どうも、動画編集大好きナシタカです。
最近はiPhoneやアクションカメラの動画性能がかなり上がり、動画撮影をする機会が増えてきました。
特にGoProは5.3Kという圧倒的な解像度を誇るので、ある程度のスペックを備えたノートパソコンでないと、動画編集が快適にできません。
そこで、この記事ではGoProの5.3K動画編集におすすめのノートPCの選び方から必要なスペックをまとめつつ、最適なPCを紹介しています。
先におすすめのパソコンを知りたい方は、動画編集におすすめのクリエイターノートPCをどうぞ。
GoProの5.3K動画編集向けノートPCを選ぶ2つのポイント
GoPro動画編集用PCを選ぶ上で知っておいてほしいのが、こちらの2つになります。
OSの違い(WindowsかMac)
OS(オペレーティングシステム)は、大きく『Windows』と『Mac』の2つに分けられます。
この2つはファイル操作やアプリの種類などで違いがありますが、自分の好きな方や使い慣れている方を選べば大丈夫。
ただ、PCゲームも一緒に楽しみたい人はWindows一択です。Macでは未対応のゲームが多いため、プレイできないゲームがたくさんあります。
自分が気に入っているものを使ったほうがテンションが上がりますし、なにより愛着も湧いてきます。
使用する動画編集ソフト
使用する動画編集ソフトで必要スペックが大きく変わります。有名なものがこちらの3つなので、ここから選ぶと間違いありません。
- DaVinci Resolve → 色調整がしやすい&無料
- Final Cut Pro → 動作が軽い&買い切り
- Premiere Pro → 高機能&仕事向け
Final Cut ProはMac限定なので、Windowsの方は使えないことに気をつけましょう。
詳しくは▼GoProにおすすめの動画編集ソフトをどうぞ。
GoProの5.3K動画編集向けノートPCに必要なスペック
動画編集に必要なスペックをまとめたのがこちらです。
CPU | Core i7 / Ryzen 7以上 |
---|---|
GPU | GeForce GTX 4050以上 |
メモリ | 32GB以上 |
ストレージ | 512GB (SSD) |
ディスプレイ | 15インチ以上 |
解像度 | フルHD(1920 x 1080)以上 |
CPUはパソコンの頭脳
まず抑えておきたいのが『CPU』。これはノートパソコンの頭脳にあたるもので、ここがかなり重要なポイント。
特に編集ソフトのシェアNo.1の『Adobe』は、CPUの性能で動画編集効率が決まるといっても過言ではありません。
さらに動画の書出速度に最も影響を与える部分なので、書出速度にこだわるなら最重要なパーツでもあります。
CPUには大きく2種類あります。
- インテル社 → Core iシリーズ
- AMD社 → Ryzenシリーズ
どちらも7以上あると、動画編集効率が驚くほど高くなります。特に4K動画を編集するなら、必須のレベル。
- Core i5 & Ryzen 5 → フルHDの動画編集
- Core i7 & Ryzen 7 → 4K以上の動画編集
- Core i9 & Ryzen 9 → After Effectsなども加えた編集
GoProで言えば5.3K解像度があるため、CPUの性能は高いほど動画編集も快適になります。
特に5.3Kの動画を複数編集するとなると、想像を超える負荷がノートパソコンにかかるので、予算が許す限りはCPUにお金をかけるのがベスト。
GPUはグラフィック性能
GPUはグラフィック性能に関わる部分で、映像処理に関係します。
GPUには大きく2種類あります。
- 内蔵GPU(iGPU)
CPUに埋め込まれたもの。軽くなるが、性能は低め。フルHD編集向き - 外部GPU(dGPU)
独立して取り付けられたもの。重くなるが性能は高い。4K以上の編集向き。
内蔵GPUの代表格が『intel iris xe グラフィックス』。パソコン自体が軽くなるメリットはありますが、その分性能は低めになります。
以前は値段も安かったんですが、今では価格差がなくなっているので、あえて選ぶメリットは少ないです。
内蔵されることでパーツ自体が軽くなり、「性能よりも軽いパソコンが良い!」といった方に向けたGPUですね。
別の記事にもintel iris xe グラフィックスについて詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください。
一方外部GPUの代表格が『Geeforce RTXシリーズ』。独立して取り付けられており、重くはなりますが、その分性能は申し分なし。
ただ映像に関わるからといってGPUを優先し、CPUなどをケチってしまうと、動画編集効率がまったく上がらないことが多いです。
全体の性能はCPUによって決まるので、いくらGPUが高性能でも、その性能を引き出すCPUがイマイチではパワーを発揮できないというわけ。
GPUに合わせて、必ずCPUも高性能なものを選びましょう。
メモリ(RAM)は一時保存スペース
メモリはデータを一時的に保存する場所で、特に動画を書き出しながら資料を確認するなど、複数の作業を同時にしたいときに役立ちます。
メモリが少ないと、せっかくの高性能なCPUのパワーを引き出せず、「思ったよりも効率よくできない」という事態に……。
- 16GB → フルHDメイン。4K動画を書き出し中はなにもしない
- 32GB → 4K動画を書き出しながら、他の作業も並行してやりたい
最低でも16GBはないと、編集編集では使いづらくなります。
また動画編集だけでなく、書き出しながら他の作業もすることがあるなら、さらに32GBあると安心。
最近は16GBがスタンダードになっているので、4K以上の動画を複数編集したいなら、32GBを選びましょう。
ストレージは動画データを保存する場所
ストレージはデータを保存できる容量のこと。大きく2種類あります。
- HDD → 容量が多く価格は安いが、読み書きのスピードは遅い
- SSD → 値段は少し高いが、衝撃に強く、読み書きのスピードが速い
動画編集ノートパソコンなら、メリットの多いSSD一択。
あとは容量がいっぱいになると、パソコンに負荷がかかって効率が落ちるので、最低でも500GBは欲しいところ。
データ量が多い4K動画をたくさん扱うなら、1TBあると安心です。
ただ今では大容量のポータブルSSDもたくさん出ているので、そこにデータを預けるようにすれば、そこまでストレージ容量にこだわる必要はありません。
むしろ動画編集のたびに撮影データは増えていくので、使わなくなった動画はノートパソコン以外の場所に保存しておけるのが理想的です。
ディスプレイは作業効率に繋がる
動画編集ノートパソコンのディスプレイには、大きく2つのポイントがあります。
- サイズ → 大きいほど見やすく作業しやすいが、持ち運びしづらくなる
- 解像度 → 表示の細かさ。解像度が高いほど、細かい部分もキレイに見える
サイズは2種類に分かれます。
- 14型 → 持ち運びやすく、作業スペースもまあまあ。
- 16型 → 作業スペースは最高だが、大きくて持ち運びにくい
自分が重視するポイントによって、どれを選ぶかが変わります。
持ち運び重視なら14型、作業効率が最優先なら16型を選びましょう。
解像度で表示を広げる
解像度も大きく2種類に分かれます。
- フルHD(1920×1080) → 一般的な解像度。費用も抑えめ
- 4K(3840×2160) → 4K以上の映像に最適。値段も高め
解像度が大きいほど、細かい部分がよりキレイに見えるので、細部までこだわって編集が必要なときには助かります。
ただYouTubeなどはフルHD画質でも十分なものが多いので、映像のキレイさにこだわらないのであれば、フルHDで十分。
最近は間にあたるWQXGA(2560×1600)などもあり、バランス重視の選択肢も増えています。
GoProの5.3K動画編集におすすめのクリエイターノートPC
必要スペックから僕がおすすめする、コスパ優秀なクリエイターノートPCがこちらの5つです。
製品名 | 定価 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 液晶 | サイズ | 重さ | 端子 | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mouse DAIV Z6 (I9G70SR-A) | 359,800円 | (13900H) | Core i9RTX 4070 | GeForce32GB | (SSD) | 1TB16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | USB3.0 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI SD | 15.5h |
mouse DAIV Z6 (I7G60SR-A) | 289,800円 | Core i7 (13700H) | GeForce RTX 4060 | 32GB | (SSD) | 1TB16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | USB3.0 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI micro SD | 16.0h |
Lenovo Legion 7i | 229,900円 | Core i7 (14700HX) | GeForce RTX 4060 | 16GB | 512B (SSD) | ノングレア (3,200×2,000) | 16型3.2K幅357.7 × 奥行き262.5 × 高さ19.8mm | 2.24kg | USB-C x 2 USB-C(TB4) HDMI SD | USB3.2 x 26.4h |
ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV | 219,800円 | (13900H) | Core i9GeForce RTX 4060 | 16GB | 512B (SSD) | 16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅355.3 × 奥行き252.0 × 高さ20.0mm | 1.9kg | USB3.2 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI SD | 7.4h |
ASUS TUF Gaming F15 FX507VU4 | 219,800円 | Core i7 (13700H) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 512B (SSD) | 15.6型フルHD ノングレア (1,920×1,080) | 幅354.9 × 奥行き251.9 × 高さ24.95mm | 2.2kg | USB3.2 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI | 9.6h |
どれもスペックはかなり優秀なので、あとはそれぞれの強みで自分にあったものを選んでください。
まとめ|5.3Kの動画編集編集が快適にできる最適なノートPCを選ぼう
動画編集PCはスペックが超重要で、After Effectsなども加えた重めの作業をこなすには、しっかりとスペックを吟味しましょう。
特にGoProは最大5.3Kの動画編集が必要になるため、ある程度のスペックを備えたノートパソコン選びがとても大切です。
おすすめの商品をまとめたので、パソコン選びの参考にしてもらえたらうれしい限りです。
製品名 | 定価 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 液晶 | サイズ | 重さ | 端子 | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mouse DAIV Z6 (I9G70SR-A) | 359,800円 | (13900H) | Core i9RTX 4070 | GeForce32GB | (SSD) | 1TB16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | USB3.0 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI SD | 15.5h |
mouse DAIV Z6 (I7G60SR-A) | 289,800円 | Core i7 (13700H) | GeForce RTX 4060 | 32GB | (SSD) | 1TB16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | USB3.0 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI micro SD | 16.0h |
Lenovo Legion 7i | 229,900円 | Core i7 (14700HX) | GeForce RTX 4060 | 16GB | 512B (SSD) | ノングレア (3,200×2,000) | 16型3.2K幅357.7 × 奥行き262.5 × 高さ19.8mm | 2.24kg | USB-C x 2 USB-C(TB4) HDMI SD | USB3.2 x 26.4h |
ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV | 219,800円 | (13900H) | Core i9GeForce RTX 4060 | 16GB | 512B (SSD) | 16型WQXGA ノングレア (2,560×1,600) | 幅355.3 × 奥行き252.0 × 高さ20.0mm | 1.9kg | USB3.2 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI SD | 7.4h |
ASUS TUF Gaming F15 FX507VU4 | 219,800円 | Core i7 (13700H) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 512B (SSD) | 15.6型フルHD ノングレア (1,920×1,080) | 幅354.9 × 奥行き251.9 × 高さ24.95mm | 2.2kg | USB3.2 x 2 USB-C x 1 USB-C(TB4) HDMI | 9.6h |