どうも、GoPro大好きナシタカです。
この記事ではGoPro純正自撮り棒、『El Grande(エル グランデ)』をレビューしました。
純正自撮り棒の中で最大の約1mの長さを誇り、1本で多彩な撮影ができる魅力的な自撮り棒です。
エルグランデのセット内容と見た目
エルグランデはGoPro純正アクセサリーの中で、最大の長さを誇る自撮り棒です。
エルグランデのセット内容はこちら。
- エルグランデ本体
- クイックリリースマウント
- サムスクリュー
- ストラップ
しかし僕の手元に届いたエルグランデにはストラップが付属していませんでしたが、後からGoProに問い合わせたところ送ってもらえることになり無事に手元に届いています。
エルグランデのスペックがこちらです。
短縮時の長さ | 38cm |
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最大伸ばしたとき | 97cm |
重さ | 355g |
短縮時でも38センチとなかなかの大きさ。
大きめのリュックでないと収納できないくらいの長さです。
重さは355gと350mlペットボトルと同じくらい。
最大まで伸ばすと97cm、約1mほどの長さになります。
グリップ部分が太めで、かつラバー素材で作られていてとても滑りにくい仕様。
このおかげで握りやすく、想像よりも重さを感じさせない感じになっています。
エルグランデはベースマウントになっているので、GoProを取り付けるにはクイックリリースバックルが必要です。
GoProを取り付けには欠かせないアイテムなので、忘れずに持ち歩くようにしましょう。
可動部分はボール式(スイベル式)となっていて、あらゆる角度に調整が可能。
ネジの調節で、ボール部分の可動をコントロールできます。
伸縮部は捻りでロックを解除することができます。
捻るだけでロックと解除が簡単にできるので、伸縮が簡単にできるのは使いやすいポイントですね。
底面には三脚が取り付けられるとのことでしたが、僕が購入したエルグランデはこのようにネジ穴がついていない状態でした。
今のモデルでは三脚の取り付けができないようなので、三脚として組み合わせようとしている方は注意が必要。
ただ純正品だけあって、GoProとの見た目の相性は抜群ですね。
エルグランデの良いところ
実際に僕がエルグランデを使ってみて、良いなと思ったのがこちらの3つ。
97cmの圧倒的な長さ
エルグランデの最大の特徴といえば、この長さにあります。
1mという長さのおかげで、手元からローアングルとハイアングルの撮影ができて使い勝手が最高です。
例えば3-Wayだとハイアングルでは高さが足りず、ローアングルでは腰をかがめないといけないので体勢が辛いんですよ。
しかしエルグランデであれば、1mの長さを活かしてあらゆる方向からの撮影が楽にできます。
実際にハイアングルで撮影してみたのがこちらの写真。
かなり高い位置からの撮影ができるので、まるでドローンで撮影したような映像に見せることができます。
撮影アングルのバリエーションを増やすのに、欠かせないアクセサリーですね。
グリップ部分が握りやすい
上にも書きましたが、グリップ部分がラバー素材で作られていてとても握りやすいです。
滑らないのでしっかりと力が伝わって、1mの長さでもコントロールがしやすいのはありがたい。
また太さもちょうど良くて、手の小さめな僕でもしっかりと力が入ります。
長い自撮り棒だからこそ、しっかりと扱えるように作りにこだわっているのが感じられますね。
ボール式でGoProの角度調整が自由自在
そして意外と便利だったのが、ボール式の可動部分です。
このボール式の自由な構造のおかげで、微妙な角度でのアングル固定ができるので、よりこだわった撮影ができます。
例えばこのように真上に向けて撮影も可能。
アングルの調整の自由度が高いので、単純に使っていて楽しく感じられます。
エルグランデのイマイチなところ
逆にイマイチなのが、こちらの3つです。
持ち運びしにくい
短縮時は38センチになりますが、やはり持ち運びにはかさばる大きさです。
よほど大きいリュックでないと収納できないので、完全にリュックに入れておきたい方は使えるリュックが限定されます。
また重さもなかなかで写真では見えないですが、GoProと組み合わせると520g、500mlペットボトル1本分の重さに。
大きさも相まって持ち運びしにくさを感じるので、このあたりは対策と覚悟が必要ですね。
僕は撮影用のノースフェイスリュックにすっぽりと収めて持ち運んでいます。
大きめのリュックですが、すべてをまとめられる容量が気に入っていますが、このくらい大きくないと収納は厳しいですね。
ボール式なので水平に戻すのが難しい
エルグランデの良いところで紹介したボール式の可動部分ですが、使いにくさもあります。
それが元の正しい位置に戻しにくいこと。
ちゃんと水平に戻したつもりでも、撮影してみると若干傾いていたりと、調整が微妙で難しい。
自由自在に動かせる分、所定の位置に戻すのが難しいので慣れが必要かなと感じています。
ラバー素材でホコリがつきやすい
滑りにくいラバー素材ですが、使っていて気になるのがホコリです。
だんだんとラバー素材にホコリがくっついてしまい、しかも取れにくいのでお手入れが大変。
滑りにくいメリットがありますが、汚れやすいデメリットもあるので気になる方はけっこう気になると思いますね。
僕も普段はそこまで気にならないのですが、ふとしたときや写真を撮るときに「けっこうホコリついてるな〜」と悲しくなってます。
GoProエルグランデの撮影例
実際にGoProエルグランデで撮影したものがどのようになるかを紹介します。
まずは先ほど紹介しましたが、ハイアングルで撮影したときの写真です。
他の自撮り棒と比べても圧倒的な高さから撮影ができるので、擬似ドローン的な映像として活用ができます。
最大に伸ばして自撮りしたときの長さがこちらです。
自分だけでなく周囲の景色もしっかりと入れられるので、景色の良いところで撮影したら最高ですね。
また動画から写真を切り出してみたのがこちら。
最初から写真で撮影したときと比べると風景は少し狭まりますが、動画でこれだけ広く撮影できるのは素晴らしいですね。
これなら家族で撮影しつつも、周りの風景も一緒に入れられるので思い出としても最高の1枚になりそうです。
エルグランデレビューまとめ
1mの長さは想像以上に便利で、いろいろなアングルからの撮影が簡単で使っていてとても楽しいです。
この長さだからこそ撮影できる映像もあって、特にハイアングルからの撮影は他のアクセサリーでは絶対に撮影できません。
ただ持ち運びはかなり大変なので、そこだけ覚悟が必要です。