GoProで撮影した動画を活用するのに便利なGoogleフォトについて紹介しています。僕もこのGoogleフォトとの組み合わせでデータの管理や動画編集がやりやすくなったのでその使い方についてまとめていきます!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
この記事ではGoProとGoogleフォトの組み合わせについて紹介しています。
僕はGoProで色々と撮影するのが楽しみなんですが、どんどん撮影で増えていく映像を見て、どうやってデータを保管しようかなと悩んでいたんですよ。
大切な思い出を残しておくためにも、バックアップをしっかり取っておくことが何よりも大切です、からね。
そんなバックアップの1つとして僕が活用しているのが、Googleフォト。
オンラインストレージとしてバックアップにとても便利なのですが、Googleフォトの素晴らしいところはバックアップだけではありません。
それ以外にも様々なメリットがあり、特に動画編集にとても便利な機能まで備わっているのです。
この記事を読めば、
- GoProで撮影した映像はどこに保管すればいいのか?
- 撮影した映像をシェアするのにいい方法はないか?
がわかるので、ぜひ読んでみてください。
Googleフォトの特徴
Googleフォトは、Googleが提供している画像や動画のオンラインストレージ。
無料で15GBの容量が用意されていますが、この容量はGmailやGoogleドライブとの合算になっています。
もちろん有料プランもあり、100GBを月額250円から使うことも可能です。
そんなGoogleフォトにはものすごい嬉しいポイントが4つあります。
バックアップが簡単で使いやすい
Googleフォトはバックアップが簡単にできるのが特徴です。
僕はMacを使っていますが、パソコンからならGoogleフォトにアップロードしたい動画はドラッグ&ドロップするだけで簡単にアップロードが可能。
こちらのスマホアプリはあらかじめ設定しておくことで、カメラロールに入った画像や動画を自動でアップロードしておいてくれます。
Google フォト 3.11.0
分類: 写真/ビデオ
価格: 無料 (Google, Inc.)
しかもバックアップした写真や動画の日付や位置情報などに基づいて、自動でグルーピングしてくれるので検索も簡単です。
共有が簡単にできる
Googleサービスならではの便利さとして、Googleアカウントでの共有が簡単にできます。
アルバムで任意の画像や動画を好きな括りでまとめることができて、そのアルバム単位での共有ができるのでとてつもなく便利。
「このアルバムは家族と」、「このアルバムは職場の先輩と」といったアルバム単位での運用が簡単にできるので、写真や動画を色々な人と共有したい人にはとてもおすすめです。
フレームレートは維持される
これまでGoogleフォトでは高フレームレート素材のものは30fps以下になってしまうとお伝えしていましたが、再度試してみたところ60fpsの素材は60fpsのまま保存されていました。
他にも1080p/240fpsや1080p/120fpsも元のフレームレートを維持したまま保存されていて、ダウンロードしてもフレームレートが変わっていませんでした。
これならスローモーション素材のバックアップとしても活用できて、さらに動画編集に便利になりますね。
スローモーションや倍速再生ができる
Googleフォトでは高フレームレートの素材がそのままアップロードできるとお伝えしましたが、実際に再生されるときは30fpsが基本になっているようです。
これは正式に発表されている数値ではないですが、速度調節から僕は30fpsで再生していると考えています。
こちらの画像をみると再生速度が0.25まで落とせるのがわかります。
これは元の画像が120fpsなので30fpsを基準にすると0.25まで落とせるわけですね。
60fpsの動画だと0.5まで落とせるので、間違いなく30fpsで再生しているのがわかりますね。
Googleフォトの実際の使い方
以上の特徴を踏まえて、僕なりのGoogleフォトの使い方について紹介します。
2段バックアップの1つとして活用
まず僕の1番の目的がバックアップ。
僕はGoProで撮影した映像をすべて外付けのHDDにバックアップしているのですが、それだといちいちパソコンで確認しないといけないので気軽に確認ができないんですよね。
そんなときにこのGoogleフォトにもオンラインのバックアップとしてデータを保存しておくと、iPhoneアプリでデータの確認が簡単にできます。
ただ2021年6月1日からは無制限がなくなり、容量を消費するようになってしまいました。バックアップとして使用するには有料プランへの加入が必須です。
ちなみにQuik keyを活用すればiPhoneからも動画のアップロードが捗ってmicroSDカードの容量節約に繋がるので、ぜひチェックしてみてください。
Googleフォトの動画を編集用として活用
もう一つの目的が、Googleフォトにアップロードした動画を編集用として利用すること。
容量無制限でアップロードした動画は1080pまで圧縮されますが、それでもフルHDの解像度ですからプライベート利用であれば必要十分。
むしろ4Kで撮影した動画を簡単にフルHDに圧縮できるので、動画の自動リサイズ機能として活用したらとても便利なんですよ。
4Kのままだと重すぎて使いづらい場合には、一旦Googleフォトにアップロードしてリサイズしてしまえば動画編集も快適になります。
いつもフルHDで動画編集している人、スマホのGoProアプリで動画の編集をする人にとっては最高のツール。
特にQuikアプリは4Kの動画を編集できないので、編集したい場合はこの方法で動画をリサイズすれば簡単です。
リサイズ後の動画をダウンロードして削除すれば、Googleフォトの容量を消費しないのもポイント。うまく活用しましょう。
撮影&編集した動画の共有
GoProで撮影した動画の共有は、Googleフォトならとても簡単にできます。
Googleフォト上で動画を再生することができて、さらにこの動画プレーヤーがYouTubeのものと同じなので、プレビューがとても快適なのが嬉しいポイント。
また僕のメインの動画編集ツールはPremiereなのですが、Googleフォトの編集用動画で動画を作成したら、それをまたGoogleフォトにアップロードします。
作成動画をフルHDサイズにすればリサイズされることも問題ないので、これをアルバムでまとめて奥さんと共有するまでが一連の流れ。
旅行に行った思い出を動画でまとめているので、それをいつでも見て楽しむことができるわけです。
家族との共有が簡単にできるので僕も動画の作成がかなり楽しくなりました。やっぱり自分以外の人に見てもらえるのって最高に楽しいですね!
Googleフォトでは閲覧可能まで少し時間がかかる
こんなに素晴らしいGoogleフォトですが、注意点が一つだけあります。
それがアップロードした動画をGoogle側で処理するため、アップロード直後は解像度が限られてしまうこと。
こちらの画像のようにフルHDの映像をアップした直後は、360pでの再生になっているのがわかります。
これはアップロードした直後なのでこうなっていますが、処理が終わるとフルHDの解像度まで上げられるので心配しなくて大丈夫。
一度に複数の動画をアップロードしたりすると、この処理に時間がかかってしまってなかなか終わらないので、そこだけ注意して待ちましょう。
GoPro Fusionの360°動画にも対応
さらに僕にとって嬉しいのが、GoPro Fusionの360°動画もプレビューができることです。
今まではYouTubeにアップしてリンクを共有するのがメインでしたが、Googleフォトのおかげで360°の映像も気軽に家族と共有できるようになったのはありがたい。
これでいつでも好きなときに360°映像での思い出を振り返れるので、さらに使いやすくなりましたね。
詳しくはこちらの記事に詳しくまとめているので、合わせて読んでみてください。
GoogleフォトとGoProの連携まとめ
ここまでGoogleフォトを使ったGoProとの連携について紹介しましたが、解像度などに特にこだわりがない方であればとても使い勝手の良いツールです。
僕も基本は4Kで撮影しますが、すべてを4Kの高画質で編集する必要はありません。
子どもとのスナップムービーなら簡単に作れる方が楽しいので、だったら解像度を落としてスマホアプリで編集した方が簡単にクオリティが高いものが作れます。
なので元データは高解像度で撮影しておいて、編集用に使う動画についてはGoogleフォトを活用する。
この使い分けで僕は動画編集がしやすくなり、子どもとの想い出の動画もたくさん増えました。
ツールも目的に合わせて活用することが大事なので、ぜひGoogleフォトを活用し、GoPro&動画編集ライフをより快適にしましょう。