どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoProはアクションカメラで映像がメインのため、音質はちょっと物足りない感じがあります。
そんな音声の悩みを解決してくれるのが、『HERO11/10/9用メディアモジュラー』。
高性能マイクと外部接続ポートを搭載し、GoProの拡張性を上げてくれるアクセサリーです。
メリットとデメリットがあるので、メディアモジュラーはこんな人におすすめ。
- 音声にこだわりたい
- Vlogカメラ専用にしたい
- テレビに映したい
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーの付属品と外観
HERO11/10/9用メディアモジュラーの付属品がこちら。
- メディアモジュラー本体
- クイックリリース
- 固定用ネジ
- 風防スポンジ
風防スポンジがついており、風が強い日でも安心して使えるセット内容です。
大きさは約90 × 60 × 35 mmで重さは56g。GoProに装着したときの重さがこちら。
- HERO9(146g) → 202g
- HERO10(141g) → 197g
- HERO11(154g) → 210g
大体200g程度と、マンガの単行本1冊ほどの重さですね。
側面と上側にライトモジュラーの取り付け部があり、最大で2つ取り付けられます。
側面にライトモジュラーを取り付ければ、縦撮りにも対応できます。
底面は穴が開いており、ここから自撮り棒などのアクセサリーを取り付け可能。
後面にはカバー付きのポートがあり、こちら3つの接続が可能。
- microHDMI
- USB-C
- 3.5mmマイクアダプター
カバー付きでホコリの侵入が防げるのがありがたい。HERO8用にはなかったので、使いやすくなりました。
右上には高性能指向性マイクを搭載。前後それぞれで録音できます。
風防スポンジをつけたのがこちら。これで風切り音を抑えられるので、風が強い日でも使えます。
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーの使い方
メディアモジュラーを取り付けるときは、まずGoPro本体のサイドカバーを取り外します。
そして内側のUSB-Cを挿入するように、側面からスライドさせて取り付け。
設定は前後の優先を切り替えるだけ。撮影設定画面から切り替えましょう。
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーのメリット
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーのメリットが、こちらの3つです。
マイクの方向を選べる
HERO11/10/9用メディアモジュラーは、マイクの録音方向を前後から選べます。
前面にすれば子どもの声がしっかりと録音できますし、後面にすれば自分の声を優先で録音可能。
録音方向を優先できるのが良く、撮影の目的に合わせて使い分けられるのは便利です。
外部接続&他のアクセサリーと併用
HERO11/10/9用メディアモジュラーがあれば、他のアクセサリーを併用しやすくなります。
- ライトモジュラー
- ディスプレイモジュラー
- 3.5mmマイクアダプター
- microHDMIケーブル
自分の使い方に合わせてアクセサリーを併用でき、GoProの使い方の幅が広がること間違いなし。
- 外部マイク&ディスプレイモジュラーでVlog専用カメラ
- ライトモジュラーで夜間撮影
- microHDMIでテレビに映像出力
▼GoPro HERO10&HERO9をテレビに接続する方法
風防で風の強い日でも安心
HERO11/10/9用メディアモジュラーから風防スポンジが付属したので、風切り音を抑えられるように。
これがあれば風が強い日でも安心して撮影でき、屋外撮影の強い味方になりました。
スポンジはマイク部分にはめ込む作りなので、強風でも取れることはありません。
若干裏面のポートカバーに干渉しますが、ここはMicroHDMIポートなので問題なし。
こちらの動画は風防ありとなしの比較がとてもわかりやすいです。特に自転車で使う予定の方におすすめ。
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーのデメリット
HERO11/10/9用メディアモジュラーのデメリットが、こちらの3つ。
マイク性能は良くない
マイク性能は正直良くありません。僕は音声が良くなった感じがまったくしないので、過度に期待はせずに使っています。
それよりも風防が使えるのがメリットなので、風の強い日に役立つくらいの感覚でいたほうが良いです。
防水性能はなくなる
HERO11/10/9用メディアモジュラーはバッテリーカバーを外して装着するためGoProの防水・防塵性能はなくなります。
つまり水辺や雨、強風によるホコリなどに注意しないと、故障の原因になる可能性が…。
どんなシーンでも使えるアクセサリーではないので、撮影の場所や天候には十分気をつけてください。
液晶保護フィルムと干渉する場合がある
HERO9の後面ディスプレイに保護フィルムを貼っていたんですが、貼り付け位置が少しズレていたせいでメディアモジュラーに干渉してしまいました。
よく見ると、メディアモジュラーが液晶に少し飛び出しています。多少ズレている程度でもダメだったのは意外…。
そのまま剥がれてしまい、後面ディスプレイの保護フィルムを貼るのを諦めました。
それでもフィルムを貼るときは、メディアモジュラーを装着してからの貼り付けをおすすめします。ちょうどいいガイドになって貼りやすくなること間違いなし。
ただ僕もメディアモジュラー対応の保護フィルムを試しましたが、それも干渉してしまい剥がれました。それからはフィルムを貼るのを完全に諦めています。
バッテリーやSDカードの取り出しが手間
バッテリーやSDカードを取り出したいときは、毎回メディアモジュラーを外さないといけません。
外すたびにめんどうに感じるので、手間をかけたくない人にはおすすめできません。
充電はポートを利用し、SDカードを取り出さなくていいようにクラウドストレージを利用するなどの対策がおすすめです。
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーは必要か?
HERO11/10/9用メディアモジュラーは必須のアクセサリーではなく、あくまでもGoProの使い方の幅を広げるものです。
- 音質にこだわりたい
- Vlogカメラ専用にしたい
- テレビに映したい
こうした目的がなければ、メディアモジュラーは必要ありません。
GoPro HERO11/10/9用メディアモジュラーレビューまとめ
HERO11/10/9用メディアモジュラーは、GoProでできることを増やしてくれる心強い味方。
テレビへの接続には欠かせないので、僕がHERO10で一番愛用しているアクセサリー。
それ以外はマイク性能も良くないため、無理に使う必要はありません。
▼GoPro HERO10&HERO9をテレビに接続する方法