
この記事ではGoProで充電しながら撮影をする方法についてまとめています。各機種ごとの充電しながら撮影する方法だけでなく、注意点やおすすめのアクセサリーまで紹介します!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoProにはタイムラプス撮影機能があるので、『長時間の撮影をしたい』ときがあります。
ただそうしたタイムラプス機能を使っての撮影を行うために欠かせないのが、充電しながらの撮影。
しかし充電しながら撮影したいと思っても、実際はそれってやって良いのかな?と気になってしまいます。
バッテリーに良くないんじゃないか?とかGoProの故障の原因になるんじゃないか?などですね。
GoProの仕様などを考慮しつつ、充電をしながらの撮影を行う実際の方法についても紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
GoProを充電しながら撮影する方法
では各GoProモデルごとにおすすめの方法についてみていきましょう。
HERO9 Black / HERO8 Black
GoPro HERO8 Blackからはフレームレスになったので、そのままドアを開けて充電しながら撮影ができます。
ただサイドドアとバッテリードアが統合されて、右側面に大きなドアとして配置されているのが前モデルとの大きな違いです。
ここにUSB-Cポートがあるので、接続して充電しながらの撮影が可能になります。
モバイルバッテリーを使えば、どこでも長時間の撮影ができます。
フレームを使わないので、他のモデルよりも充電が簡単にできるので最高です。
HERO7 Black / HERO6 Black / HERO5 Black
GoPro HERO7 Blackを始めとしたBlackシリーズには付属品としてフレームがついています。
しかし、このフレームを装着してからだと、サイドドアとバッテリードアが開けられなくなります。
つまり純正のフレームを使う場合は、サイドドアを外しおかないといけません。
サイドドアはあらかじめ本体から外すことが可能で、サイドドアを開けて捻りながら引っ張ると上手く外れます。
このようにサイドドア自体は本体から外すことができますが、その場合は防水の機能はなくなります。
守るものがなにもないと水だけでなく細かいゴミなども入ってしまい、故障の原因となってしまうので外すときはいつも以上に注意が必要。
さらに毎回充電しながら撮影するたびにフレームを取り外すのも面倒ですし、サイドドアを取り外しておくのも手間に感じてしまいます。
そこで僕がおすすめしたいのが、サードパーティー製のフレームを利用する方法。これを使えばアクセサリーを装着しながらでも、充電しながらの撮影が可能になります。
おすすめフレームが、こちらの「ディヤードフレームケース」。
このフレームはサイドドアの部分が大きく開けているので、フレームをつけながらでもサイドドアの開閉が可能になるという、まさに今回求めていたフレームです。
こちらは実際にこのフレームをつけているところ。
サイドドア部分が大きく開けているので、フレームをつけたままでもサイドドアを開閉することができます。
これならフレームをつけたままでもケーブル端子にアクセスできるので、手間が全く無しで充電をしながらの撮影が可能。
また充電しながらだけでなく、日々の充電でもいちいちフレームを取り外す必要もなくなるのが嬉しいポイントです。
純正のフレームだと撮影中の充電はもちろん、単にUSB-Cケーブルで充電したい場合もフレームを取り外す必要があるので手間に感じてしまいます。
でもそんな手間もこのディヤードフレームケースを利用することで解決することができるので、GoPro使うならぜひ使って欲しいフレームですね。
しかし撮影が終わればフレームを装着したまますぐにドアを閉めることができるので、手間がなく使いやすいのがメリットですね。
HERO5 Session
GoPro HERO5 Sessionでも充電しながらの撮影が可能で、Blackシリーズよりも使いやすい仕様となっています。
GoPro HERO5 Sessionは純正フレームをつけたままサイドドアの開閉ができるので、そのままバッテリーに接続することができるのが嬉しいポイント。
追加でアクセサリーを購入することなく充電しながらの撮影ができるのはとても便利ですね。
Fusion
GoPro Fusionでも充電しながらの撮影が可能で、Sessionと同様に使いやすい仕様となっています。
GoPro Fusionはフレームケースがそもそもなく、本体下部のマウントフィンガーを利用して直接アクセサリーを装着することができます。
なのでそのままサイドドアをオープンしてしまえば直接バッテリーに接続できるので、充電しながらの撮影が簡単にできるのが使いやすい。
GoPro Fusionもすぐに充電しながらの撮影ができるので、タイムラプスも長時間撮影がスムーズにできます。
GoProで充電しながら撮影におすすめのアクセサリー
GoProで充電しながらの撮影では、アクセサリーを活用しましょう。僕がおすすめしたいのがこちらの2つです。
モバイルバッテリー
GoProにモバイルバッテリーを接続すれば、microSDカードの容量が許す限り撮影ができます。特にタイムラプスで8時間とか撮影するときには欠かせません。
僕がメインで使っているのが、こちらのAnker PowerCore Fusion 5000です。
こちらは折り畳み式プラグを搭載しているのでモバイルバッテリーだけでなく、USB急速充電器としても活躍してくれるハイブリッドタイプ。
室内であれば直接コンセントに接続できるので、モバイルバッテリーの容量を心配することなく撮影ができます。特にタイムラプス撮影で重宝する機能で、夜から朝にかけて8時間ほど撮影したときに大活躍してくれました。
詳しくは▼Anker PowerCore Fusion 5000レビューはこちら
ただモバイルバッテリーを接続していると、本体が熱くなりやすい欠点があります。
特に4K60fpsなどの高画質での撮影では読み書きでのエラーが発生したり、夏の暑い日には熱くなりすぎてのエラーが発生することがあるので、GoProを冷やすなどの対策が必要。
僕は夏の撮影では濡れたタオルをGoProに巻いたりしながら、本体が熱くなりすぎないように注意しています。
バッテリーカバー
これはHERO8 Black以降限定ですが、サードパーティ製のアクセサリーではポート穴が空いたバッテリーカバーが発売されています。
これを装着するとバッテリーカバーを開ける手間がなくなり、穴から直接ケーブルを差し込めるのでとても便利。
カバーを全部開けるよりは露出する部分が減るので、ゴミなどが入り込むのを防ぐことができますからね。
充電しながら撮影したいときだけ使うのに丁度いいので、あると便利なアクセサリーだなと思いました。
充電しながら撮影の注意点
各機種で充電しながらの撮影ができるのがわかりましたが、実際に撮影するときには3つの注意点があります。
充電はなく給電しながらの撮影になる
ここまで充電しながらの撮影とお伝えしてきましたが、実は正確に言うと撮影中は充電されません。
充電中に撮影を開始すると、充電ではなく『給電状態』となります。
充電はバッテリーに電気を蓄えるもの。結果としてバッテリー残量が増えていきますが、給電とはバッテリーに電気を供給している状態。
つまりバッテリー残量を増やすのではなく、あくまで減らさないようにキープしながら撮影を続けられる、ということを指しています。
なので充電中に撮影を開始するのはもちろんできますが、バッテリーは増えることもなければ減ることもなく長時間の撮影ができるようになるわけです。
そのため「あれ?充電しながらなのにバッテリー残量が全然増えないぞ。故障かな?」と勘違いしないようにしましょう。
GoProの熱対策が必須
実際に充電しながら撮影をしていると、本体が熱くなってしまい「これ大丈夫かな?」と心配になります。
これはGoProアプリでWi-Fi接続しながら撮影などを行っていても起こることがあって、あまりに発熱しすぎて一回電源が落ちてしまったことがありました。
これはGoProの『オーバーヒート防止機能』によるもので、本体の温度が高くなりすぎると、撮影が停止されたりカメラの電源がオフにされることがあります。
特に炎天下など高温環境での給電しながらの撮影は、本体の発熱に繋がって撮影不能などのトラブルが起きる可能性が高い。
充電しながらの撮影は可能なのですが、発熱などによって撮影がちゃんとできていない可能性があるということも頭に入れておいた方が良いですね。
あまりにも本体が熱くなってしまったら、保冷剤や水で濡らしたタオルなどで冷やすようにしましょう。
僕が今まで撮影していて実際に電源が落ちたのは1回ぐらいで頻度としてはかなり少ないですが、注意しておくことが肝心です。
ゴミの侵入や水没の可能性がある
充電をしながらの撮影を行うためには、サイドドアを開けたままにしておく必要があります。
これはつまりサイドドアの防御性能が無くなるということなので、GoPro自体の防水・防塵性能がなくなるということでもあります。
端子部分にそういった異物が入り込む可能性もあるので、撮影の際には十分に注意しましょう。
まとめ|長時間の撮影を安全に楽しもう!
GoProで充電しながら撮影するのは簡単なのですが、使いやすくするためのアクセサリーがあると安心。
また充電しながらの撮影の注意点もあり、ここは見落としがちなところなので注意しましょう。
特に熱暴走は注意が必要で、夏の暑い日に長時間撮影をするといつの間にか止まってしまって撮影ができていなかったということも充分にありえますからね。
この記事を参考に、充電しながら撮影を楽しんでください!
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