タンク式食洗機って、工事なしで使えるので便利そうですよね。
僕も最初は「分岐水栓なしで使えるなら、賃貸でも導入しやすい」と思って、タンク式食洗機を使い始めました。
実際、食洗機を使うようになってから洗い物のストレスはかなり減りました。
ただ、3年使ってみると、タンク式ならではの後悔ポイントもありました。
結論からいうと、タンク式食洗機は「給水の手間・本体サイズ・お手入れ」で後悔する可能性があります。ただし、食洗機自体は洗い物のストレスを大きく減らしてくれるので、導入してよかった家電です。
わが家では最初はタンク給水で使っていましたが、最終的には分岐水栓に変更しました。
この記事では、タンク式食洗機を実際に使って感じた後悔ポイント、便利だったところ、向いている人・向いていない人、分岐水栓式との違いを本音でまとめます。

実際に使っているパナソニックNP-TSP1の詳しいレビューは、以下の記事でまとめています。
タンク式食洗機は後悔する?3年使った結論
タンク式食洗機を使って感じた結論は、少し複雑です。
食洗機そのものは、本当に導入してよかったです。
4人分の食器や調理器具を毎回手洗いしていたときは、洗い物の量を見るだけでげんなりしていました。
でも食洗機を使うようになってからは、食洗機に入れた分だけ手洗いする量が一気に減ります。
キッチンに汚れた食器が山積みになっている状態から、食洗機に入る分がごっそり減るだけで、心理的なストレスがかなり違います。
タンク式食洗機は後悔ポイントもありますが、洗い物のストレスを減らす効果はかなり大きいです。個人的には、食洗機自体は「もっと早く使えばよかった」と感じています。
ただし、タンク式として使い続けるなら、給水の手間はかなり気になります。
特に1日に何回も使う家庭だと、毎回水を入れる作業が地味に重くなってきます。
僕自身、最初はタンク給水で使っていましたが、最終的には給水のストレスをなくしたくて分岐水栓に変更しました。
タンク式食洗機で後悔しやすいポイント
まずは、実際に使って感じたタンク式食洗機の後悔ポイントからまとめます。
便利な家電ではありますが、買う前に知っておいた方がいい注意点はあります。
毎回の給水がめんどくさい
タンク式食洗機で一番後悔しやすいのは、やっぱり給水です。
タンク式は分岐水栓なしで使えるのがメリットですが、使うたびに水を入れる必要があります。
1日1回だけなら、そこまで大きな負担には感じないかもしれません。
でも、家族分の食器を洗うために1日に何度も使うと、毎回の給水がかなり面倒になってきます。
わが家では、できるだけ洗い物をためてから食洗機を回そうとしたこともあります。
ただ、そうすると今度は食洗機に入りきらないものが増えて、結局手洗いする量が増えてしまうんですよね。
タンク給水の手間を減らそうとして洗い物をためると、食洗機の良さを活かしきれないことがあります。
給水時に水をこぼしやすい
タンク式食洗機は、給水口に水を注いで使います。
ただ、給水口の形によっては、水を入れるときにこぼれやすいです。
僕が使っている食洗機は、給水口の横幅は広いものの、縦幅が狭めです。
そのため、計量カップから一気に水を注ぐと、うまく入らずにこぼれることがありました。
急いでいるときや、何回も給水しているときほど、こういう小さなストレスが気になります。
食洗機自体は便利なのに、使う前の給水で毎回気を使うのは正直めんどうでした。
本体が大きくて重い
タンク式食洗機は、想像以上に大きくて重いです。
買う前にサイズは確認していましたが、実物を見るとかなり存在感があります。
特にタンク式は、本体の中に水をためる構造があるため、その分サイズが大きくなりやすいです。
しかも本体が大きいだけでなく、持ちにくい形なので、動かすのも大変でした。
一度設置すると気軽に動かせる家電ではないので、設置場所はかなり慎重に考えた方がいいです。

キッチンに置くと高さの圧迫感がある
タンク式食洗機は、キッチンに置くと高さの圧迫感もあります。
本体下部はほとんどタンク部分なので、その分高さが出ます。
キッチン台の上に置くと、もともとの本体サイズ以上に存在感が出るんですよね。
わが家でも、最初に設置したときは「思ったより大きいな」と感じました。
横幅や奥行きだけでなく、高さまで含めて確認しないと、置いたあとに圧迫感で後悔しやすいです。
タンク式食洗機は、本体サイズだけでなく、キッチンに置いたときの高さ・圧迫感・ドアを開けるスペースも確認しておくのがおすすめです。特に賃貸のキッチンでは、置ける場所が限られやすいです。
給水口やタンクまわりの掃除がしにくい
タンク式食洗機は、給水口やタンクまわりのお手入れも必要です。
ここも、実際に使ってみて面倒に感じたところでした。
特に給水口が狭いと、細いブラシでも入りづらいです。
キッチンに食洗機を乗せたままだと、手前側の中を覗き込むのも大変で、かなり洗いづらく感じました。
給水まわりは水を扱う場所なので、放っておくと汚れや黒カビも気になります。
タンク式は工事なしで使える反面、給水口やタンクまわりを清潔に保つ手間があります。
普段使う食器が入るか確認しないと後悔しやすい
食洗機は、カタログ上の食器点数だけで判断しない方がいいです。
実際に使ってみると、普段使っている食器の形によって、入れやすさがかなり変わります。
お茶碗、深皿、大きめのボウル、フライパン、鍋などは、思った以上にスペースを取ります。
わが家でも、家族4人分の食器を全部そのまま入れようとすると、入りづらいことがありました。
そのため、ワンプレート皿を使ったり、食器の種類をある程度固定したりして、食洗機に入れやすい形に寄せています。
タンク式食洗機で後悔しないためには、本体サイズだけでなく「自分が普段使っている食器が入るか」まで確認しておくのが大事です。
それでもタンク式食洗機を使ってよかった理由
ここまで後悔ポイントを多めに書きましたが、それでも食洗機を使ってよかったと思っています。
給水は面倒。
本体も大きい。
お手入れも必要。
それでも、洗い物のストレスが減るメリットの方が大きかったです。
分岐水栓なしで始められる
タンク式食洗機の大きなメリットは、分岐水栓なしで始められることです。
これは購入時のかなり大きな決め手でした。
賃貸でいきなり分岐水栓の工事まで考えると、どうしてもハードルが上がります。
原状回復のことも気になりますし、そもそも自宅の水栓に合うのかも調べないといけません。
その点、タンク式なら工事なしで食洗機生活を始められます。
「食洗機が自分の家に合うかわからない」という段階では、分岐水栓なしで始められるタンク式はかなり導入しやすいです。
賃貸でも導入しやすい
賃貸で食洗機を導入するなら、タンク式はかなり候補にしやすいです。
ビルトイン食洗機は現実的ではありませんし、分岐水栓も物件や水栓の種類によっては不安があります。
もちろん、卓上型でも設置スペースは必要です。
それでも、工事なしで使える安心感は大きいです。
まずはタンク式で食洗機のある生活を試してみて、必要なら後から分岐水栓を検討するという流れもあります。
水道が止まったときでも使える安心感がある
タンク式ならではのメリットとして、水道が止まったときでも使える可能性があります。
実際に、水道が使えないタイミングで、あらかじめためておいた水を入れて食洗機を使えたことがありました。
もちろん、状況によって使えるかどうかは変わります。
それでも、水さえ用意できれば手動で給水できるのは、タンク式ならではの安心感です。
普段は分岐水栓の方が圧倒的に楽ですが、もしものときにタンク給水も使えるのはメリットだと感じました。
手洗いの量が減って心理的にかなり楽になる
食洗機を使って一番大きかったのは、手洗いする量が減ったことです。
4人分の洗い物は、かなりの量になります。
食器だけでなく、調理器具や子どもの水筒などもあると、シンクを見るだけでげんなりします。
でも、食洗機に入れられるものを先に入れてしまえば、見た目にも洗い物が一気に減ります。
この心理的な変化はかなり大きいです。
手洗いの手間と比べると、給水の手間はまだかわいいと思えるくらい、洗い物のストレスは減りました。
洗い物を見るストレスが激減する
食洗機があると、洗い物を見たときの気持ちが変わります。
以前は、シンクに食器がたまっているだけで「これ全部洗うのか…」という気持ちになっていました。
でも今は、まず食洗機に入るものを入れて、残ったものだけ手洗いすればいいという感覚です。
全部を手洗いする必要がなくなるだけで、かなり気持ちが楽になります。
正直、食洗機に慣れると、全部を手洗いしていたのがバカバカしく感じるレベルです。
タンク式食洗機が向いている人
タンク式食洗機は、誰にでも合うわけではありません。
ただ、以下のような人にはかなり向いています。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 賃貸で暮らしている人 | 分岐水栓工事なしで始められるため、導入ハードルが低い |
| まず食洗機生活を試したい人 | 食洗機が自分の生活に合うか試しやすい |
| 給水より手洗いの負担を減らしたい人 | 給水の手間はあるが、手洗い量は大きく減らせる |
| もしものときに手動給水も使いたい人 | 水を用意できれば、タンクに注いで使える可能性がある |
| 設置スペースをしっかり確保できる人 | 本体の大きさや高さを許容できれば使いやすい |
タンク式食洗機は、分岐水栓なしで始めたい人や、賃貸で工事に抵抗がある人に向いています。
タンク式食洗機が向いていない人
一方で、タンク式食洗機をおすすめしにくい人もいます。
| 向いていない人 | 理由 |
|---|---|
| 1日に何回も使いたい人 | 毎回の給水が負担になりやすい |
| キッチンのスペースが限られる人 | タンク部分の高さや本体サイズで圧迫感が出やすい |
| 給水や掃除の手間を減らしたい人 | 給水口やタンクまわりのお手入れが必要 |
| 最初から分岐水栓に抵抗がない人 | 分岐水栓式の方が毎日の使い勝手は楽になりやすい |
| 鍋やフライパンまで全部任せたい人 | 卓上型では大きな調理器具が入りにくいことがある |
とにかく洗い物の手間を減らしたい人や、分岐水栓に抵抗がない人は、最初から分岐水栓式も検討した方が後悔しにくいです。
タンク式と分岐水栓式はどっちがいい?
タンク式と分岐水栓式で迷うなら、重視するポイントで選ぶのがおすすめです。
大まかな違いをまとめると、以下のようになります。
| 項目 | タンク式 | 分岐水栓式 |
|---|---|---|
| 導入しやすさ | 工事なしで始めやすい | 分岐水栓の取り付けが必要 |
| 給水の手間 | 毎回水を入れる必要がある | 自動給水で楽 |
| 賃貸との相性 | 導入しやすい | 水栓の交換可否を確認したい |
| 本体サイズ | タンク分だけ大きくなりやすい | タンクなしならスリムに置きやすい |
| 毎日の使いやすさ | 使用回数が多いと面倒に感じやすい | 何回使っても給水ストレスが少ない |
| 向いている人 | まず食洗機を試したい人 | 毎日しっかり使いたい人 |
どちらが正解というより、何を優先するかで変わります。
分岐水栓なしで始めたいならタンク式。
毎日の使いやすさを優先するなら分岐水栓式。
この考え方で選ぶと失敗しにくいです。
タンク式と分岐水栓式で迷う場合は、NP-TSP1とNP-TSK1の違いを比較しておくと選びやすいです。

毎日使うなら分岐水栓式も検討した方がいい
タンク式食洗機を使って一番強く感じたのは、毎日使うなら分岐水栓式の方が楽だということです。
わが家では最初、タンク給水で使っていました。
でも、1日に何度も使ううちに給水がかなり面倒に…。
最終的に分岐水栓に変更したところ、食洗機を使うハードルが一気に下がりました。
給水のストレスがなくなると、自然と食洗機を使う回数も増えます。
結果的に、手洗いする洗い物自体もかなり減りました。
分岐水栓を取り付けられる環境なら、毎日使う前提では分岐水栓式の方が圧倒的に楽。
特に家族が多く、1日に何回も食洗機を使う家庭では、給水の手間が積み重なります。
最初は「これくらいなら大丈夫」と思っていても、継続するとだんだん面倒に感じやすいです。
分岐水栓は、キッチンの蛇口によって対応する型番が変わります。取り付けできるか不安な場合は、蛇口のメーカーや型番を確認してから検討するのがおすすめです。

わが家で使っているNP-TSP1も、最初はタンク給水で使っていましたが、最終的には分岐水栓に変更しました。
詳しい使用感や、分岐水栓にして変わったことは以下の記事でまとめています。

タンク式食洗機で後悔しないために確認したいこと
タンク式食洗機で後悔しないためには、買う前の確認がかなり大事です。
特に以下のポイントは、実際に使ってから「もっと確認しておけばよかった」と感じやすい部分です。
本体サイズと重さ
まず確認したいのは、本体サイズと重さです。
タンク式食洗機は大きく、かなり重いです。
しかも持ちにくいので、設置後に動かすのは大変です。
置き場所を何となくで決めるのではなく、寸法を測ってしっかりシミュレーションしておくのがおすすめです。
キッチンに置いたときの高さ
本体サイズを見るときは、横幅や奥行きだけでなく高さも確認した方がいいです。
タンク式は本体下部にタンク部分があるため、高さが出やすいです。
キッチンに置くと、思った以上に圧迫感が出ることがあります。
普段使う食器が入るか
食洗機は、普段使う食器との相性も大事です。
スペック上はたくさん入るように見えても、深さのある食器や大きな皿が多いと、思ったほど入らないことがあります。
食器の形やサイズによって、入れやすさはかなり変わります。
タンク式食洗機を選ぶ前に、自分が普段使っている食器類がしっかり入るかを確認しておくと後悔しにくいです。
1日に何回使うか
1日に何回使うかも重要です。
1日1回程度なら、タンク給水の手間はそこまで気になりにくいかもしれません。
ただ、家族4人以上で使う場合や、朝昼晩の食器、子どもの水筒、調理器具まで洗いたい場合は、使用回数が増えやすいです。
使う回数が増えるほど、給水の手間も増えます。
給水と掃除の手間を許容できるか
タンク式食洗機は、給水だけでなく掃除の手間もあります。
給水口やタンクまわり、残さいフィルターなどを清潔に保つ必要があります。
給水口が狭いタイプだと、掃除がしにくいこともあります。
お手入れが苦手な人は、ここで後悔しやすいかもしれません。
分岐水栓に切り替えられるか
タンク式食洗機を選ぶなら、あとから分岐水栓に切り替えられるかも確認しておくと安心です。
最初はタンク給水で十分だと思っていても、毎日使ううちに給水が面倒になる可能性があります。
そのときに分岐水栓へ切り替えられるモデルなら、使い方の幅が広がります。
給水は継続すればするほど面倒に感じやすいので、最初から分岐水栓の選択肢も含めて考えておくのがおすすめです。
タンク式食洗機は一人暮らしや二人暮らしならあり?
一人暮らしや二人暮らしなら、タンク式食洗機は比較的使いやすいと思います。
洗い物の量が少なければ、使う水の量も少なく、1日に何回も回す必要がないかもしれません。
その場合、タンク給水のストレスは家族世帯より少なめです。
ただ、継続して使うと給水はだんだん面倒に感じる可能性があります。
少人数だから絶対に問題ないというより、使う頻度と給水の手間をどう感じるかで変わります。
家族4人以上で使うならタンク式はどう?
家族4人以上で毎日使うなら、タンク式はかなり便利ですが、給水は面倒になりやすいです。
洗い物の量が多い家庭ほど、食洗機のメリットは大きいです。
その一方で、使う回数も自然と増えます。
使う回数が増えるほど、毎回の給水が負担になります。
僕自身、家族4人分の洗い物で食洗機を何度も使ううちに、タンク給水がストレスになりました。
その結果、分岐水栓に変更しています。
家族4人以上でしっかり使うなら、タンク式だけでなく分岐水栓式も最初から検討した方が後悔しにくいです。
実際に使ったNP-TSP1のレビューはこちら
僕が使っているのは、パナソニックのタンク式食洗機「NP-TSP1」です。
NP-TSP1は、分岐水栓なしで使えるタンク式として導入しやすいモデルです。
ただ、実際に3年使ってみると、タンク給水の面倒さや、分岐水栓にしてからの快適さもかなり実感しました。
NP-TSP1の詳しいレビュー、設置感、洗浄力、分岐水栓にした本音は以下の記事でまとめています。

まとめ|タンク式は後悔ポイントもあるけど、食洗機自体はかなり便利
タンク式食洗機は、工事なしで始めやすい便利な家電です。
ただし、実際に使ってみると後悔しやすいポイントもあります。
- 毎回の給水がめんどくさい
- 給水時に水をこぼすことがある
- 本体が大きくて重い
- キッチンに置くと高さの圧迫感がある
- 給水口やタンクまわりの掃除がしにくい
- 普段使う食器が入るか確認しないと使いにくい
特に、家族分の洗い物を1日に何回も洗うなら、タンク給水はだんだん面倒に感じやすいです。
一方で、食洗機そのものは本当に便利です。
手洗いの量が減るだけで、キッチンに立つストレスはかなり軽くなります。
タンク式食洗機は、給水まわりで後悔する可能性はあります。ただ、食洗機自体は洗い物のストレスを大きく減らしてくれるので、使い方が合えばかなり満足度の高い家電です。
分岐水栓なしで始めたいならタンク式。
毎日何回も使うなら分岐水栓式。
この違いを意識して選ぶと、後悔しにくくなります。
買う前の自分に伝えるなら、「給水は本当にめんどくさくなるから、分岐水栓の工事も含めてタンクレスモデルも検討した方がいい」と言いたいです。
実際にNP-TSP1を3年使ったレビューは、以下の記事で詳しくまとめています。

