普段からアクションカメラで撮影をしていますが、夜の撮影はどうしても難しくて悩んでいました。
無理やり明るく撮影しようとするとノイズが出てしまい、あとから見返すとイマイチな仕上がりに…。
暗いところでも撮影できるアクションカメラを追い求めていたところ、出会ったのが『Insta360 Ace Pro』。
- 5nmのAIチップ&1/1.3インチセンサーで暗所撮影に強い
- PureVideoモードで難しい設定も必要なし
おかげで暗いところでもキレイな撮影ができ、ノイズがかなり出にくくなりました。
あとから見返してもキレイな映像に仕上がっており、子どもとの思い出もしっかりと残せるのが気に入っています。
さらに夜間撮影はPureVideoモードを選ぶだけで良く、難しい設定などは一切ありません。
1日を通してAce Proだけで撮影できるようになったので、動画での思い出がかなり増えたのを実感しています。
AIチップ搭載によるPureVideo
1/1.3インチセンサーと5ナノメートルAIチップにより映像画質の向上とノイズ低減、ダイナミックレンジの最適化が自動で処理されます。
つまり夜間でもキレイな映像がかんたんに撮影できるようになったということです。実際に撮影したのがこちら。
ノイズが気になるシーンでも、PureVideoにするだけでノイズがかなり少なくなる劇的な変化が。
空や影の感じを見てもザラザラとした感じがなくなり、なめらかな画質になっているのがよくわかります。
こうしたキレイな映像が撮影モードの『PureVideo』を選ぶだけで撮影でき、細かい設定は一切必要ありません。
誰でもかんたんにキレイな映像が撮影でき、なんなら子どもに渡して撮影してもらうのもOK。
夜間撮影がこれだけかんたんにできるのは初めての経験なので、Ace Proの性能にはかなり衝撃を受けました。
夜間撮影はライバル機よりも優秀
Ace Pro登場時のライバル機と夜間撮影機能を比較したのがこちら。
製品 | センサー | AI搭載 | 低照度撮影 |
---|---|---|---|
GoPro HERO12 | 1/1.9 | ✕ | ✕ |
Osmo Action4 | 1/1.3 | ✕ | ◯ |
Insta360 Ace Pro | 1/1.3 | ◯ | PureVideo | ◎
Ace Proの性能が突出しており、夜間撮影もするならおすすめのアクションカメラになっています。
Insta360 Ace Proの特徴
Ace Proは他のアクションカメラよりも後発なだけあり、夜間撮影以外にも魅力的な特徴を備えています。
Leicaとの共同開発で優しい色合い
Ace ProはLeicaとの共同開発により、より高度な光学設計を取り入れたことが大きな強みとなっています。
Leicaはカメラ好きなら誰もが知っているドイツの超有名メーカーで、憧れのブランド。そんなLeicaの専門的な技術との組み合わせにより、自然で鮮やかな色合いの映像を実現しています。
2.4インチのフリップスクリーン
Ace Proのスクリーンは角度が変更でき、最大180度開いて前面に向けられます。
特に自撮りに便利で、スクリーンも大きくて見やすく、画角を確認しながら撮影できるのは最高。
特に僕は家族全員を映したいときに、画角を確認しながら撮影していますが、めちゃくちゃ撮りやすいです。
付属のアクセサリーが便利
Ace Proにはマグネットマウントと粘着マウントが付属しますが、これが使いやすいです。
まずマグネットマウントは、アクセサリーの取り外しがめちゃくちゃ簡単になります。
そして粘着マウントは車載カメラとして使えます。
粘着力は強力で、車なら剥がれる心配はまったくなし。外すときはかなりの力が必要なくらいです。
付属アクセサリーでこれだけ活用できるので、他に準備しなくても撮影できるのは本当にありがたい。
一時停止など機能が豊富
Ace Proは撮影機能も豊富で、一時停止機能があります。
- 動画ファイルの数が減って管理が楽
- カット編集のように途中の余分な映像を省ける
無駄なシーンをあらかじめ省けるので、カメラだけで編集したような映像になるのがおもしろい。
また撮影キャンセル機能もあり、動画を削除する手間がないのも使いやすいです。
アクションカメラとは思えない撮影機能の豊富さで、子どもの撮影がしやすいです。
Insta360 Ace ProのスペックとAceとの違い
僕はAce Proの通常版を購入しましたが、セット内容がこちらです。
- Insta360 Ace Pro本体
- 粘着マウント
- マグネットマウント
- 充電ケーブル
- 説明書類
そしてInsta360 Ace Proのスペックがこちら。エントリーモデルのInsta360 Aceと比較しました。
項目 | Insta360 Ace Pro | Insta360 Ace |
---|---|---|
本体サイズ | 71.9 x 52.15 x 38.5mm | |
重さ | 179.8g | 176.8g |
センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/2インチ |
絞り | F2.6 | F2.4 |
焦点距離 (35mm判換算) | 16mm | |
動画解像度 | 8K/24fps 4K/120fps 2.7K/120fps 1440P/60fps 1080P/240fps フリーフレーム4K/60fps PureVideo 4K/30fps スローモーション 4K/120fps ※最大4K30fpsでアクティブHDRが有効 | 6K/30fps 4K/120fps 2.7K/120fps 1440P/60fps 1080P/240fps フリーフレーム4K/60fps PureVideo 4K/30fps スローモーション 4K/120fps |
写真解像度 | 4800万画素(8064×6048) 3600万画素(8064×4536) 1200万画素(4032×3024) 900万画素(4032×2264) | 4800万画素(8000×6000) 3600万画素(8000×4512) 1200万画素(4000×3000) 900万画素(4000×2256) |
連続録画時間 | 100分 | |
防水性能 | 潜水ケースなし:10m 潜水ケースに入れた状態:60m | |
バッテリー容量 | 1650mAh | 1700mAh |
充電時間 | 46分(30W急速充電時) 63分:5V/3A | 70分:5V/3A |
Leicaとの共同開発 | ◯ | – |
価格 | 67,800円 | 55,000円 |
スペックの違いだけ抽出したのがこちら。
項目 | Insta360 Ace Pro | Insta360 Ace |
---|---|---|
重さ | 179.8g | 176.8g |
センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/2インチ |
絞り | F2.6 | F2.4 |
動画解像度 | 8K/24fps | 6K/30fps |
写真解像度 | 4800万画素(8064×6048) 3600万画素(8064×4536) 1200万画素(4032×3024) 900万画素(4032×2264) | 4800万画素(8000×6000) 3600万画素(8000×4512) 1200万画素(4000×3000) 900万画素(4000×2256) |
バッテリー容量 | 1650mAh | 1700mAh |
充電時間 | 46分(30W急速充電時) 63分:5V/3A | 70分:5V/3A |
Leicaとの共同開発 | ◯ | – |
価格 | 67,800円 | 55,000円 |
Ace自体も優れた性能があり、エントリーモデルで値段も少し安いのでお得感はあります。
しかし違いとして特に大きいのが、Aceはセンサーサイズが小さく、ライカとの共同開発レンズではないところです。
これでは夜間撮影には厳しいので、Ace Proが断然おすすめになっています。
Insta360 Ace Proの価格
2024年6月時点でアクションカメラの最高峰と言える機能性なので、どうしても値段も高くなります。
さらにアクセサリーキットを含めるとさらに値段も上がるので、こだわればこだわるほどに出費もかさみます。
キット名 | セット内容 | 価格 |
---|---|---|
通常版 | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 | 67,800円 |
クリエイターキット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 多機能自撮り棒×1 SDカード(128GB)×1 | 79,200円 |
パワーキット | Ace Pro本体 バッテリー×2 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 急速充電ハブ×1 SDカード(128GB)×1 | 87,240円 |
水中キット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 フロートガード×1 潜水ケース×1 SDカード(128GB)×1 | 86,300円 |
GPS撮影キット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 プレビューリモコン×1 SDカード(128GB)×1 | 97,900円 |
サイクリングキット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 ハンドルバーマウント×1 チェストストラップ×1 SDカード(128GB)×1 | 80,600円 |
ウインターキット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×1 Type-Cケーブル×1 114cm見えない自撮り棒×1 チェストストラップ×1 ヘルメット延長ロッド×1 SDカード(128GB)×1 | 84,600円 |
バイクキット | Ace Pro本体 バッテリー×1 標準マウント×1 フレキシブル粘着マウント×3 Type-Cケーブル×1 ヘビーデューティークランプ×1 ヘルメット顎マウント×1 SDカード(128GB)×1 | 82,740円 |
ただAce Proの機能性を考えれば当然で、他のアクションカメラと比べても性能はダントツ。
特に安いアクションカメラなんかはオマケレベルの性能なので、Ace Proには逆立ちしても届きません。
僕はアクセサリーが揃っていたので、通常版を購入しています。僕と同じ用にある程度のアクセサリーがあるなら、通常版と個別のアクセサリーのほうが安く済むかもしれません。
Insta360 Ace Proにおすすめのアクセサリー
僕が愛用しているのが、こちらの7つのアクセサリーです。
それぞれの特徴は▼神7決定!Insta360 Ace Proにおすすめのアクセサリーまとめで紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
Insta360 Ace Proは夜間撮影にベストなアクションカメラ
Ace Proは優秀な性能を持っていますが、特に夜間撮影は突出した性能になっています。
誰でもかんたんに撮影できるように設計されており、気軽に動画で思い出を残すことができるようになっています。
おかげでAce Proだけで1日の撮影ができるようになり、旅行などでの思い出動画もさらに撮影しやすくなりました。
特に花火や誕生日など、今までは撮影が難しかった暗いところの映像もキレイに残せるのが最高に気に入っています。
アクションカメラに夜間撮影性能を求めるなら、ぜひAce Proを使ってみてください。