GoPro純正マウントのヘッドストラップ&クリップについて書いています。それぞれのマウントの使い方や実際に使ってみて感じたメリットとデメリットについて紹介していきます!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
以前に購入したHERO5 Sessionとセットになっていた、「GoPro純正ヘッドストラップ&クリップ」を紹介します。
GoProを頭に着けられるおもしろいマウントで、クリップは挟むだけでシンプルに使える。
そんなヘッドストラップ&クリップを実際に僕が使ってみて感じた使い心地やメリット、デメリットについてまとめていきますので、参考にしてもらえたらうれしいです!
GoPro純正ヘッドストラップの使い方
ヘッドストラップ&クリップはGoPro純正マウントとなっており、製品自体の作りは純正だけあってしっかりとしています。
ヘッドストラップは伸縮性のあるバンドが使われており、しっかりと伸び縮みしてくれます。前方にGoProを取り付けるパーツがついています。
使い方は単純で、まずはヘッドマウントにGoProを装着します。
そしてストラップを頭に着けるだけです。
適度な締め付けでこれなら外れる心配はないなと言う感じ。こちらはHERO6を装着してみました。
そして今度はHERO5 Sessionを装着。
ただガッチリと固定されている訳ではないため、激しい動きのアクティビティやスポーツでは利用が推奨されていないのでその点だけ注意しましょう。
純正ヘッドストラップの特徴
実際に僕がヘッドマウントを使ってみて感じた特徴が、こちらの4つです。
両手がフリーになる
頭に着けることで当然ですが両手がフリーになります。なので両手をフリーにしながらの撮影ができるのが便利ですね。
また頭にしっかりと取り付けられるので手振れが起こりにくく映像に安定感もあります。これならカメラを気にせず両手を使うことができるので撮影としてはストレスフリーですね。
高い視点からの撮影ができる
頭に取り付けられるので当然ながら手持ち撮影よりも高い視点からの撮影が可能です。
そのためより広範囲の撮影ができるので景色の良い場所ではかなり良い映像が撮れそう。高い視点ならではのアングルは迫力としては最高ですね。
主観撮影としては微妙
ヘッドストラップにつけたGoProを下に向ければ良い感じのPOV撮影ができるイメージがあったのですが、結果としては微妙でした。
理由が視点の高さ。目線よりも高い位置にカメラがあるので予想以上に視点が上になってしまって主観でのイメージとだいぶズレてしまいます。
カメラをさらに下に向ければ主観に近い映像にはなるのですが、どうしても角度がきつくなり見下ろすような感じになってしまって主観映像とはまた違った印象。
期待していただけにこの違いは残念。ただそうしたものだと割り切って使えばおもしろいアングルなので十分ありです。ちなみに目線に近づけようと逆さにして装着してみましたがダメでした。
理由は接続部がカメラに当たってしまい上向きまでしか角度が変えられないため。これはもう作りの問題なのでどうしようもないですね。
見た目のガチ感
ヘッドストラップが使いにくい理由はやっぱりこれ。見た目的に「これから撮影するぜ!」っていうガチ感が出てしまうのが最大のネック。
GoPro映像のプロみたいな人なら良いかもしれませんが、僕のように子どもの撮影のためにGoProを活用しているレベルの人にとってこのガチ感は使いづらい。
ヘッドストラップの利用シーン
では一体どんな時に使うの?という疑問があるかと思うので僕なりの活用シーンを紹介します。
ヘッドストラップ×登山
ヘッドストラップは登山と相性が良さそうなのでおすすめ。
登山は両手を空けないと危ないので手持ちでの撮影は難しい。そういった場面で頭に装着するのはありですね。また頭にライトやら装着するのは登山では当たり前なので、その中でヘッドストラップ付けててもあまり目立たないんじゃないかと思います。
しかも自分の視点よりも高い位置から撮影ができるので周りの風景もより広範囲に残すことができるので、まさに登山にはうってつけのマウントです。
ヘッドストラップ×子育て
これはつい最近ハマっている僕の使い方ですが、先月生まれた子どものお風呂を撮影するのに使っています。
沐浴ではベビーバスを使っていて両手を使って赤ちゃんを支えながら体を洗っています。そのため両手をフリーにしながら撮影することが必須。
そんなときに試したのがヘッドストラップ。装着してカメラを下向きにして撮影してみたところバッチリとお風呂の様子を撮影することができました。
細かく言うと自分の視点よりも高い位置から少し見下ろししているようなイメージですね。その分全体が映像として残るので予想していたよりもおもしろい映像が撮れました。
頭に着けるので全く邪魔にはならないですし、それでいて体の動きに合わせて映像にも動きが出るので臨場感が出ます。まさに自分が実際にやっているような感覚になれるので、この使い方はかなりおすすめ。
GoPro純正クリップの使い方
クリップがこちらで、とてもシンプルな作りになっています。
クリップも使い方は簡単でGoProを装着して挟むだけ。装着するとこんな感じ。
これをバックパックのストラップにつけたり、洋服に挟んだりして装着できます。
GoPro純正クリップの特徴
実際にクリップで撮影してみて感じた特徴が、こちらの2つです。
簡単に着脱できる
クリップタイプなので着脱が簡単でとても使いやすいです。
アクションカメラのGoProはアクティビティで使われることが多いため、必然的にマウントもしっかりと装着するタイプが多い。そのためモノによっては取り外しがめんどうなんですよね。
しかしクリップであれば単純に挟むだけで良いので着脱がとても簡単。別の場所に付け替えるのも簡単にできるのでこの取り回しのしやすさは非常に便利です。
カメラの向きが自由に変えられない
クリップ最大のデメリットがカメラの向きが自由に変えられないことです。
マウント接続部が固定されているためカメラの向きが自由に変えられないのはかなりのデメリット。例えばクリップ自体を斜めに装着することしかできない場合にはもちろんカメラも斜めになってしまいます。
実際につけたみたのがこちら。
このようにクリップとカメラの向きが別々にコントロールできないのでカメラ自体も斜めになってしまっています。
またリュックのストラップにつけてみたのがこちら。
HERO5 Sessionを取り付けるとこんな感じです。
自然と縦向きでの撮影になるので、縦撮りをしたいときには便利。ただHERO5 Sessionは縦に対応していないので、横向きに変えられるアクセサリーが必須ですね。
GoPro純正クリップの利用シーン
というわけで僕が考えたクリップの利用シーンとしてはPOV撮影をしたい場合です。商品写真にもありますが帽子に装着するのがおすすめ。僕が使っているキャップはこちら。
実際に装着したのがこちら。
このように帽子の後ろ側につけたりするのも良いですが、僕はツバの部分に着けています。
こうすると自分の目線とほぼ同じ高さになるので理想のPOV撮影が可能。視野としては邪魔ですが撮影のためにこの視点からの映像が欲しい場合はめちゃくちゃおすすめです。
また帽子のツバにつけるならHERO5 Sessionを利用するのがおすすめ。HERO6だとけっこうな重さを感じますし、目の前にある本体が結構邪魔でした。
その点HERO5 Sessionのコンパクトボディならそこまで邪魔になる感じは少なかったので帽子に装着するならピッタリのGoProです。
こんな感じでヘッドストラップと同じようにこのクリップを使って下の子の沐浴を撮影してみましたが、ヘッドストラップと違って視点がほぼ目線と一緒なので理想通りの映像を撮影することができました。
頭につけるヘッドストラップと違って目線が撮影映像と一緒になっているのが分かりやすいので、アングルの調整がしやすいのも便利。
ただ目の前にGoProを装着する形になるので、視野の邪魔になるのはガマンするしかありません。このデメリットを除けば使い勝手抜群のマウントかなと思います。
GoPro純正ヘッドストラップ&クリップマウントレビューまとめ
ヘッドストラップとクリップはGoPro使うなら必須というものではありません。むしろ使い道が限定されたり、または「こういう風に使いたい」という明確な使用目的がないとなかなか使いづらいマウントです。
しかしその特性を理解して自分なりに使ってみることで、今までにない映像が撮れたりとおもしろいマウントではあります。
「オールマイティに使えるモノではないけど、こんな時に使ってみたらめちゃくちゃ使いやすかった。」
こんな感じで自分なりの使い方を模索するのが楽しいマウントなのかなと僕は感じました。これからもこの2つをどう使っていこうか考えて、楽しみながら試行錯誤できたら良いなと思います。
この記事を参考にして自分なりの使用イメージを持ってもらえたら嬉しいです!