AKASOから登場したアクションカメラBrave7 LEをレビューしています。僕が愛用しているGoPro HERO8 Blackと比較しながら動画と写真性能を詳しくみていきます。
どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoPro大好きな僕ですが、今回はAKASOから商品を提供頂いたので、GoProと比較しながら紹介させてもらいます。
今回紹介するのが、AKASO Brave7 LEです。
4K&2000万画素で撮影できるスペックがあり、豊富なアクセサリーがセットになっているのが特徴。
これだけの充実した内容でありながら、値段が15,000円とかなりのお買い得になっています。
実際にGoProと比較してみるとさすがに映像と写真のキレイさは及ばないものの、この値段でここまでのクオリティで撮影できることに素直に驚きました。
GoProだと高すぎるけど、遊べるアクションカメラが欲しい!という人にはかなりおすすめなので、実際にHERO8 Blackと比較してみて僕が思ったことを紹介していきますね。
AKASO Brave 7 LEの外観
AKASO Brave7 LEは大きさが62 × 42 × 32mmとなっており、まさに手の平サイズ。重さはバッテリー含めて127gとなっています。
GoPro HERO8 Blackと比べると幅と高さは少し小さめで奥行きが少しあるくらい。持ち運びがしやすく、アクションカメラとしての使い心地は申し分なし。
前面にはデュアルスクリーン用のディスプレイがついており、これが1.4インチと大きめなのがいいですね。自撮りするときも映像の確認がしやすくて重宝します。
底面にはバッテリードアがついており、その隣には三脚穴がついています。つまりフレームなしで三脚にセットできるので、余計なアクセサリーが必要ないのが便利なところ。
サイドドアがかなり硬く、指だけでは開けらない状態。ここは個体差があるかもしれませんが、開けたいときにはかなり苦労します。
僕は爪楊枝のような先端が尖ったものを隙間に挿し、てこの原理で毎回開けている状況。使い勝手は微妙ですが、その分普段の撮影で勝手に開くことはないので、変な安心感がありますね。
端子はミニHDMIとmicroUSB端子があり、ここにケーブルを繋いで充電ができます。
反対側には電源ボタンがあり、電源のオンオフはこのボタンで行います。起動速度はまあまあ早い感じ。
上側にはシャッターボタンとモードボタンがあります。
全体的にはコンパクトなサイズ感でありながら、ボタン操作もしやすくなっています。
AKASO Brave 7 LEのスペック
AKASO Brave7 LEのスペックをまとめたのがこちら。HERO8 Blackと比較してみました。
機種名 | ビデオ | 写真 | タイムラプス | ハイパーラプス | スローモーション | ループ撮影 | タッチスクリーン | デュアルスクリーン | バッテリー容量 | 防水機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Brave 7 LE |
4K30fps | 2000万画素 | ○ 4K | ○ 2~15倍速 | 1080p120fps | ○1~5分 | ○ | ○ | 1350mAh | 1m |
HERO8 |
4K60fps | 1200万画素 | ○ 4K | ○ 2~30倍速 | 1080p240fps | ○5~120分 | ○ | ○ | 1220mAh | 10m |
ポイントがこちらになります。
前面ディスプレイ搭載
AKASO Brave7 LEの特徴は、なんといっても前面ディスプレイを搭載していることです。
GoPro HERO8 Blackにはない前面ディスプレイを搭載しているので、自撮りがしやすいのはかなり使いやすい。
上側にあるモードボタンを長押しすることで、後面ディスプレイと切り替えて表示することができます。
思ったよりもキレイなので、これならどんな風に映っているか確認しやすいので、自撮りが多い方にはかなり役立つ機能ですね。
前面ディスプレイを搭載しているアクションカメラはまだ多くないので、これがあるだけで買いの機能ですね。
撮影機能が豊富
AKASO Brave7 LEは撮影機能がたくさん備わっており、ざっとこのようになっています。
- 動画
- 静止画
- タイムラプス
- ハイパーラプス
- スローモーション
- ループ撮影
価格から考えるとこれだけの機能を備えたカメラは他になく、ループ撮影機能でドライブレコーダーとして使ったりと様々な撮影で活用できるのが強みです。
できることが多いと、それだけ様々なシーンの撮影で使えるので、使う側としてはありがたいですからね。
バッテリー容量が多い
バッテリー容量が1350mAhとGoPro HERO8 Blackのバッテリーより多いので、より長く撮影することができます。
アクションカメラはバッテリーが持たないのが弱点ですが、AKASO Brave7 LEなら少し余裕を持って撮影ができるのはありがたい。
また最初からバッテリーが2つと充電器まで付属しているので、至れり尽くせりのセット内容が素晴らしい。これならサブバッテリーと合わせて安心して撮影ができます。
防水機能が1m
注意が必要なところとしては、防水機能が1mと低めなところ。付属の防水ケースを使えば40mまで対応しますが、そうなると音声がこもりやすくなってしまうデメリットが…。
またプールでの撮影でも、うっかり深いところで落としてしまうと1mを超えてしまうことも十分考えられます。
水辺ではハウジングを使わないように水深にはかなり注意するか、音声を犠牲にして防水ケースを装着するかしっかりと判断することが大切です。
AKASO Brave 7 LEの撮影機能をGoPro HERO8 Blackと比較
ここからはAKASO Brave7 LEで実際に撮影をしてみました。
動画
こちらがAKASO Brave7 LEで撮影した映像になります
手ブレ補正のレベルでみると、AKASO Brave7 LEは歩行まではまだいけるかなというレベルでしたが、ジョギングからダッシュとなるとブレがより顕著に出てしまいました。
歩きがメインの撮影ならまだしも、子どもの撮影などで動き回りながらの撮影を考えると、正直この手ブレ補正ではすべての撮影を1つでやるのは厳しいなという印象。
映像自体はなかなかキレイで自然な色合いになっています。僕は鮮やかな色合が好きなので物足りない感じがしますが、他のカメラとの色味は合わせやすそうですね。
映像の感じからもメインのカメラというよりは、サブとしてアクションカメラの良さを活かすような撮影で使うのがおすすめです。
写真
AKASO Brave7 LEは2000万画素での撮影が可能で、実際に撮影したのがこちらです。
2000万画素はなかなかキレイで、色合いも自然な感じで撮影できています。ただGoProと比べると少しボヤッとした印象ですね。
次に逆光で撮影してみました。
逆光では暗いところが潰れてしまい、描写ができなくなっているのがわかります。HDRが効いていないので、太陽の向きは要チェックで撮影に望みましょう。
タイムラプス
AKASO Brave7 LEで撮影したタイムラプス写真がこちらになります。
AKASO Brave7 LEで撮影した4Kタイムラプス pic.twitter.com/GWcvHcbm5G
— ナシタカ@GoProブロガー (@ehicalog) October 17, 2020
風がいい感じにあったので、雲の動きもしっかりと出ていていい感じですね。4Kで撮影できますし、気軽に撮影できるのがありがたいですね。
AKASO Brave 7 LEの価格はかなりお得
ここまで充実した撮影機能について紹介しましたが、AKASO Brave7 LEの魅力はその価格にあります。
セット内容に10種類のアクセサリーが付属しており、さらには予備バッテリーと充電器までついている充実のセット内容。
これで価格が約16,000円と、GoProの1/3の値段で買える驚きの値段を実現しています。正直これほど充実した機能とセット内容でこの値段は、GoProユーザーの僕にとっては信じられません。
あとは自撮り棒とmicroSDカードを買い足すだけで良いので、お財布にも優しい高機能なアクションカメラになっています。
このセット内容と値段なら、サブカメラとしてのアクションカメラにピッタリですね。
AKASO Brave 7 LEレビューまとめ
AKASO Brave7 LEは正直GoPro HERO8 Blackと比較すると、映像や写真のキレイさでは劣ってしまっています。手ぶれ補正も歩き以外はブレが目立ってしまい、撮影時にはかなり気を使わないといけない印象です。
ただ値段から考えると、これだけの機能を備えているのはとても素晴らしいです。GoProの1/3以下の値段でタイムラプス撮影もできますし、この価格帯では他にない前面ディスプレイがついているので自撮りも簡単にできますからね。
またアクセサリーが充実しているのが最高で、複数のマウントパーツに2つのバッテリーと充電器までついている至れり尽くせりのセット内容となっています。
値段からは考えられないくらいのお得なセット内容で、まさにコスパ抜群のアクションカメラ。メインカメラよりもサブカメラとしてアクションカメラを使ってみたいという人におすすめになっています。
防水を生かして普段では撮影できない映像を楽しめるので、気になる方はぜひ試してみてください。