GoProは、モバイルバッテリーやUSB電源につなげば、給電しながら撮影できます。
ただし、僕はすべての撮影で給電する方法は選びません。
僕の結論は、定点撮影やタイムラプスなら外部給電、移動しながら撮るなら予備バッテリーです。
ケーブルをつないだまま動くのは邪魔ですし、サイドドアを開ければ防水性も失います。外部給電が便利なのは、GoProを固定して長く回す場面です。
僕が給電撮影で一番気に入っているのは、バッテリー残量を何度も確認せず、撮影そのものに集中できること。長時間の定点撮影では、この安心感がかなり大きいです。
この記事では、GoProを給電しながら撮影する手順と、僕が実際に重視している電源・発熱・防水の注意点をまとめます。バッテリーを充電する手順や充電ランプのトラブルは、GoProの通常の充電方法を確認してください。
| 撮影方法 | 僕ならこうする | 理由 |
|---|---|---|
| 定点撮影・タイムラプス | モバイルバッテリーから給電する | バッテリー交換の手間を減らせる |
| 車載撮影 | 車内のUSB電源から給電する | GoProとケーブルを固定しやすい |
| 旅行・スポーツ | 予備バッテリーを持つ | ケーブルが動きの邪魔にならない |
| 雨天・水辺 | 給電撮影を避ける | 端子を水や砂ぼこりから守るため |
GoProは充電しながら撮影できる

GoProは、USB電源につないだ状態で動画やタイムラプスを撮影できます。
ここで覚えておきたいのは、『充電』と『給電』は同じではないことです。
| 用語 | 意味 | GoProでの使い方 |
|---|---|---|
| 充電 | バッテリー残量を増やす | 撮影していないときに本体や充電器で充電する |
| 給電 | 外部電源から電力を送る | モバイルバッテリーなどにつないでGoProを動かす |
| 給電撮影 | 外部電源につないだまま撮影する | 長時間の定点撮影やタイムラプスに使う |
GoPro公式のHERO9 Blackユーザーマニュアルでは、外部電源につないで撮影できる一方、録画中はバッテリーが充電されず、録画を止めてから充電が始まると案内されています。
『撮影しながら満充電にする』のではなく、『外部電源でGoProを動かす』と考えるのが正確です。
給電中の動作や必要な電源は、GoProの機種によって異なります。この記事では僕が使ってきた方法を紹介しますが、本番前に自分の機種のマニュアルを確認し、同じ設定・撮影時間でテストしてください。
GoProを給電しながら撮影する方法

手順はシンプルです。GoProのUSB-Cポートと外部電源をケーブルでつなぎ、そのまま撮影を始めます。
- GoProの電源を切る
- サイドドアを開ける
- USB-CケーブルをGoProへ差し込む
- ケーブルをモバイルバッテリーやUSB電源へつなぐ
- GoProの電源を入れて撮影を始める
難しい設定はありません。失敗しやすいのは操作ではなく、電源の出力不足、ケーブルの接触不良、GoProの固定不足です。
僕なら本番の前日に、実際と同じ電源・ケーブル・撮影設定で予定時間まで回します。長時間撮影は、当日に初めて試す使い方ではありません。

古いGoProでは、フレームやケースを付けたままUSB-Cケーブルを差し込めない場合があります。まずは自分のGoProで端子へ無理なくアクセスできるか確認してください。
充電器とUSB-Cケーブルの選び方は、GoPro用充電器・USB-Cケーブルの選び方で詳しくまとめています。
給電撮影には10,000mAhクラスを選んできた
僕はこれまで、GoProの長時間撮影に10,000mAhクラスのモバイルバッテリーを使ってきました。
容量と持ち運びやすさのバランスがよく、GoProだけでなくスマホにも使えるからです。定点撮影や旅行用として、僕には扱いやすい容量でした。
ただし、10,000mAhという数字だけで選ぶのは間違いです。長時間撮影では、給電の安定性とケーブルの接触が撮影結果を左右します。
| 確認項目 | 僕が見るポイント |
|---|---|
| 容量 | 長時間撮影では10,000mAhクラスを基準にする |
| 出力 | GoProのマニュアルで必要な電源仕様を確認する |
| 端子 | 電源側とGoPro側の端子を合わせる |
| ケーブル | 簡単に抜けず、固定しやすい長さを選ぶ |
| サイズ・重さ | 三脚の近くへ置けるものを選ぶ |
以前は、コンセントへ直接差せるプラグ一体型も使っていました。充電器を別に持ち歩かなくて済むので、旅行の荷物を減らせたのは本当に便利でした。
その代わり、プラグ一体型は一般的なモバイルバッテリーより大きくて重くなりがちです。軽さを最優先するなら、僕は薄型のモバイルバッテリーを選びます。
旅行で充電器も兼ねたいならプラグ一体型、撮影中の持ち運びやすさを優先するなら薄型。この選び分けで十分です。
定点撮影で長い時間撮影したい人には、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーが使いやすいです。Anker PowerCore Fusion 10000は、コンセント充電器とモバイルバッテリーを1台にまとめたい人向けです。
USB-Cケーブルは、価格より端子・長さ・接触の安定性を優先してください。UGREENのケーブルはUSB-C to USB-Cなので、電源側もUSB-C端子の場合に選びます。
※購入前に商品名・端子・長さ・対応出力を確認してください。商品仕様や販売状況は変更される場合があります。
バッテリーは撮影方法で入れるか外すか決める

給電撮影では、バッテリーを入れたままでも、対応機種なら外した状態でも撮影できます。
僕なら、長時間の定点撮影ではバッテリーを外します。バッテリーを熱から遠ざけられ、本体も軽くなるからです。

ただし、バッテリーを外すとケーブルが抜けた瞬間に撮影が止まります。人がぶつかる場所やケーブルが動く環境では、バッテリーを入れたままのほうが安全です。
| 使い方 | メリット | デメリット | 僕の判断 |
|---|---|---|---|
| バッテリーあり | 外部電源が一瞬切れても撮影を続けやすい | 本体内のバッテリーも熱の影響を受ける | 短時間撮影やケーブルが動く環境で使う |
| バッテリーなし | バッテリーを熱から遠ざけられ、本体も軽くなる | 電源が抜けるとその場で撮影が止まる | 固定した長時間撮影で使う |
固定して長く撮るならバッテリーなし、電源が抜ける不安があるならバッテリーあり。僕はこの基準で迷いません。
ケーブルをつながずに撮影時間を延ばしたいなら、予備のEnduroバッテリーを持つほうが快適です。旅行やスポーツでは、僕も外部給電より予備バッテリーを選びます。
HERO13 Black用Enduroは、HERO12・11・10・9用と互換性がありません。形が似ていても同じではないので、購入前に対応機種を必ず確認してください。
純正・Enduro・互換バッテリーの違いは、GoProバッテリーの選び方で詳しくまとめています。
GoProの給電撮影で僕が注意している4つのこと
給電できれば、長時間撮影が必ず成功するわけではありません。
僕が確認するのは、発熱、防水、ケーブル、撮影設定の4つです。どれか一つでも甘いと、外部電源を用意しても途中で止まります。
| 注意点 | 起こること | 僕の対策 |
|---|---|---|
| 発熱 | 高画質設定や暑い場所では熱停止する | 設定を下げ、直射日光を避け、風を当てる |
| 防水性 | サイドドアを開けると水や砂が端子へ入る | 雨天や水辺では給電撮影をしない |
| ケーブル | 接触不良や抜けで給電が止まる | 余裕のある長さで、引っ張られないように固定する |
| 撮影設定 | 高負荷設定ほど発熱しやすい | 必要以上に解像度やfpsを上げない |
高画質設定より撮り切ることを優先する

給電中でも、GoProは熱くなれば録画を止めます。炎天下で高画質・高フレームレートを使うほど、熱停止のリスクは上がります。
僕は長時間撮影で、スペックを使い切ることより最後まで撮り切ることを優先します。必要以上に解像度やfpsを上げず、直射日光を避け、できるだけ風が当たる場所へ置きます。
外部給電は電池切れを防ぐ方法であって、熱停止を防ぐ方法ではありません。
GoProが熱で止まるときの設定は、GoProの熱暴走対策で詳しく紹介しています。
サイドドアを開けたGoProは防水ではない

USB-Cケーブルをつなぐためにサイドドアを開けると、GoPro本来の防水性能はありません。
雨、水辺、雪、砂ぼこりのある場所では、純正ドアを開けたまま給電撮影しません。撮影時間よりGoProを壊さないことが優先です。
給電撮影を繰り返すなら、USB-Cケーブルを通せる給電用バッテリードアが便利です。ケーブルを固定しやすくなり、端子へ余計な力がかかるのを防げます。
給電用ドアは『防水ケース』ではありません。GoPro純正USBパススルードアも公式仕様は『耐候』です。
ケーブルはGoProではなく土台へ固定する
給電撮影で見落としやすいのが、ケーブルの重さと引っ張る力です。
ケーブルをぶら下げたままにすると、端子へ負担がかかり、少し動いただけで給電が切れます。僕はモバイルバッテリーをGoProの近くへ置き、ケーブルに余裕を持たせます。
GoPro本体だけでなく、ケーブルも三脚や土台へ固定してください。これだけで、端子抜けと転倒の失敗をかなり減らせます。
固定方法が分からない場合は、GoProを三脚へ取り付ける方法も確認してください。
電源以外の停止原因も先に潰す
給電中に撮影が止まる原因は、電源だけではありません。発熱、撮影設定、SDカードの容量や書き込み性能でも止まります。
まず画面に警告が出ていないかを確認し、次に熱、ケーブル、SDカード、撮影設定の順で切り分けて原因を考えましょう。
原因の切り分けは、GoProで長時間撮影できないときの対策で詳しくまとめています。
給電撮影をおすすめする人・しない人
給電撮影は便利ですが、GoProを使う全員に必要な方法ではありません。
| おすすめする人 | おすすめしない人 |
|---|---|
| 定点撮影やタイムラプスを長く撮る人 | 旅行やスポーツで動きながら撮る人 |
| 車内や室内で安定した電源を確保できる人 | 雨天、水辺、砂ぼこりの中で使う人 |
| GoProとケーブルを固定できる人 | 事前テストをする時間がない人 |
GoProを置いて長く回すなら外部給電、GoProを持って動くなら予備バッテリー。僕がおすすめする基準はこれだけ。
この使い分けなら、撮影中にケーブルを気にする時間が減り、家族との時間や目の前のイベントに集中できます。GoProは記録するための道具なので、機材の世話ばかり増える使い方は選びません。
GoProの給電撮影でよくある質問
- GoProはモバイルバッテリーでも撮影できますか?
-
対応するモバイルバッテリーとUSB-Cケーブルを使えば撮影できます。必要な出力は機種ごとに確認し、本番前に同じ設定でテストしてください。
- GoProはバッテリーなしでも撮影できますか?
-
対応機種は、外部電源につないだ状態ならバッテリーなしでも撮影できます。ただし、ケーブルが抜けた瞬間に撮影が止まるため、僕は固定した長時間撮影でだけ使います。
- バッテリーは入れたままのほうがいいですか?
-
電源が抜ける可能性があるなら、入れたままにします。GoProとケーブルを固定できる長時間撮影なら、僕はバッテリーを外します。
- 給電すればずっと撮影できますか?
-
ずっと撮影できるとは限りません。発熱、SDカード、撮影設定、ファイル分割など、電源以外の条件も影響します。予定時間と同じ条件で事前テストしてください。
- 給電撮影中も防水ですか?
-
純正サイドドアを開けた状態は防水ではありません。給電用ドアも水中撮影には使えないため、僕は雨天や水辺での給電撮影を避けます。
- モバイルバッテリーは何mAh必要ですか?
-
必要容量は機種、設定、気温、撮影時間で変わります。僕は容量と携帯性のバランスから10,000mAhクラスを使ってきましたが、購入前に必要な出力と実際の連続撮影時間を確認してください。
まとめ|定点撮影なら外部給電、移動撮影なら予備バッテリー
GoProは、モバイルバッテリーやUSB電源につなげば、給電しながら撮影できます。
外部給電は、定点撮影やタイムラプスを長く回すときに本領を発揮します。バッテリー残量を何度も確認せず、撮影に集中できるのが最大のメリットです。
ただし、給電すればすべて解決するわけではありません。発熱、防水、ケーブル抜け、SDカードまで確認して、初めて長時間撮影が安定します。
| 確認ポイント | 僕の結論 |
|---|---|
| 撮影方法 | 固定して長く撮るときだけ外部給電を使う |
| バッテリー | 固定できるなら外し、電源抜けが不安なら入れる |
| 発熱 | 画質より最後まで撮り切る設定を優先する |
| 防水 | 雨天や水辺では給電撮影をしない |
| 事前準備 | 本番と同じ条件で予定時間までテストする |
僕なら、定点撮影は外部給電、旅行やスポーツは予備Enduroバッテリーを選びます。
必要な機材を増やすことより、撮影方法に合う電源を一つ選ぶことが大切。撮影中にバッテリー残量ばかり気にせず、撮影に集中できるように準備をしておきましょう。


