
この記事ではGoProメディアモジュラーを実際に使ってみた様子をレビューしています。どんな特徴があるのか?メディアモジュラーを使うとどうなるのか?についてまとめています!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
GoPro HERO8から専用のモジュラーが発売されて、機能拡張ができるようになりました。
その中でも基本になるのが、こちらのメディアモジュラー。
内蔵指向性マイクと外部入出力ポートを備えていて、テレビに接続したり外部マイクとも接続できるアクセサリーになっています。
このメディアモジュラーを使い始めてからは、子どもの声がより大きく&クリアに録音できて、後から見返したときにすごい楽しいんですよ。
GoProの音質がここまで良くなるなんて、正直想像以上でとてもうれしい。
そこでこの記事ではGoProメディアモジュラーの外観やメリット、デメリットをまとめつつ、子育てカメラとして実際に使ってみた感想をより詳しくまとめています。
こちらを読めば、
- メディアモジュラーってなに?
- 使うとどうなるの?
といった、GoProメディアモジュラーへの疑問が解決します。
GoProの楽しみ方が増える素晴らしいアクセサリーなので、ぜひ読み進めてくださいね。
GoProメディアモジュラーとは?
GoPro公式サイトの文章がこちらです。
メディア モジュラーを取り付ければ、HERO8 Black がパワフルなクリエーション ツールに変身。高性能の指向性マイクを内蔵し、好みに応じて外部マイクをセットできる 3.5 mm マイク端子を装備しています。HDMI 出力端子はテレビでのスムーズな再生に、2 つのコールドシュー マウントは外付けライトやマイク、LCD スクリーンを付ける際に使用できます。
- 内蔵指向性マイクが極めてクリアな音質を実現し、風の音や周囲の雑音を軽減
- 好みに応じてライトやマイク、LCD スクリーンを外付けできる 2 つのコールドシュー マウントを搭載
- 外付けマイクでオーディオを強化できる 3.5 mm マイク端子
- 映像の確認や再生ができる HDMI 出力端子
- 持ち運びがラクで簡単にマウントできる、個性的でコンパクトなラップアラウンド デザイン
- HERO8 Black 用ディスプレイ モジュラーおよびライト モジュラーと併用できるように設計されていながら、サードパーティー製のアクセサリーとの互換性もあり
GoPro公式サイトより引用
他のモジュラーアクセサリーを取り付けるときにも必要なので、まさに基本となるモジュラーというわけですね。
サイズなどがこちら。
名称 | GoProメディアモジュラー(モジュラー) |
---|---|
大きさ | 85 × 70 × 32mm |
重さ | 49g(メディアモジュラーのみ) 164g(HERO8に装着時) |
印象としてはかなり軽く、GoProに取り付けてもほとんど重みを感じません。
GoProメディアモジュラーの外観
GoProメディアモジュラーは、HERO8専用の機能拡張アクセサリーです。
大きさは85 × 70 × 32mmとなっていて、マイクがついているため左右非対称の形となっています。
重さは49gとなっていて、手で持つと思っていたよりも軽い印象。
目に付くのが右上にあるマイク。
後ほど詳しく紹介しますが、このマイクで前方または後方のどちらを優先して録音するかを選ぶことができます。
そして上側には録画ボタンとホースシューがあります。
さらに右側にもホースシューがあり、2ヶ所にカメラアクセサリーが取り付けられるようになっています。
別売りのライトモジュラーは、このホースシューを利用すれば最大で2ヶ所に取り付け可能。
右側は開閉するようになっているので、モードボタンだけがついています。
底面にはビルドインマウント用の穴が空いています。
裏側には各種のポートがついています。
- mini HDMIポート
- USBーCポート
- 3.5mmマイク端子
外部接続ができるようになるので、テレビに接続したり他のマイクを接続することができます。
GoPro HERO8用メディアモジュラーの取り付け方
メディアモジュラーの装着方法は、まずこのように横を開きます。
そしてHERO8のサイドドアを外します。
サイドカバーを外したHERO8を、横からスライドさせて装着しましょう。
奥にUSB-C端子があるので、これをHERO8に接続します。
奥までしっかりとスライドさせて、しっかりとハマっているのを確認しましょう。
最後にドアを閉じれば、HERO8の装着は完了です。
GoProと組み合わせても164gと軽いです。
実際に手に持ってみても、ほとんど重さを感じません。
もちろんこのままシャッターボタンとモードボタンの操作ができるので、メディアモジュラーをつけていても操作性が落ちることはないので安心してください。
GoProメディアモジュラーの良いところ
GoProメディアモジュラーを実際に使ってみて感じた良いところが、こちらの3つです。
内蔵指向性マイクを使って撮影できる
GoProメディアモジュラーを装着すると、この内蔵指向性マイクを使った録音ができるようになります。
内蔵指向性マイクというと難しいですが、簡単に言えば特定の方向の音を優先的に拾うというもの。
メディアモジュラーを装着すると、このように撮影設定に『マイク』という項目が追加されます。
ここでマイクの前方または後方の、どちらを優先して録音するかが選択可能に。
つまり前方を優先するか後方を優先するか、自分で決められるわけです。
僕の場合は子ども撮影に使うのがメインなので、前方を優先して録音するように設定。
すると子どもの声が、今までの2倍以上大きく&クリアに録音されるようになりました。
想像以上に音声が良くなったので、これだけで買って良かったなと心から思っています。
ちなみにこの設定はメディアモジュラーを外すと、自動で元の設定に戻ります。
GoProをテレビに接続できる
GoProメディアモジュラーにはMini HDMIポートがついているので、ディスプレイに出力することができます。
僕は今までずっとGoProをテレビに接続して楽しんでいたので、HERO8でもやっとテレビに接続できるようになりました。
画面や操作方法は今までのモデルよりも進化しており、操作しやすくなっているのも良いですね。
GoProメディアモジュラーで向上した音声もGoPro本体の再生では違いがわかりにくいのですが、テレビで再生するとその違いが実感できます。


充電がしやすい
GoProメディアモジュラーにはMini HDMIポートだけでなく、USB-Cポートもあります。
なのでケーブルを挿すだけで簡単に充電できて、カバーを開ける手間がありません。
こうやって気軽にケーブルを接続していつでも充電できるので、充電を忘れることがなくなったのがうれしい。
こうした地味な使いやすさは、日々撮影で使い込んでいる僕にとってはとてもうれしいポイントです。
GoProメディアモジュラーのイマイチなところ
メディアモジュラーを使っていて、イマイチだなと思ったのがこちらの3つです。
防水性能はなし
GoProメディアモジュラーを取り付けるには、HERO8のサイドカバーを外す必要があります。
さらにGoProメディアモジュラーもマイクや電源ポートがあるため、防水性能が全くないので注意が必要。
プールや海などの水辺はもちろん、雨や雪などの天候には気をつけないといけません。
子どもとの水遊びでも注意しないといけないので、防水があったら最強だったなと思いますね。
サイズ感が変わる
メディアモジュラーは指向性マイクを含めるとサイズも大きくなるので、ポケットからの出し入れがやりにくくなります。
今までスッポリ収まっていたジャケットのポケットでも、メディアモジュラーがあるとかさばってしまい、出し入れがしにくくなったのは残念。
GoProの気軽に持ち運べる感じがなくなってしまうので、このサイズ感の変化は気をつけたほうがいいですね。
ビルトインマウントが使いづらくなる
GoProメディアモジュラーをつけると底に厚みが出るため、ビルトインマウントが使いづらくなります。
メディアモジュラー付属のネジ程度の厚さであれば、ギリギリ締められるくらいに厚みが出てきます。
これがサードパーティー製のアクセサリーに付属しているこちらのスクリューネジだと、持ち手部分が大きくてぶつかってしまい使えません。
このように持ち手がぶつかって、ネジが最後まで締められない状態に。
持ち手が大きいネジの方が取り外しが楽なのですが、回しにくいネジしか使えないのは地味に不便です。
GoProメディアモジュラーで子どもの声がクリアに録音できる
GoProメディアモジュラーを使ってからの大きな変化が、子どもの撮影がもっと楽しくなったことです。
メディアモジュラーのマイクのおかげで、子どもの声がより大きく&はっきりと録れるようになりました。
特に子どもとの距離が離れていても、今まで以上に声を拾ってくれるようになったので、撮影が楽になったのもうれしいポイント。
またメディアモジュラーがあれば、テレビに接続してGoProの映像を楽しめるので、その日に撮影した映像を子どもと一緒に楽しめます。
テレビに出力すると音声の違いがはっきりとわかるので、後から見返して「こんなこと喋ってたんだ」とか「こんなに喋れるようになったんだ」と子どもの成長で新たな発見も。
家族の思い出が簡単に、しかもよりハイクオリティで残せるようになったので、GoProメディアモジュラーは素敵なアクセサリーだなと実感しています。
GoProメディアモジュラーレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
機能性 | |
価格 | |
総合評価 |
ここまでGoProメディアモジュラーレビューとして、その特徴やメリット、デメリットについて書いてきました。
HERO8の機能を拡張することで、GoProの楽しみ方が倍増する最高のアクセサリーです。
内蔵指向性マイクで音質が向上するので、映像のクオリティが上がって撮影が楽しくなりますし、テレビに接続して家族みんなで楽しむこともできる。
まさにGoProを子ども撮影用のカメラとして使うなら、必須のアクセサリーと言えます。
僕はGoProメディアモジュラーを実際に使ってみて、買って良かったなと心から思っています。
少し値段は高めですが、それだけの価値がある素敵なアクセサリーなので、ぜひ試してみてください。