GoProで撮った動画をスマホだけでサクッと編集したいなら、まず候補になるのがGoPro公式アプリの「Quik」です。
僕も以前は、GoProで撮った動画をスマホに取り込んで、Quikで自動編集したり、BGMを入れたりして使っていました。
ただ正直に言うと、Quikは「手軽に短い動画を作る」には便利ですが、細かく作り込む編集には向いていません。
今ならCapCutやiMovie、PC編集ソフトもあるので、「GoPro動画編集=Quik一択」とは言いにくいです。
とはいえ、GoProとの連携、自動編集、BGMに合わせた編集、スマホで完結できる手軽さは今でも魅力があります。
この記事では、GoPro Quikでできること、スマホで動画編集する流れ、使うときの注意点、他の動画編集アプリとの違いまでまとめます。
※アプリ画面はアップデートで変わることがあります。この記事では、基本的な考え方と編集の流れがわかるように整理しています。
GoPro Quikでできることを先に整理
まず、Quikでできることをざっくり整理します。
細かい操作を覚える前に、Quikは「GoPro動画を取り込んで、短くまとめて、スマホに保存するアプリ」と考えるとわかりやすいです。

| できること | 内容 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 動画の取り込み | GoProやスマホ内の動画・写真を読み込む | 素材管理 |
| 自動編集 | 素材を選ぶだけで動画を作れる | 旅行・子ども動画のまとめ |
| テンプレート | 動画の雰囲気をまとめて変えられる | 手軽な編集 |
| BGM追加 | 音楽を入れて動画にリズムを出せる | SNS投稿・思い出動画 |
| トリミング | 必要な場面だけを切り出せる | 短尺化 |
| 速度調整 | スローや倍速を使える | アクション動画 |
| 画面比率変更 | 16:9、1:1などに変更できる | YouTube・Instagram向け |
| 書き出し | 編集した動画をスマホに保存できる | 投稿・共有 |
Quikの良いところは、動画編集に慣れていなくても、それっぽい動画をすぐ作れるところです。
反対に、テロップを細かく入れたり、長尺のYouTube動画を作ったりするには少し物足りません。
GoPro動画やスマホ動画を取り込める
Quikでは、GoProで撮った動画だけでなく、スマホに保存している動画や写真も編集に使えます。

素材の場所は、アプリ内、クラウド、スマートフォンなどに分かれます。
- アプリ:Quikアプリに保存されているデータ
- クラウド:GoProクラウドに保存されているデータ
- スマートフォン:スマホ本体に保存されているデータ
GoPro動画だけでなく、スマホで撮った動画も組み合わせられるのは便利です。
ただし、クラウドの動画をそのまま直接編集できるわけではなく、一度アプリ側にダウンロードする必要があります。
高画質のGoPro動画は容量が大きいので、スマホの空き容量はかなり大事です。
自動編集で短い動画を作れる
Quikらしい機能が、自動編集です。
動画や写真を選ぶだけで、テンプレートに合わせて自動で動画を作ってくれます。
旅行の動画や子どもの外遊び動画を、短くまとめたいときにはかなりラクです。
細かい編集をしたい人より、「とりあえず見られる動画にしたい」人向けの機能です。
テンプレート・BGM・画面比率を変えられる
Quikでは、テンプレートやBGM、動画の長さ、画面比率などを変更できます。

テンプレートを変えると、動画全体の雰囲気が一気に変わります。
BGMも選べるので、動画の雰囲気に合わせて変えられます。もちろん音楽なしにもできます。

画面比率も変えられるので、YouTubeなら横長、Instagramなら正方形や縦長など、投稿先に合わせて使い分けできます。

GoPro Quikはどんな人におすすめ?
Quikは便利ですが、誰にでもベストな動画編集アプリではありません。
使ってみた感覚としては、短い動画をスマホだけでサクッと作りたい人には向いています。

| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| GoPro動画をスマホだけで編集したい人 | 長尺のYouTube動画を作りたい人 |
| 旅行や子ども動画を短くまとめたい人 | テロップを細かく作り込みたい人 |
| BGMつきの動画をすぐ作りたい人 | 複数音声や細かいカット編集をしたい人 |
| 自動編集を使いたい人 | 色味や音声まで本格的に調整したい人 |
| SNS用に短い動画を作りたい人 | PCでしっかり編集したい人 |
短い動画をすぐ作りたい人に向いている
Quikの一番の魅力は、動画編集に時間をかけなくても、それっぽくまとめられるところです。
素材を選ぶだけで自動編集してくれるので、撮った動画をすぐ家族に見せたいときや、短いSNS動画を作りたいときに便利です。
僕も、子どもの動画や旅行の動画をざっくりまとめるなら、こういう自動編集はかなり助かると感じました。
GoPro動画をスマホで管理したい人に向いている
GoProとスマホをつないで、動画を確認したり、必要な素材を取り込んだりする用途にもQuikは使えます。
GoProの小さい画面だけで動画を確認するより、スマホで見た方がかなりわかりやすいです。
GoProとスマホの接続方法は別記事でまとめています。

本格編集したい人には物足りない
一方で、Quikは本格編集にはあまり向いていません。
テロップを細かく入れる、動画の流れを1カットずつ作り込む、音声をしっかり調整する、といった編集はやりにくいです。
YouTube用にしっかり作るなら、Quikだけで完結させるより、CapCutやPC編集ソフトを使った方がラクです。
GoPro Quikと他の動画編集アプリの違い
GoPro動画を編集するなら、Quik以外にも選択肢があります。
僕の感覚では、Quikは「GoPro連携と自動編集」、CapCutは「SNS向け編集」、PC編集ソフトは「本格編集」という分け方がわかりやすいです。

| アプリ・ソフト | 強み | 弱み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Quik | GoPro連携、自動編集、BGM同期 | 細かい編集は弱い | GoPro動画をすぐまとめたい人 |
| CapCut | テロップ、SNS編集、無料機能が豊富 | GoPro連携はQuikほど強くない | SNS向けに作りたい人 |
| iMovie | iPhoneだけで簡単に使える | 機能は少なめ | 最低限の編集でいい人 |
| Premiere Pro | 本格編集、YouTube向き | 有料、PC前提 | しっかり作り込みたい人 |
| DaVinci Resolve | 色編集や本格編集に強い | 操作はやや難しい | 本気で動画編集したい人 |
QuikはGoPro連携と自動編集が強い
QuikはGoPro公式アプリなので、GoProとの連携はしやすいです。
GoPro動画を取り込んで、スマホでサクッと編集するなら使いやすいです。
特に自動編集はQuikらしい機能で、動画編集に慣れていなくても短い動画を作りやすいです。
CapCutはSNS向けの編集に強い
CapCutは、テロップや縦動画、SNS向けの編集に強いです。
細かく文字を入れたり、テンポよくカットしたりするなら、QuikよりCapCutの方が作りやすい場面があります。
GoProで撮った動画をショート動画にしたいなら、CapCutもかなり候補になります。
YouTubeや長尺ならPC編集も検討
YouTube用にしっかり編集するなら、スマホアプリだけでは少し大変です。
長尺動画、テロップ多め、複数素材、音声調整までやるなら、Premiere ProやDaVinci ResolveのようなPC編集ソフトも検討した方が良いです。
GoPro動画編集に使うソフトやPCについては、以下の記事も参考にしてください。


GoPro Quikでスマホ動画編集する流れ
ここからは、Quikで動画編集する流れをざっくり紹介します。
細かい画面はアップデートで変わることがありますが、基本の流れは大きく変わりません。

- GoPro動画をスマホに取り込む
- 編集したい素材を選ぶ
- 自動編集でベースを作る
- テンプレートとBGMを選ぶ
- 動画の長さと画面比率を決める
- 書き出してスマホに保存する
GoPro動画をスマホに取り込む
まずは、GoProで撮った動画をスマホに取り込みます。
GoProとスマホを接続して、必要な動画だけ取り込むのが基本です。
長時間撮影した動画を全部入れるとスマホ容量をかなり使うので、編集に使う素材だけ選ぶのがおすすめです。
編集したい素材を選ぶ
次に、編集したい動画や写真を選びます。
Quikは複数の動画や写真をまとめて選び、自動で1本の動画にしてくれます。
旅行やお出かけの動画をまとめたいときは、良さそうな素材を先に選んでおくと編集しやすいです。
自動編集でベースを作る
素材を選ぶと、Quikが自動で動画のベースを作ってくれます。
ここで大まかな流れができるので、あとはテンプレートや音楽、長さを調整していく感じです。

テンプレートとBGMを選ぶ
動画の雰囲気を変えたいときは、テンプレートとBGMを調整します。
テンプレートを変えるだけで見た目やテンポがかなり変わるので、最初はいくつか試してみるのが良いです。
BGMを入れると一気に動画っぽくなりますが、子どもの声や現地の音を残したいときは、音楽なしも選択肢になります。
動画の長さと画面比率を決める
動画の長さは、投稿先や見せたい相手に合わせて調整します。
家族に見せるなら少し長めでも良いですが、SNSに投稿するなら短めにまとめた方が見やすいです。
画面比率は、YouTubeなら16:9、Instagramやショート動画なら縦長や正方形など、使う場所に合わせて選びましょう。
書き出してスマホに保存する
編集が終わったら、動画を書き出してスマホに保存します。
保存後は、そのままSNSに投稿したり、家族に共有したりできます。
GoPro動画は容量が大きくなりやすいので、書き出し後に不要な素材を整理するのも忘れないようにしましょう。
GoPro Quikでよく使う編集機能
Quikにはいろいろな編集機能がありますが、よく使うのはこのあたりです。
| 機能 | できること | 使う場面 |
|---|---|---|
| トリミング | 必要な部分だけを使う | 長い動画を短くしたいとき |
| テンプレート | 動画全体の雰囲気を変える | 手軽に見栄えを整えたいとき |
| BGM | 音楽を入れる・音楽なしにする | 動画の雰囲気を変えたいとき |
| 画面比率 | 16:9や1:1などに変える | SNSやYouTubeに合わせるとき |
| 速度調整 | スローや倍速にする | アクションシーンを見せたいとき |
| ボリューム | 素材音声を消す・残す・強める | BGMと現地音を調整したいとき |
| フィルター・調整 | 色味や明るさを整える | 雰囲気を変えたいとき |
トリミング
トリミングは、動画の中で使う部分を決める機能です。
GoPro動画は撮りっぱなしだと長くなりやすいので、見せたい場面だけ残すのが大事です。

自動で良さそうな部分を選んでくれる機能もありますが、最終的には自分で見ながら調整した方が納得しやすいです。
速度調整
GoPro動画と相性が良いのが速度調整です。
ジャンプ、水遊び、乗り物、子どもの動きなどは、スローにすると見やすくなる場面があります。

ただし、撮影時のフレームレートが低い動画を無理にスローにすると、カクカク見えやすいです。
きれいなスローにしたいなら、撮影時点で高fpsにしておく必要があります。
ボリューム
ボリュームでは、動画素材の音声をどう扱うかを選べます。

| 設定 | 音声の違い |
|---|---|
| 消音 | 動画の音声を消す |
| ミックス | 動画の音声を残す |
| ブースト | 動画の音声を強める |
子どもの声や現地の音を残したいなら、ミックスやブーストを使います。
逆にBGMだけでテンポよく見せたいなら、素材音声は消音にしてもOKです。
フィルター・色調整
フィルターや色調整を使うと、動画の雰囲気を変えられます。
ただ、GoPro動画は元々色がはっきり出ることも多いので、かけすぎると不自然に見えることがあります。

最初は自動調整や軽めの補正にして、やりすぎないくらいが見やすいです。
GoPro QuikでBGMなし・素材音声だけにする方法
Quikで編集すると、BGMが自動で入ることがあります。
ただ、子どもの声や現地の音を残したいときは、BGMなしで素材音声だけにしたいですよね。
その場合は、BGMを「音楽なし」にして、素材側の音声をミックスやブーストにします。
BGMを音楽なしにする
音楽の設定から「音楽なし」を選びます。

素材音声をミックスまたはブーストにする
動画素材のボリューム設定から、ミックスまたはブーストを選びます。

これで、BGMなしで動画の音声だけを使えます。
子どもの声や旅行先の音を残したいなら、BGMを入れない方が見返したときに楽しいこともあります。
GoPro Quikを使うときの注意点
Quikは手軽で便利ですが、使う前に知っておきたい注意点もあります。
スマホ容量をかなり使う
GoPro動画は容量が大きいです。
4K動画や長時間撮影した動画をスマホに取り込むと、すぐに容量を圧迫します。
Quikでスマホ編集するなら、編集前に空き容量を確認しておいた方が安心です。
クラウド素材は一度ダウンロードが必要
GoProクラウドに保存している動画でも、編集に使うには一度アプリ側にダウンロードする必要があります。
クラウドにあるからスマホ容量を使わない、というわけではありません。
編集する素材が多いほど、スマホ容量と通信環境が必要になります。
長尺動画や細かいテロップ編集には向かない
Quikは、短い動画をサクッと作るのに向いています。
逆に、10分以上の動画を細かく編集したり、テロップをたくさん入れたりするには少し大変です。
そういう編集をしたいなら、CapCutやPC編集ソフトを使った方がストレスは少ないです。
一部機能は有料・サブスク対象
Quikは無料でも使えますが、すべての機能が無料で使えるわけではありません。
テーマやフィルター、クラウド関連など、一部機能はサブスク対象になる場合があります。
無料で試してみて、必要な機能が有料だったら、その時点で継続するか判断するのが良いです。
アプリ画面はアップデートで変わる
アプリ系の記事で一番やっかいなのが、画面がアップデートで変わることです。
この記事内のスクショと今のアプリ画面が少し違う場合もあります。
ただ、素材を選ぶ、自動編集する、BGMや比率を変える、書き出すという基本の流れは大きく変わりません。
GoPro Quik以外でおすすめの編集方法
Quikで物足りないと感じたら、別の編集アプリやPC編集も検討してOKです。
SNS向けならCapCut
Instagram、TikTok、YouTubeショート向けに作るなら、CapCutはかなり使いやすいです。
テロップ、縦動画、効果音、テンプレートなどが豊富なので、SNS向けの編集ならQuikより作りやすい場面があります。
iPhoneだけで簡単に作るならiMovie
iPhoneだけで最低限の編集をしたいなら、iMovieも選択肢になります。
機能はシンプルですが、余計なものが少ないので迷いにくいです。
YouTubeや長尺ならPC編集
YouTube用の長尺動画や、しっかり作り込む動画ならPC編集が向いています。
Premiere ProやDaVinci Resolveなら、カット編集、色調整、テロップ、音声調整まで細かく作れます。
ただしPCスペックも必要になるので、スマホ編集よりハードルは上がります。


GoPro Quikの使い方まとめ
- QuikはGoPro動画をスマホで編集できる公式アプリ
- 自動編集やBGMつきの短い動画作成に向いている
- GoPro動画だけでなくスマホ動画も編集できる
- クラウド素材も編集時にはダウンロードが必要
- 長尺動画や細かいテロップ編集には向かない
- 本格編集ならCapCutやPC編集ソフトも検討する
GoPro Quikは、スマホだけでGoPro動画をサクッと編集したい人には便利なアプリです。
特に、旅行や子どもの動画を短くまとめたいとき、自動編集でそれっぽい動画にしたいときにはかなり使いやすいです。
ただ、細かく作り込む編集には向いていません。
Quikは「すぐ作る」アプリ。本格的に編集したいなら、CapCutやPC編集ソフトと使い分けるのがおすすめです。
まずはQuikで短い動画を作ってみて、物足りなくなったら他の編集方法に移るくらいがちょうど良いと思います。
GoPro動画編集をもっと深く知りたい方は、スマホ接続や編集ソフトの記事も参考にしてください。




