パナソニックドラム式洗濯機NA-LX129Aレビュー|乾燥機能はダメージが気になり使いづらい

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便利グッズを愛用する僕ですが、日々の洗濯でいつも手間を感じており、特にめんどうなのが洗濯干し。

家族4人分の衣類をハンガーにかけて干すのが、時間がかかってどうしてもめんどくさい思いが強くなっていました…。

そこで新たに乾燥機能を搭載した、パナソニックドラム式洗濯機NA-LX129Aを購入して使い始めました。

パナソニック NA-LX129A

約2年近く使い続けた印象は、『乾燥機能のダメージが気になって使いづらい』という結果に。

衣類をまとめて乾燥機能にかけると、どうしてもシワや縮みが出てしまい、さらには衣服へのダメージを強く感じてしまうことが増えてきました。

そんなに回数を着ていないはずなのに、毛玉や繊維の荒れが早く出てしまい、結果的に洋服の寿命がかなり短くなってしまうことに…。

今ではタオル類だけ乾燥にかける使い方になり、洗濯干しの手間を減らすという意味ではかなり微妙な結果となりました。

そのあたりの感想を含め、2年近く使ってみての乾燥を正直に書いていきます。

デザイン&機能面
洗濯機能
乾燥機能
お手入れ
静音性
水道光熱費
目次

パナソニックNA-LA129Lを選んだ理由

  1. コンパクトでスタイリッシュな外観に惹かれた
  2. タッチパネルが操作しやすくて反応も良かったのは好印象
  3. 自動投入が大容量で便利そう
  4. 音が静からしい
  5. ナノイーXで花粉対策ができる

タッチパネルは見た目もよく、奥さんも気に入っていたのが大きかったです。

さらに花粉症の僕にはナノイーXがとても魅力的に感じました。

ナノイーXの説明
効果と仕組み、早わかり! ナノイーX | ナノイーX | Panasonic より引用

ナノイーXは、結露させて集めた空気中の水分に高電圧を加えることで生成されます。ナノサイズの清潔イオンであるナノイーXは、お肌と同じ弱酸性。様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を水で包んだ構造になっています。
効果と仕組み、早わかり! ナノイーX | ナノイーX | Panasonic より引用

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パナソニックNA-LA129Lレビュー

僕がドラム式を使う上で気になった、6つの項目別にまとめました。

デザイン&機能面
洗濯機能
乾燥機能
お手入れ
静音性
水道光熱費

デザイン&機能面|タッチパネルと自動投入は本当に便利

  1. コンパクトで見た目も良し。オシャレ。
  2. タッチパネルが操作しやすい。さらに残り時間が見やすい&コース説明もすぐ見られる
  3. 自動洗剤投入が想像以上に快適。ドラム式用の洗剤なら全然減らない
  4. ナノイーXは正直分からない。花粉や除菌は気分的にスッキリなので利用
  5. ナノイーXの洗濯カゴモードがありがたい。寝る前の予約で衣服を入れっぱなしでも、気分的に楽

↑項目に戻る

見た目のスタイリッシュさは素晴らしく、デザインがとても気に入っています。

パナソニック NA-LX129A

タッチパネルも使いやすい上に表示も見やすく、コース説明は説明書を調べる手間がありません。

パナソニック NA-LX129Aのタッチパネルの説明画面

自動投入は大容量でドラム式専用洗剤の徳用サイズを入れておくと、ほとんど補充の手間もなし。

パナソニック NA-LX129Aの自動投入口
液体合成洗剤約1010ml
柔軟剤約890ml
おしゃれ着洗剤約730ml

ナノイーXの洗濯カゴモードで、寝る前の予約でも汚れた衣類の臭いを抑えてくれる効果が。正直効果があるのかはわかりませんが、気分的にスッキリします。

パナソニック NA-LX129Aの洗濯カゴモード

それよりもシワを防ぐ効果のほうが大きいです。ドラムが定期的に回るので衣類が同じ位置で圧迫されず、洗濯後のシワも良くなっているように感じます。

特に洗濯物の量が多い人ほど恩恵が大きく、我が家も4人分の洗濯で効果が実感できています。

洗濯機能|温水洗浄で毛布も清潔

  1. 十分。古い縦型からの移行だが、全く問題なし。
  2. 温水洗浄で子どもの泥汚れや食事の汚れもスッキリ落ちる。ただ時間が経つと厳しいので、すぐに洗うのがコツ。
  3. 温水洗浄は容量が最大でも4.5kgが限界。あまり量は洗えない。
  4. 40℃毛布コースで最大4枚(6kg)まで同時に洗える。ただ2枚以上は洗濯キャップ(別売り)が必要。

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古い縦型からの買い替えでしたが、洗浄力はむしろ良くなっているくらい。特に温水洗浄で子どもの泥汚れなどがスッキリ落ちるので重宝します。

ただ時間が経つとやっぱり落ちにくいなと。公園から帰って即洗えばOKで、予備洗いもなしでキレイに落ちます。

さらに量は最大で4.5kgまでなので、多すぎるとあらえません。また毛布も2枚以上は別売りの洗濯キャップが必須。

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僕はジャマなので購入せず、毛布は1枚ずつ洗うようにしています。

乾燥機能|ダメージが気になる

  1. 家族4人だと夏場は標準乾燥で十分乾くが、衣服が増える冬場はしっかりコースにしないと乾かないものも。パーカーのフードや厚手の生地など
  2. ダニバスターコースで毛布を清潔に保てる。ただ一度に2枚以上は厳しく、タイミングをずらす必要あり
  3. おしゃれ着乾燥もあるが、思ったより乾かない。干すのと組み合わせが必須
  4. 素材によってはかなり縮む。無印のメンズTシャツはL→Mになる。
  5. シワも素材による。ユニクロのチノパンと子どものランチョンマットは強め。

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4人家族でも夏場は標準で十分でしたが、衣服が増える冬場はしっかりコースでないと完全には乾かない部分も出てきます。

ダニバスターコースは毛布を清潔に保てるので、かなり重宝しています。ただ1枚だけで4時間近くかかるので、一気にはできません。

おしゃれ着用のソフト乾燥はドラムの動きがない上に、奥行きが足りずに重なりが出るのでほとんど乾きません。

ソフト乾燥での衣類の入れ方

このように僕のTシャツは裾がはみ出してまったく収まらず。これを重ならないように入れるのは無理です。

また素材によってシワや縮みがかなり出ます。無印のTシャツは同じLサイズでも乾燥後は首と肩周りが全然違ってMサイズに近い状態。

ドラム式で乾燥した無印のTシャツ

ユニクロのチノパンはシワが目立ちます。

チノパンの膝周りのシワ
乾燥後のチノパンのシワ

子どもの給食用ランチョンマットもシワが強め。

パナソニック NA-LX129Aで乾燥した子どものランチョンマット

正直なところ、乾燥での衣類へのダメージがかなり強いので、ほとんどが洗濯後に干すようになりました

タオルや毛布を洗えるのは便利ですが、洗濯干しの手間はあまり変わらない結果に…。

お手入れ|項目は多いが簡単に掃除できる

  1. 4人家族だとフィルターごみはけっこう溜まる。毎回のお手入れが必須。
  2. 通気口もゴミが溜まるので、週1でお掃除ブラシを活用。
  3. 排水フィルターも週1でお手入れ。ほとんどゴミはないが、糸クズが絡まっていることも。
  4. パッキンの内側は洗浄されてもホコリが溜まる。週1でマイクロファイバータオルで掃除。
  5. 60℃槽カビクリーンで手軽に掃除。

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お手入れをまとめたのがこちら。

乾燥フィルター毎乾燥後
排水フィルター週1回
ドラム乾燥週1回
ドラムカビ予防月1回
洗剤投入口・経路3ヶ月毎 or 銘柄変更時

項目は多いですが、どれも簡単です。フィルターは4人家族で毎回かなりのホコリですが、サッと取れます。

パナソニック NA-LX129Aの乾燥フィルターのホコリ

たまに通気口に髪の毛が引っかかるので、週1でお掃除ブラシでやっています。

排水フィルターも週1回で掃除していると、ほとんどゴミはありません。

パッキン部分は自動洗浄がありますが、完全ではないので週1回マイクロファイバークロスでホコリを除去。

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約60℃槽カビクリーンコースがあるので、洗浄剤不要で黒カビ対策ができます。これなら月1回の定期予防が簡単。

ただ長年使って慣れてくると、そこそこめんどうに感じることが多くなってきたのが正直なところ。

静音性|乾燥は静かだがすすぎと脱水はうるさい

  1. 想像以上に静か。夜間でもあまり気にならない。
  2. すすぎと脱水は安定して回るまでがうるさい。振動も大きめ。
  3. ラックがあると振動が伝わり、さらに音が大きくなる。

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乾燥は想像以上に静かで、寝ている間に予約しておいても全く音が気になりません。

ただすすぎと脱水はドラムの回り始めは振動が強く、縦型よりもうるさく感じたので、最初は驚きました。

特に洗濯の上に荷物を置くためのラックが触れていると、振動が伝わって音がさらにうるさくなるので要注意。

水道光熱費|電気代と水道代は爆上がり

  1. シワや縮みが気になる衣服は、乾燥とは別に洗濯のみなので回数が増える。
  2. 寝ている間に洗濯乾燥を終わらせ、その後に洗濯のみの衣類。そこから槽乾燥は毎回。
  3. 温水洗浄やダニバスターを使う。

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洗濯での水量が少ないのが特徴ですが、洗濯の回数が増えれば当然使用量も増えます

僕はシワと縮みが気になる衣服は洗濯乾燥とは別に洗うので、使用回数が増えていました。

また寝ている間に洗濯乾燥を終わらせ、その後に洗濯を行うので、最後はドラム内が濡れた状態に。これを乾かすのに毎回槽乾燥をしています。

さらにいつもの洗濯に毛布の温水洗浄やダニバスターも使うので、結果的に使用回数が増えて水道光熱費が1.5倍くらい増えてしまいました…。

シワや縮みを気にせず、まとめて洗うようにするのが水道光熱費を抑えるポイントになります。

まとめ|乾燥は思ったよりもダメージがある

デザイン&機能面
洗濯機能
乾燥機能
お手入れ
静音性
水道光熱費

洗濯乾燥が大容量で家族4人分の衣類をまとめて洗えて乾燥までできますが、ダメージが気になってほとんど干すようになったのは計算違いでした。

ただタオルや毛布は自宅でも気軽に洗って乾燥でき、ここの満足度は非常に高いです。

しかし洗濯干しの手間を減らしたかった僕にとっては、思ったよりも衣類へのダメージが強くて使いづらく、手間はほとんど減りませんでした。

乾燥機能を使うならダメージ覚悟で、衣類の買い替えペースを早めていく覚悟が必要です。

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