どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoProで撮影した動画はQuikアプリを活用すると、簡単にデータの移動や動画編集ができます。
Wi-Fiでのワイヤレス接続もでき、GoProクラウドストレージなら動画データのやり取りがさらにスムーズに。
Quikの使い方と動画編集の流れを詳しく紹介します。
GoProアプリ『Quik(クイック)』の使い方
Quikを開くとホーム画面が表示され、ここから4つの機能を選択できます。
Mural
Mural(ミューラル)の公式説明がこちら。
この機能を使用すると、写真やビデオをパーソナライズされたウォールにまとめて、GoPro で撮影したお気に入りの瞬間を甦らせることができます。GoPro は皆さんのスマートフォンから、一度入ったら抜け出せない、ブラックホールのような写真アプリをなくすことを使命としており、Mural の導入はその実現に向けた第一歩です。
GoPro アプリに「Mural」が新登場 より
操作がよりシンプルになるため、忘れられない映像を作成したり、アクションを追体験することに集中できます。コンテンツのキュレーション機能も効率化され、写真やビデオをイベントごとに素早く分類できるようになるため、すべての映像が整理され、見つけやすくなります。
簡単に言えば、お気に入りの写真を好きに表示できるスペース。右下の『+Muralに追加』ボタンから、好きな動画や写真を選べます。
メディア
メディアを選択すると、3つの場所からデータを選択できます。
- アプリ → Quikアプリに保存されているデータ
- クラウド → クラウドストレージに保存されているデータ
- スマートフォン → スマホに保存されているデータ
このようにアプリとクラウド、スマートフォンの3つからデータを読み込めます。つまりスマホで撮影した動画や写真も編集できるというわけ。
ただ気をつけたいのが、クラウドデータを直接動画編集の素材として使えないこと。一旦アプリにダウンロードする必要があり、スマホの容量が必須です。
スタジオ
スタジオは動画や写真を選択するだけで、テンプレートで自動で編集してくれる機能。
また編集した動画はここに表示され、Muralに追加やスマホへダウンロードすることもできます。
GoPro
ここから手持ちのGoProと接続できます。
GoProとの接続について詳しくは、▼GoProとスマホを接続する方法の記事をどうぞ。
GoProアプリ『Quik(クイック)』で動画全体の編集
『スタジオ』から編集したい動画や写真を選択すると、自動的にテンプレートに合わせて動画が作られます。
タイムライン
ここから各素材の順番や個別の編集を行います。
テンプレート
全部で13種類ありますが、選択すると自動編集されたプレビューを見ながら選べます。
BGM
様々な雰囲気のBGMが用意されているので、動画編集のイメージに合わせて選びましょう。ナシにもできます。
動画の長さ
おすすめが出ていますが、選んだ音楽に合わせることもできます。
形式
動画の画面比率の選択。定番の16:9から4:3、1:1などを選べ、YouTubeからインスタまで使い分けできます。
ここまでが動画全体の編集項目です。
GoProアプリ『Quik(クイック)』で動画素材の編集
動画素材の編集の項目は、全部で7種類です。
トリミング
動画編集で使う長さを調整できます。『Auto HiLight』は自動でおすすめの部分を選択。
『Beat Sync』を使うと、BGMと動画を自動で合わせてくれます。
フレーム
動画の角度や反転などの設定ができます。
フィルター
動画全体にフィルター補正をかけられる、他のアプリでもお馴染みの機能。
種類が豊富にあり、イメージに合わせて選ぶと雰囲気が出ます。
速度調節
動画の再生速度を遅くしたり、一時停止を入れられます。
再生速度はこちらの7種類。
- 通常
- 1/2
- 1/4
- 1/8
- 1/12
- 1/16
- 1/20
種類はありますが、1/12以上は動画の滑らかさが失われるので要注意。240fpsの最大fpsでも、1/8までしか滑らかに再生できません。
それ以上はカクカクした動きになります。「スロー再生がなによりも優先!」の場所以外は、遅くしすぎないように注意。
ボリューム
『動画自体の音声をどうするか』の設定です。
設定 | 音声の違い |
---|---|
消音 | 動画の音声を消去 |
ミックス | 通常再生 |
ブースト | 音を増幅させ、通常の再生では聞こえない細かい音も聞こえる |
ブーストは音が増幅される感じ。僕は通常再生では気づかなかった遠くのサイレンの音が、はっきり聞こえるようになったことに驚きました。
動画の音声を大事にするならミックスかブースト、BGM優先なら音は消去など目的に合わせて設定しましょう。
テキスト
動画に文字を入れられる機能。ただフォントなどは選べません。
調整
動画素材のより細かい編集ができます。項目は全部で7種類。
- 自動
- 露出
- コントラスト
- 自然な彩度
- 温度
- 陰影
- ハイライト
自動のおまかせ調整もできますが、自分好みに細かく調整できて自由度は高いです。
GoProアプリ『Quik(クイック)』で写真素材の編集
写真素材の編集の項目は、全部で5種類です。
フレーム
写真の回転や反転などができます。水平は動画のみなので選択できません。
フィルター
動画と同じ内容です。
テキスト
動画素材と同じです。
期間
写真の表示時間の調整。動画中の写真表示時間を短くしたり、長くできます。
設定は3つから選べます。
設定 | 表示時間 |
---|---|
短い | 約0.5秒間 |
標準 | 約1.5秒間 |
長い | 約6秒間 |
リズムを重視して短く変えたり、長めにしてスライドショーのように仕上げることも。目的に合わせて設定しましょう。
調整
動画素材と同じです。
フィルター機能もあり、活用すればオシャレに仕上げられます。
GoProアプリ『Quik(クイック)』で動画素材の音だけにする方法
QuikでBGMなし、動画の音声のみで編集したい方はこちらの手順になります。
タイムラインの音楽からBGMをナシにする
『音楽』→『音楽なし』を選択します。
動画素材の編集からボリュームの設定を変更する
動画素材の編集で『ボリューム』から、『消音』→『ミックス』or『ブースト』を選択します。
これでBGMなし、動画の音声のみで編集できます。
GoProアプリ『Quik(クイック)』の使い方まとめ
アップデートを繰り返し、データの管理から動画編集までスムーズにできるようになっています。
特にGoProの映像だけでなく、スマホの映像も編集できるので、動画編集アプリとしてはかなり優秀。
GoProとスマホの映像を組み合わせ、自動で編集することもできて重宝しています。