どうも、アクションカメラ大好きナシタカです。
アクションカメラは他のカメラと比べるとコンパクトで、手持ちでの撮影はもちろん、体に取り付けての撮影ができてとても便利です。
ただそんなアクションカメラでも体に取り付けるとなると、アクセサリーを揃える必要があったり、取り付けるとかなり目立ってしまうんですよね…。
その中でもウェアラブル撮影がしやすいおすすめカメラが、『Insta360 GO 3』です。
- 乾電池サイズのカメラ本体
- 2.7K30fpsで撮影ができる
- マグネットで衣服のどこにでも付けられる
- 付属のアクセサリーで帽子や固定撮影も簡単
- アクションポッドでバッテリーも安心
これだけコンパクトなのに、キレイな映像が撮影できるのは驚きの一言。ボタン配置も考えられ、使い勝手も抜群です。
とにかく体に取り付けやすいのが良いですね。マグネットで簡単に付けられ、気軽にウェアラブル撮影ができるのは、他のアクションカメラにはない魅力。
持ち運びしやすい&使いやすいアクションカメラ、Insta360 GO 3をレビューしていきます。
この記事はメーカー様より商品を提供いただき作成しています
Insta360 GO 3のセット内容とスペック
Insta360 GO 3のセット内容がこちらです。
- GO 3本体
- アクションポッド
- 磁気ペンダント
- 角度調整インサート
- 簡易クリップ
- ピボットスタンド
- 粘着ベース
- USB-A to USB-Cケーブル
- 説明書類
主なスペックがこちら。撮影時間は64GBの場合です。
項目 | Insta360 GO 3 (64GB) |
---|---|
本体サイズ | GO 3: 325.6 x 54.4 x 23.2 mm アクションポッド: 63.5 x 47.6 x 29.5mm |
重さ | GO 3: 35.5g アクションポッド: 96.3g |
最高解像度 | 2.7K/30fps |
撮影可能時間 | 2時間53分(64GB) |
バッテリー時間 | 最大170分(フルHD) |
バッテリー容量 | GO 3: 310mAh アクションポッド: 1270mAh |
充電時間 | GO 3: 80%まで23分 / 100%まで35分 アクションポッド: 80%まで47分 | 100%まで65分 |
Insta360 GO 3のメリット
実際にInsta360 GO 3を実際に使ってみてのメリットがこちらです。
マグネットが強力で取り付けしやすい
Insta360 GO 3はマグネットで取り付けられ、これがとても強力。付属の磁気ネックレスを近付けるだけでパチっとはまります。
バチッとくっつくと、両手を使わないと外れないほどに強力で、薄手の服ならまず外れることはありません。動きながら撮影での振動でも外れないので、ウェアラブル撮影にピッタリのカメラです。
冬場に使うワークマンのバイク用イージスでも試してみると、中綿がある状態でもマグネットで取り付けられました。ただ若干磁力は弱まるので、あまり布が厚くなると外れるリスクも上がります。
この状態でバイク運転しながら撮影しましたが、段差での揺れなどでも取れることはありませんでした。よほどの衝撃などが加わらない限りは、安心して使えそうです。
特にマグネットが便利なのが、磁力が伝わればどこにでも取り付けられること。取り付け位置の自由度はすごく高く、衣服のどの部分にも付けられますし、高さの調整も自由自在。
アクションポッドの画面でプレビューしながら位置調整ができ、スマホを取り出す必要はなし。Insta360 GO 3だけですべての調整ができるのはかなり使いやすいです。
カラダに着けてもジャマにならない
Insta360 GO 3は本体がかなりコンパクトで、マグネットで衣服に取り付けてもまったくジャマになりません。本体自体が軽いので、走っても暴れることもなく、違和感なくいつも通り動けます。
本体自体が単4乾電池ほどの大きさなので、約35gと付けているのを忘れるくらいの重さ。体に付けているからといって動きづらさもまったく言っていいほどありません。
GoProで同じことをするならハーネスでガッチリ固定しないと、走りながらの撮影は揺れて大変だったので、アクセサリーが必要ない使いやすさでも群を抜いています。
さらにブラックモデルなら暗い色の衣服に目立たないので、周りの目がそこまで気にならないのもうれしいポイント。
GoProは本体の大きさがある&ハーネスを使っての撮影が目立つので、どうしても周りの目が気になっていました……。
特に本体が軽いので、子どもに着けてもらうのも気軽にできます。一緒にサッカーをするときに使ってみましたが、普段では見られない臨場感のある映像は最高でした。
Insta360 GO 3は周りの目を気にせず撮影がしやすい、まさにウェアラブル撮影に最適なカメラです。
アクションポッドの画面でプレビューできる手軽さ
Insta360 GO 3の本体映像はアクションポッドで常にプレビューができるので、どんな映像になっているかをその場ですぐに確認できます。スマホに接続する手間がないのが最高です。
2.2インチの画面は少し小さく感じますが、映像の確認には十分なレベル。むしろこのスクリーンはフリップすることもできるので、かなり使いやすいです。
他のアクションカメラでは体に取り付けると映像の確認ができず、スマホに接続しないとプレビューができないのがめんどうでした…。
その点Insta360 GO 3ならアクションポッドで簡単に映像が確認できるので、ウェアラブル撮影でのストレスがなくなって使いやすいです。
手ブレ補正が想像以上に強力
Insta360 GO 3では手ブレ補正が3段階で設定できますが、コンパクトサイズからは想像できない強力な手ブレ補正を備えています。
その小ささから体に取り付けることが多いカメラなので、体の動きが大きいほどブレも入りやすいんじゃないの?と疑問に思っていました。
しかし実際に使ってみると、ほとんどブレが気になりません。こちらは手ブレ補正を最大にしましたが、とても安定した映像に。
ちなみに手ブレ補正を最低限にしたのがこちら。違いがよくわかります。
ただ衣服の取付場所には注意が必要。そもそもカメラが大きく動かない場所を選ばないと、手ブレ補正があっても意味がありません。
この写真のように、ファスナーカバーの部分に取り付けるとカバーがペラペラと動くので、手ブレ補正の処理がうまくいかずに不安定な映像になります。
取り付け位置を間違えないよう、安定した場所を選びましょう。これさえ気をつければ、安定した映像が簡単に撮影できます。
バッテリー持ちが思ったよりも良い
Insta360 GO 3はコンパクトサイズでバッテリー持ちが心配でしたが、思ったよりも長く撮影ができました。バイクでの移動時に撮影してみましたが、約50分の撮影をしてもまだ余裕があります。
アクションポッドとの組み合わせで使わないときに充電されているので、いざ使おうと思ったときにバッテリー切れがないのはすごい安心感。
さらに撮影しながらでもアクションポッドはモバイルバッテリーで充電でき、いつでも満タンにしておくことも。バッテリー管理がしやすいのも気に入っています。
Insta360 GO 3のデメリット
実際にInsta360 GO 3を使ってのデメリットがこちらです。
最高解像度は2.7K30fps
Insta360 GO 3は動画の最高解像度が2.7K30fpsとなっており、50fpsでは1080pが最高です。
スマホで映像を見る分にはまったく問題ありませんが、4Kモニターなどで見ると少し映像に荒い感じが……。
ここはコンパクトサイズとのトレードオフで、解像度を犠牲にする覚悟が必要。あらかじめそれが分かっていれば十分な映像なので、過度に期待しないようにしましょう。
僕もメインはInsta360 Ace Proで撮影し、サブやウェアラブル撮影用にInsta360 GO 3と分けて使っています。
スマホメインで映像を見るなら、Insta360 GO 3で十分にキレイな映像を楽しめます。
暗いところは期待しすぎないように
Insta360 GO 3はカメラ自体が小さいので、暗いところでの撮影に期待し過ぎるのはやめましょう。
こちらは日没の時間に撮影しましたが、周りの光量が少ないので、どうしても暗い映像になってしまいます。
一方でお店の明かりがあるところでは、予想以上に撮れているなと。カメラのコンパクトさを考えれば、これだけ撮影できるのはすごいです。
なのでメインは晴れの日の明るいところで撮影するのが前提で、暗いところはおまけ程度に考えたほうがいいです。
カメラを戻さないと録画した映像の確認ができない
Insta360 GO 3のアングル確認は本体に表示されて確認できますが、撮影した映像の確認はカメラをアクションポッドに戻さないと確認できません。
なので撮影した映像をこまめに確認しようと思うと、衣服に取り付けたカメラを外してアクションポッドに戻す必要があり、その着け外しがめんどうです。
特にマグネットが強力なので、それをいちいち外してまた衣服に着けてアングル調整……と、手間がかかるのは気になりました。
僕はこまめな映像確認は諦め、まずは撮影に集中。あとで撮影した映像を一気に確認する運用方法がベストになっています。
録画した映像のプレビュー画質は粗め
Insta360 GO 3のアクションポッドでのプレビューは、画質を下げるよう自動で設定されています。
そのためアクションポッドでのプレビューは細部の確認よりも、全体的な映像確認がメインになるので、そこだけ要注意。
僕もアクションポッドでのプレビューは映像の全体像の確認程度にしており、スマホにダウンロードしてから最終チェックをしています。
こういった機能制限のおかげで、プレビューが動かないなど動作が不安定になることはなく、快適に使えるように考えられています。
Insta360 GO 3をAce Proと比較しながら撮影してみた
Insta360 GO 3を僕が愛用しているInsta360 Ace Proと比較してみました。
項目 | Insta360 GO 3 (64GB) | Ace Pro |
---|---|---|
本体サイズ | GO 3: 25.6 x 54.4 x 23.2 mm アクションポッド: 63.5 x 47.6 x 29.5mm | 71.9 × 52.2 × 38.5mm |
重さ | GO 3: 35.5g アクションポッド: 96.3g 合計 131.8g | 179.8g |
最高解像度 | 2.7K/30fps | 8K/24fps 1080p/240fps |
バッテリー容量 | GO 3: 310mAh アクションポッド: 1270mAh 合計 1580mAh | 1650mAh |
充電時間 | GO 3: 80%まで23分 / 100%まで35分 アクションポッド: 80%まで47分 | 100%まで65分 | 46分(30W急速充電アダプター使用時) 63分:5V/3A |
アクションポッドの大きさで見ると、Insta360 Ace Proのほうが一回り大きい感じ。スクリーンも大きさがけっこう違います。
幅もInsta360 GO 3のほうが小さいですが、厚みはほとんど変わりません。
実際に撮影したのがこちら。まずは手ブレ補正を比較しました。
一応夜間撮影も比較。同じ場所を撮影していますが、Insta360 Ace Proはやっぱりすごかった。
Insta360 GO 3の専用ケースが便利
Insta360 GO 3はトラベルセットに専用ケースが付属しています。
このケースが専用だけあり、Insta360 GO 3がピッタリと収まるので、安心して収納できます。
付属のアクセサリーも一緒に収納できるので、これさえあれば安心して保管できるのはありがたい。
しっかりとした作りでケース自体は少し大きめですが、僕は普段からリュックでケースごと持ち歩いて活用するので、安心して持ち運びできています。
Insta360 GO 3のキット内容と価格
Insta360 GO 3は目的別に複数のキットがあり、それぞれ同梱されているアクセサリーの違いがあります。
目的に合ったアクセサリーが入ったスペシャル版という感じで、その分値段も高くなるので、目的に合わせて選びましょう。
通常版を基準に、追加で入っているものを赤字で載せています。違いをしっかりと見極めてください。
キット名 | セット内容 | 価格 |
---|---|---|
通常版 | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 | 60,500円 |
クリエイターキット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 クイックリリースマウント×1 モンキーテールマウント×1 スクリーンプロテクター×1 | 70,140円 |
トラベルキット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 ミニ見えない自撮り棒+三脚×1 収納ケース×1 | 68,450円 |
アクションキット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 クイックリリースマウント×1 | 65,900円 |
ウォータースポーツキット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 潜水ケース×1 フローティングハンドグリップ×1 磁気ペンダント安全コード×1 | 71,570円 |
自転車撮影キット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 クイックリリースマウント×1 ハンドルバーマウント×1 チェストストラップ×1 | 74,200円 |
バイクキット | GO 3本体 アクションポッド レンズ保護フィルター(装着済み) 磁気ペンダント×1 ピボットスタンド×1 簡易クリップ×1 USB-C to Aケーブル×1 クイックリリースマウント×1 ヘルメット顎マウント×1 磁気ペンダント安全コード×1 | 69,320円 |
僕のおすすめはトラベルキット。収納ケースが安心の作りで持ち運びやすいので、
Insta360 GO 3レビューまとめ
Insta360 GO 3は2.7K30fpsが最高解像度と、少し機能が抑えられたカメラになっています。
その分コンパクトサイズで作られており、マグネットで気軽に衣服に取り付けられる使いやすさは、他のカメラにはない魅力です。
特にウェアラブル撮影のような、体に取り付ける撮影にピッタリのカメラ。アクションポッドのおかげでプレビューもしやすく、使い勝手もしっかりと考えられています。
僕は子どもに着けてもらって撮影したり、他のカメラでは撮影できない、臨場感のある映像を楽しんでいます。
ウェアラブル撮影に興味がある人には、ぜひおすすめしたいカメラです。