どうも、動画編集大好きナシタカです。
CPU内蔵のIntel Iris Xe グラフィックスで動画編集はできるのか?気になる方は多いと思います。
結論としては『動画編集はできます』。しかし、わざわざIntel Iris Xe グラフィックスを選ぶ必要はありません。
理由は他の高性能なGPUを搭載したノートパソコンが購入できるため。
Intel Iris Xe グラフィックスとは?
外付けのグラフィックボードとは違い、CPUに内蔵されたもの。iGPUとも呼ばれています。
性能を比較したのがこちら。年々性能は上がっていますが、外部GPUと比べると性能は1/3ほどになっています。
GPU名 | 3DMARKスコア |
---|---|
Iris Xe Graphics G7(96EU) | 1558 |
RTX3050 Laptop | 4875 |
唯一のメリットはパーツが小さいため、パソコン自体の軽量化に繋がるところぐらい。ただその分性能を犠牲にするので、作業効率を重視するならおすすめはできません。
Intel Iris Xe グラフィックスのメリット
Intel Iris Xe グラフィックスを選ぶメリットがこちらの2つです。
圧倒的な軽さ
Intel Iris Xe グラフィックスを搭載したパソコンは、めちゃくちゃ軽いです。
例えばマウスのDAIV Z4-I7I01SR-Aは本体が975g、なんと1kgを切る重さに。
外部GPUを搭載したパソコンが軽くても1.2kgほどなので、300gの差はかなり大きいです。
これなら女性でも持ち運びがしやすいので、軽さを重視したいときには選択肢の1つになります。
そこそこの動画編集性能
実際にGoProの5.3K動画を編集したのがこちら。単純なカット編集くらいなら十分に使える性能です。
5.3K60fps | |
---|---|
5.3K60fps複数 | |
After Effects | |
総合評価 |
このように複数の動画を重ねる編集などはせず、単体での編集作業なら十分ありな選択肢になります。
つまり、
- 性能よりも軽さを重視
- 出先では軽めの動画編集作業がメイン
こういった目的の人なら、Intel Iris Xe グラフィックスを搭載したパソコンが使いやすくなります。
Intel Iris Xe グラフィックスよりもおすすめのノートパソコン
性能を重視するならIntel Iris Xe グラフィックスを選ぶメリットは少ないです。その理由が、より高性能なパソコンがお得に購入できるから。
Intel Iris Xe グラフィックスはコスパ優秀で知られていますが、現状は外部GPUと価格差がなくなっています。
比較したのがこちら。DAIV Z4-I7I01SR-AがIntel Iris Xe グラフィックス搭載モデルです。
製品名 | 定価 | 液晶 | サイズ | 重さ | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 端子 | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DAIV Z4 (I7I01SR-A) | 189,800円~ | 14型WUXGA ノングレア (1,920×1,200) | 幅308.8 × 奥行き213 × 高さ16.4mm | 975g | Core i7 (1360P) | グラフィックス | Iris Xe16GB | 500GB (SSD) | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 11.0h |
DAIV R4 (I7G50WT-B) | 199,800円~ | 14型フルHD ノングレア (1,920×1,080) | 幅320.5 × 奥行き214.1 × 高さ18.3mm | 1.41kg | Core i7 (13620H) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 500GB (SSD) | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 11.5h |
DAIV R6 (I7G50SR-A) | 219,800円~ | ノングレア (2,560×1,600) | 16型WQXGA幅361 × 奥行き259 × 高さ27.5mm | 2.37kg | Core i7 (13650HX) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 500GB (SSD) | USB3.0 x 1 USB3.1 x 3 HDMI x 1 | 3.5h |
DAIV Z6 (I7G60SR-A) | 279,800円~ | ノングレア (2,560×1,600) | 16型WQXGA幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | (13700H) | Core i7RTX 4060 | GeForce32GB | (SSD) | 1TBUSB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 7.5h |
DAIV R4-I7G50WT-Bなら+1万円にはなりますが、RTX4050と高性能な外部GPUを搭載したパソコンに。これなら動画編集も安心のスペックです。
さらに+2万円で16型大画面のDAIV R6-I7G50SR-Aが選べるので、作業効率を重視するならこちらもおすすめ。ただバッテリーが3.5時間と短いので電源確保が必須です。
さらに予算があるならDAIV Z6-I7G60SR-Aがおすすめ。16型の大画面にRTX4060&メモリ32GBとさらにグレードアップし、長く愛用できる性能となっています。
この性能で1.6kgと軽い&7.5時間のバッテリーも魅力的で、出先での作業も快適にできること間違いなし。
このように予算をもう少し出せば、外部GPUを搭載した優秀な性能を持ったパソコンが選べるので、わざわざIntel Iris Xe グラフィックスを選ぶメリットが少ないのが現状です。
Intel Iris Xe グラフィックスで動画編集まとめ
DAIV Z4 (I7I01SR-A) | DAIV R4 (I7G50WT-B) | DAIV Z6 (I7G60SR-A) |
---|---|---|
軽さ重視 | コスパ重視 | 性能重視 |
189,800円〜 | 199,800円〜 | 279,800円〜 |
購入 | 購入 | 購入 |
結論はIntel Iris Xe グラフィックスで動画編集はできますが、性能を重視するならおすすめしません。
理由は他により高性能な外部GPUを搭載したパソコンが買えるため。
- 軽めの作業がメインで持ち運びの軽さを重視
→Intel Iris Xe グラフィックス搭載のDAIV Z4-I7I01SR-A
- 出先でもがっつりと動画編集作業をしたい
→外部GPU搭載のDAIV R4-I7G50WT-BやDAIV Z6-I7G60SR-A
このように動画編集の目的に合わせて選ぶと、自分にピッタリのパソコンを選べます。
性能の良いパソコンなら長く愛用できるので、値段だけで選ばないようにしましょう。
製品名 | 定価 | 液晶 | サイズ | 重さ | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 端子 | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DAIV Z4 (I7I01SR-A) | 189,800円~ | 14型WUXGA ノングレア (1,920×1,200) | 幅308.8 × 奥行き213 × 高さ16.4mm | 975g | Core i7 (1360P) | グラフィックス | Iris Xe16GB | 500GB (SSD) | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 11.0h |
DAIV R4 (I7G50WT-B) | 199,800円~ | 14型フルHD ノングレア (1,920×1,080) | 幅320.5 × 奥行き214.1 × 高さ18.3mm | 1.41kg | Core i7 (13620H) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 500GB (SSD) | USB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 11.5h |
DAIV R6 (I7G50SR-A) | 219,800円~ | ノングレア (2,560×1,600) | 16型WQXGA幅361 × 奥行き259 × 高さ27.5mm | 2.37kg | Core i7 (13650HX) | GeForce RTX 4050 | 16GB | 500GB (SSD) | USB3.1 x 3 HDMI x 1 | USB3.0 x 13.5h |
DAIV Z6 (I7G60SR-A) | 279,800円~ | ノングレア (2,560×1,600) | 16型WQXGA幅353.7 × 奥行き245.3 × 高さ18.5mm | 1.6kg | (13700H) | Core i7RTX 4060 | GeForce32GB | (SSD) | 1TBUSB3.0 x 2 USB3.1 x 1 USB-C(TB4) x 1 HDMI x 1 SD × 1 | 7.5h |