上から、有給休暇とは労働者の権利ではあるのですが、会社にとっては義務ではないのです。

条件を満たす労働者には規定の日数の有給休暇が与えられるものなのです。
それは正社員でもパートでも関係ありません。

しかし繰り返しになりますが、有給休暇は権利であって義務ではないのです。

有給休暇が取れないのは問題

では義務ではないのだったら、会社は労働者に対して有給休暇を与えなくて良いのでしょうか?

答えは、与えなければいけません。
実際に労働基準法を見ると、基本的に労働者有利の法律ですので、労働環境に関することで会社が訴えられた場合には会社が泣く場合がほとんどなのが現実です。

義務ではないから与えない、と考えることは間違っています。

会社に敬意を払う

だからと言って、権利を主張するあまり有給休暇を無理に取ろうとすることは問題です。

会社である以上、業務を止める訳には行きません。職場の同僚にも迷惑をかけることになり、ご自身の評判などにも影響が出てきてしまうことでしょう。

会社の一員であるなら、有給休暇を与えてくれる会社にも敬意を示すことが大切です。

会社と労働者。
双方が納得して有給休暇を取ることができる仕組みを作ることが大切です。

そのために必要なのが有給休暇のルール作りです。

有給休暇のルールを整備する

有給休暇の取得方法に関しては、その会社でルールを決めることができます。

会社の状態に合わせたルール

業種や時期によっても必要な人員などは変わってきますので、職場環境に合わせたルールを決めることで、会社も労働者も分かりやすくなります。

例えば、私は現在デイサービスという介護施設の管理者をしています。

介護施設の場合は「人員基準」というものがあり、特定の役割をする方が何名以上必要などというのが定められているので、その通りに人員を確保しなければいけません。
この人員基準を違反すると運営が停止になってしまうので、有給休暇のルールとしてはこの人員基準が守れない場合は日にちを変えてもらうなどの対応策をお願いしています。

このように会社の状態に合わせて有給休暇を取得する際のルールを整備し、労働者にルールを守った上で有給休暇が取るようにしていくことが大切です。

長期の休みは事前に相談

そして、このルールで重要なのが「長期の休みをとる場合」です。何日以上連続で休暇をとる場合は、1日単位で取得する場合よりも2週間〜1ヶ月前には申請するように決めているところも多いです。

会社としては「時季変更権」といって、業務上止むを得ない場合は時期を変更してもらうことができる権利があります。

旅行に行くなどの計画を立てている場合は早くから相談し、休みの計画に支障が出ないようにしましょう。

まとめ

ここまで有給休暇についてまとめてみます。

  • 労働者は働く義務があり、休む権利がある
  • 条件を満たせば正社員やパートに関係なく所定の有給休暇を取ることができる
  • 有給休暇が取れないことは問題となる
  • 会社のルールに則ってお互いが納得して取得できる環境を整備する

特にパートやアルバイトでは有給休暇がもらえないと勘違いしている方が多いですが、休む権利はしっかりとありますので日数については職場で確認してみてください。

有給休暇がしっかり取れる職場

有給休暇について調べると、「取れないのは違法だ」とか「辞めるなら有給休暇は全部消化すべき」とか色々な意見がネットでは交わされています。

しかし、本来の意味を考えると会社は業務を止める訳にはいかないのですから、辞める場合などは引き継ぎの問題もあって全てを消化することは難しいこともあります。

ただ、そういった理由がなく有給休暇を取らせないのは問題です。
職場風土として有給休暇が取りにくい、他の人に迷惑をかける、そもそも有給休暇について知らされていないこともあります。

事実私がアルバイトをしていた際はかなり勤務に入っていましたが有給休暇について教えてもらったことはありませんでした。

大手の会社は別として人員が限られる中小企業などでは、有給休暇が取れない環境にあることが問題です。

経営者も労働者の考えの違い

私は中間管理職ですので、経営的な立場と労働者としての立場とのギャップにやきもきしています。

労働者としては、当たり前ですが有給休暇を取りたいです。
しかし、経営的な面から見ればそのためには余剰人材を確保することが必要になるので、当然利益は落ちます。すると、結果労働者へ還元できる金額も減ってしまう訳です。

人材を最も大事にしたい

そこで私がいつも感じるのが、人が最も大事だということです。
中小企業では人材の確保が難しい面もあり、優秀な人材を獲得できたとしても待遇に問題があれば定着をさせることは難しいです。

利益追求が悪いわけではありません。
しかし、まずは労働者が安心して働ける職場環境が一番ではないでしょうか?

いくら給与が良くても身体を壊すほどの激務となれば、仕事を続けることは難しいです。

まずは仕事を続けやすい環境を作り上げることが、会社の成長として一番大切なんだと思います。

大手にはできない、中小企業ならではの職場環境というものを模索したいというのが中間管理職である私が最近思うことです。

有給休暇をしっかり取れれば、病気になった時も無理に働くことはないですし、リフレッシュしながら仕事も出来ますし、自然とモチベーションが溢れてくるはずです。

自分にとって体調が常にベストで働ける環境を作り上げたいです。
そのために有給休暇の制度を整備することが大事だなと実感しています。

有給休暇を消化し、リフレッシュした状態で仕事に打ち込めるようにすることで、仕事をさらに好きになることが出来そうです。
私は管理職として部下が働きやすい環境を整えることが大事な仕事ですので、こういった有給休暇をしっかりと取れる職場環境を作ることが最大の目標であり、大事なことだと今回改めて感じました。

以上、ナシタカ(@ehicalog)でした!

from するぷろ

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