どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoProは全ての画角でしっかりとピントがあった写真が撮れますが、その代わりに近距離撮影が苦手。
一眼カメラのように近距離で撮影すると本体ディスプレイが小さくて気がつきにくいですが、映像がボケていることがけっこうあります。
どうにかしてGoProでマクロ撮影がしたい。さらに言えば一眼レフのようなボケがある映像が撮りたい。
そんなときにおすすめのアクセサリーを紹介します。
GoProでマクロ撮影とボケのある写真を撮影したい
目的はGoProでボケのある映像とマクロ撮影をすること。
つまり近距離の撮影を行いつつ、背景をぼかした映像です。GoProでは撮影できない映像で、どうにか撮影できないかと試行錯誤しました。
GoPro自体に近距離撮影できない理由があり、それがパンフォーカスというもの。ある距離から遠い背景まで全てピントが合う映像になることです。
どれだけ動いても映像がボケません!
しかしそのメリットの裏側で、苦手なのが近距離の撮影なのです。
GoProはどのモデルも焦点距離が35mm換算で15mmほど。そうすると最短撮影距離は30センチぐらいと考えられます。
カフェのメニューなんかは近くで撮るとボケてしまいます…
さらに子どもをアップで撮影するとピントが合わずにボケてしまい、後からの映像確認で気づくことも多いです。
GoProのマクロ撮影におすすめのアクセサリー
そこで活用したいのが、近距離撮影ができるようになるアクセサリー。以前はアルミ合金フレームを使っていましたが、今では便利なものが出ています。
それがこちらのレンズアダプターとマクロレンズセット。
僕がHERO5で使っていたときはアルミ合金フレームとレンズを別々に購入しましたが、今ではセットで簡単に手に入ります。
GoProでマクロ撮影の映像と写真例
僕が使っているのは別のアクセサリーですが、実際に撮影してみたのがこちら。
近距離の明瞭な映像と背景のボケが生まれ、一眼レフで撮影したような映像となりました。
ただ動きをつけるとクローズアップレンズ特有の周囲の歪みが出てくる場面があり、完全に一眼レフと同じような映像を撮ることはできません。
しかし普通は撮影できない近距離での撮影は、かなりキレイです。
まずこちらが葉についたしずくを撮影したところ。近距離で撮影できているのが分かります。
そしてこちらが背景を入れて撮影したところ。背景がボケているのが分かります。
こちらは公園にあったベンチの手すり。水滴を写しつつ背景を入れてみました。
こちらが花の写真。普通だったらボケていますが、ピントが合っています。
こちらも花を撮影しつつ背景を入れてみました。こちらもボケ感があります。
撮り方さえ慣れれば、十分動画素材として使えるものが撮影できそうです。
ボケ感がそこまで強くないので、ある程度背景を残しつつ撮影したい場合には良い感じですね。
GoProのマクロ撮影の注意点
GoProのマクロ撮影では2つの注意点があります。
光の撮影が苦手
程よいボケ感のある写真が撮れますが、上手く撮影できないものもあります。それが光の撮影で、こちらの写真を見てください。
ライトの周りに不思議な光の広がりがあるのが分かりますよね?
これはクローズアップレンズの厚みで光が反射しているところ。このように光の反射を生むので撮影が難しくなります。
一方こちらはクローズアップレンズを外してノーマルで撮影したもの。
普通に撮影すると先程の写真のような光の広がりはありません。
クローズアップレンズを使うときは光源に注意が必要です。
ピントはGoProを動かして合わせる
ピントを合わせるには、GoPro本体を動かしてちょうど良い距離に合わせないといけません。
実際に試してみたのがこちら。
子どもが遊んでいたシャボン玉を追いかけて撮影した写真。カメラをうまく近づけながら距離を調節して撮影しました。
動きながらの撮影でもピントがずれることがないので、使い勝手はとても良いです。
まとめ|GoProでもマクロ撮影とボケのある映像が撮影できる
GoProでもアクセサリーを活用すれば、マクロ撮影やボケのある映像が撮影できます。
準備は必要ですがアダプターとレンズがセットで買えるので、とても簡単に撮影できて試しやすいです。
普通のGoProでは撮影できない映像を楽しんでみてはどうでしょうか?