どうも、動画編集ソフトにこだわりのあるナシタカです。
僕は動画編集ソフトはAdobeのPremiere Proを愛用しています。
理由はいくつかあるのですが、その中でも便利だなと思っているのがショートカットキー。
ショートカットキーを自分好みにアレンジすることで、動画編集の作業効率が格段に上がります。
なのでこの記事ではこちらの2つを紹介。
- Premiere Proでよく使うショートカットキー
- おすすめのショートカットキー設定
動画編集の作業効率アップには、ショートカットキーは欠かせません。
Premiere Proのカット作業でよく使うキーボードショートカット5つ
Premiere Proの作業で繰り返し行う作業といえば、映像素材のカット。
このカット編集でキーボードショートカットを使うと、作業効率が爆上がりして動画編集の時間を大幅に減らせます。
特によく使うキーボードショートカットが、こちらの5つ。
リップル削除
Premiereでタイムラインの素材を消去すると、ファイルがあった場所の空白が残ってしまいます。
空白を消すために素材を移動させたり、空白を削除する手間が必要なんですが、これを何度もやるのはめんどくさい。
この作業を一発でできるのが、『リップル削除』です。
リップル削除を行うと、ファイルと一緒に空白を削除してくれます。
おかげで空白を埋めるための素材の移動などが必要ないので、手間が減る&次の作業にすぐに移れるというわけ。
編集点を追加
編集点を追加することで、この後で紹介するトリミング操作がしやすくなります。
実際に編集点を追加すると、このようにタイムライン上でファイルが分離されます。
例えばここからの映像は使うかどうかわからないときには、とりあえず編集点を追加しておくのがおすすめ。
前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
こちらの画像のように、前の編集点から再生ヘッドまでをリップルトリミングします。
つまり再生ヘッドの左側の素材を丸ごと削除するわけ。しかも空白もきっちり埋めてくれるのがポイント。
いちいち編集点を追加して削除という操作を行うことなく、一気に不要な部分を削除できて使う頻度はかなり高いです。
次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
再生ヘッドから次の編集点までの素材をリップルトリミングできます。
つまり、再生ヘッドから右側の素材を丸ごと削除できるわけ。そしてこちらも空白はきっちり埋まります。
前または次の編集点に移動
前または次の編集点にすばやく移動できます。キーボードだけでタイムラインを移動でき、さらに素早く作業ができます。
こちらは『Shift+上下の矢印キー』で使えます。上キーで前へ、下キーで次の編集点に移動します。
Premiereのショートカットキー配置を変えてカット作業の効率を上げる
ここまで紹介した4つの項目を覚えるだけでなく、さらにキー配置を変えることで作業効率を爆上げできます。
おすすめのキー配置がこちら。
- A:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
- S:編集点を追加
- D:次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
- F:リップル削除
Macを使うときの左手のホームポジションにキーを配置しているので、違和感なく使えるのが特徴です。
さらにホームポジションから手を動かす必要もなく、画面を見ながら直感的に操作できます。
またSキーに編集点を追加することで、ここより左側の削除はA、右側の削除はDと分かりやすくなるのもポイント。
キーを確認することなく映像素材のカットができ、作業効率が段違いです。
キー配置の変更はPremiereの設定メニューから変更可能で、このように項目を検索し、割り当てたいキーを設定できます。
Premiereのキーボードショートカット設定は他の環境に移せる
Premiereのショートカットキー設定は、『.kys』というファイルで保存されます。この設定を他のPCへコピーすれば、設定したショートカットがそのまま使えるのでおすすめ。
ただしMacで作成したファイルは、Windowでは読み込めませんでした。OSの違いによるものみたいなので、そこだけ注意しましょう。
Premiereでのショートカットキーの使い方|まとめ
上で紹介した5つのショートカットキー&キー配置変更を愛用しており、設定する前に比べると作業効率が倍以上に。
特にショートカットを使いやすいように左手で押せる位置に変更すると、キーを確認することなく直感的に操作ができ、動画編集の効率は想像以上に変わります。
Premiereの使い方を詳しく知りたい方は、僕も受講している『Movie Hacks』がおすすめ。
YouTube向けとなっていますが、基本操作をしっかりと学べるので、応用が効くようになったのを実感しています。
