1Passwordを買い切り版からサブスクに移行|データをアカウントと統合して一括管理する方法まとめ

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1Passwordのデータをライセンス版に統合

どうも、ライフハック大好きナシタカです。

僕はパスワード管理アプリの1Passwordを愛用しており、買い切り型からサブスクリプション版に移行しました。

おかげでMacBook AirやiPhoneだけでなく、Windowsでのパスワードもまとめて管理できるように。

しかし買い切りからサブスクへ移行時にデータが混ざり、同じデータが2つ表示される事態になってしまいました…。

この記事ではデータ重複を解決するため、僕が行ったデータ統合の方法を紹介します。

目次

1Passwordを買い切り型からサブスク版に移行した理由

今までは買い切り型の1Passwordを使っていましたが、サブスクに移行した理由はこちらの3つ。

データ保管の統一

買い切り型の場合はデータをiCloudに保存していたので、iPhoneとMacの間でデータの共有がスムーズにできました。

しかし、それだとiCloudにもデータが存在しているため、1PasswordだけでなくiCloudから情報が漏洩する可能性が…。

またはiCloudで障害が起きた場合もデータが使えない恐れがあるので、1Password以外の影響を受けてしまう可能性がずっと気になっていました。

セキュリティの強化

パスワード情報を管理しているツールだからこそ、常にアップデートされた状態でないと不安です。

サブスク版なら常に最新版にアップデートされた1Passwordが使え、安心して情報の保管ができるなと。

不正アクセスが増えている現代だからこそ、セキュリティの強化はとても大切です。

AppleとWindowsでパスワード共有

AppleだけでなくWindowsを使うようになりましたが、この2つで1Passwordはデータを共有できます。

サブスク版ならアカウントにデータが保存されるので、Windowsで1passwordアカウントにログインするだけでOK。

これでMacやiPhoneで保存していたパスワードを、Windowsでもすぐに利用できました。

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1Passwordの保管庫とVaultの違い

1Passwordではパスワード情報の管理として、こちらの2つを利用します。

  1. 保管庫
  2. Vault

保管庫はパスワード情報の全体、その中にVaulutを分けて作ることができるようになっています。

保管庫とVaultの関係

つまりVaultで仕事やプライベートに分けて管理でき、全体の情報を確認したいときは保管庫を使うというわけ。

うまく活用すれば各Vaultを他の人と共有しつつ、見られたくない部分と分けて管理できます。

ちなみに共有はファミリーまたはチームプランへの加入が必須です。

1Passwordでの設定ミスで余計なVaultが増えてしまった

僕の場合はアカウント作成での設定が不十分だったため、余計なVaultが増えた状態に…。

下のように余計なVaultが作られてしまい、データの重複が起こっていました。

  1. 今まで使っていたプライマリ(iCloud)
  2. 新たに作られたパーソナル(アカウント)

つまり『iCloudのVault』と『アカウントのVault』の2種類があり、各デバイスで使っているVaultが変わっていた状態に。

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1Passwordの保管庫を統合する手順

ここから2つのVaultを統合し、最終的にはパーソナル(アカウント)だけにするのが目的

iCloudのデータは削除し、パスワード漏洩のリスクを極力減らせる環境を作ります。

僕の状況を整理したのがこちら。

  1. プライマリ(iCloud)とパーソナル(アカウント)の2つがある
  2. データが重複している
  3. プライマリがメインになっている

つまりプライマリのデータを、そのままそっくりパーソナルに移行できれば、問題が解決するというわけ。

そのためにやったのが、Macを使ったこちらの手順です。

STEP
プライマリのデータをエクスポート

プライマリにあるデータをエクスポートします。メニューバーから『アカウント』→『エクスポート』→『すべてのアイテム』選択。

データエクスポートの手順

マスターパスワードの入力画面が出るので、入力します。

マスターパスワード入力画面

設定画面が出ますが、基本的には『ファイル名』や『ファイル形式』はそのままでOK。『場所』だけ任意のところに変更します。

エクスポート設定画面

これでデータのエクスポートは完了です。

STEP
1Passwordにログイン

サインインがまだの人は、メニューバーの『アカウント』→『Sign in to Account…』からログインしましょう。

アカウントへのサインイン

サインインの方法を聞かれます。僕はiPhoneでも1Passwordを使っており、『Scan account details』を選択。

サインインの方法を選択

コードスキャナーの画面が出るので、左のメニューのMacを選択。ここにiPhoneに表示した1PasswordのQRコードを読み取らせます。

コードスキャナーの画面

必要な情報が入力された状態のサインイン画面が表示されます。最後にマスターパスワードを入力。

アカウント情報の入力画面

入力が終わるとアカウントが表示されます。これでログインは完了です。

ログイン完了画面
STEP
パーソナルにプライマリのデータをインポート

エクスポートしたデータを、パーソナルVaultにインポートします。

左のメニューバーの一番上から『保管庫』→『パーソナル』を選択。

保管庫の選択画面

次にメニューバーから『ファイル』→『インポート』を選択。

インポート選択画面

データの場所を聞かれるので、1Passwordを選択。読み込み場所に『パーソナル』を選び、エクスポートしたデータを選択します。

インポート方法とファイル選択画面

データ数が増えているのを確認し、これでインポートは完了です。

STEP
プライマリを削除

前回でデータの読み込みができましたが、このままだとプライマリとパーソナルのデータが重複した状態です。

データが重複しているところ

なので最後に必要のなくなった『プライマリ』を削除します。

1Passwordの環境設定→詳細設定を選んで、一番下にある『ローカル保管庫』の『1Passwordアカウントの外部保管庫の作成を許可します』のチェックを外します。

詳細設定の外部保管許可画面

マスターパスワードが求められるので入力。これでチェックが外れ、自動的にプライマリがなくなります。

マスターパスワードの入力画面

ただ他のデバイスにはまだデータが残っているので、それぞれでプライマリを削除してください。

これでパーソナルへのデータ統合が完了しました。

サブスク版ならソースネクストの3年プランが最安

僕は公式サイトからサブスク版に登録しましたが、ドル表示で値段がわかりづらいです…。実際に僕が2023年に支払っていたのが、5,883円でした。

1パスワードの料金

これを少しでも安くするのにおすすめなのが、ソースネクストの1password3年版がおすすめで、公式サイトよりも4,849円もお得に。

公式サイト
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17,649円12,800円
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まとめて支払いでこれだけ安くなるのは驚き。僕は次回の更新タイミングでこちらに乗り換える予定です。

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まとめ|1Passwordは買い切りから移行するのがおすすめ

1Passwordのデータを買い切り版からサブスク版に移行する方法と、移行理由も含めて手順を紹介しました。

便利なツールなんですが、設定を間違えるとデータがごちゃごちゃして使いづらくなります。1Passwordの保管庫とVaultの違いを理解し、安心してパスワードが管理できる環境を作り上げましょう。

あとはサブスクに切り替えるなら、断然ソースネクスト3年版がおすすめ。ほぼ1年分の料金がお得になるので、長く愛用するならこちらを選びましょう。

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