
GoProでのPOV撮影に便利なマウントについて紹介しています。おすすめのマウントからそれぞれの違いまで実際に使ってみて感じたことをまとめていますのでぜひ読んでみてください!
どうも、GoPro大好きナシタカです。
今回はGoProのの醍醐味でもあるPOV撮影におすすめなマウントについて紹介していきます。
POV撮影はGoProならではの撮影ができてとても魅力的な撮影の1つ。そのためには体に取り付けるためのマウントが欠かせません。
一口にPOV撮影マウントと言っても多くの種類があって、それぞれ取り付け方に違いがあったり撮影できる映像にも違いがでてきます。
ただそうした違いはなかなかイメージしづらいんですよね。実際に使ってみないと「思ったより手間がかかる」とか「イメージしていた映像と違った」などが分かりにくい。
そこで実際にそれぞれのマウントを使った経験のある僕がそれぞれの違いなどについて詳しくまとめていきます。
ぜひPOV撮影用マウント選びの参考にしてくださいね。
POV撮影とは?
POVとはPoint of Viewの略で『視点』や『観点』の意味です。ここから主観視点での撮影のことを言っていて僕もこの主観撮影の意味で使っています。
つまり自分の見ているものをそのまま映像にするということですね。
POV撮影では目線と同じ高さにカメラを合わせるのが理想的で、そのためにも体にカメラを装着することが大切。
こうした体に取り付けての撮影を『ウェアラブル撮影』と言いますが、こうすることによって手振れが抑えられたり両手がフリーになってより撮影がやりやすくなるメリットがあります。
GoProではこのウェアラブル撮影のためのマウントが豊富にあるのでPOV撮影がやりやすいのが特徴です。
POV撮影におすすめのGoProマウント
では僕が実際に使ってみてPOV撮影に便利だったマウントを紹介していきます。
ピークデザインキャプチャー
商品名にPOVと入っているのでとても分かりやすいアイテム。その名の通りPOV撮影に必要なアイテムがセットになっているとてもありがたい商品です。
ただ現在では新しいバージョンが発売されていて僕が使っているのが旧型になったようです。新型は大きさもコンパクトになって良い感じ。今度新バージョンを試してみたいなと思っています。
このキットをカメラに取り付けることで簡単に体に装着できるようになります。ピークデザインではキャプチャーという本体をリュックのストラップなどに取り付けて、そこにカメラを取り付けて使います。

そうするとカメラを胸の高さのあたりに固定できるので安定した撮影ができるというわけ。

なので主観に比べると視点は低くなります。体から正面に対しての視点になるのでリアルなPOV撮影とは少しイメージが変わってきますね。
ちなみに僕はKarma Gripと組み合わせて使うのがお気に入り。こうするとジンバルのお陰で歩いてもブレのない映像になるのです。
そしてさらに便利なのがピークデザインのクイックリリースシステム。

GoProのクイックリリースと同じような構造でキャプチャーへの固定もスムーズにできて、さらに取り外しも簡単にできるようになっています。
これがあるのでKarma Gripを体に取り付けての撮影から手持ちへの撮影へ素早く切り替えられるので撮影チャンスを逃すことがなくなります。
まさにKarma Gripとの相性が抜群で快適なPOV撮影のためのマストアイテムとも言えるマウントです。
ヘッドストラップ&クリップ
こちらは頭に取り付けられるヘッドストラップとクリップがセットになったマウントです。
ヘッドストラップは頭に取り付けられるのでPOVマウントの中でも視点がより高い位置になるのが特徴。

ただ視点が高くなるので正面を向けると手や足の動きが入りづらくなります。逆に手足の動きを入れようとカメラを下に向けると見下ろすような視点になるのでこれもPOV撮影のイメージとは少しズレが出てきますね。

僕も実際に撮影したときはカメラを下に向けていたのですが、自分の視点とは違った見下ろす感じに違和感がありました。
自分より背が高い位置、巨人のような視点になるのでそういう映像になることを理解しておくと映像素材としてはおもしろくなりますね。
ヘッドストラップの使いづらい点としてはそのまま装着するとガチ感がすごい出てしまうところ。
なので帽子などに装着してあげると見た目は落ち着くのでおすすめです。
そしてもう1つのクリップは挟んで固定するのでおすすめの使い方は帽子に固定する方法。このように帽子の後ろに付けることができます。

よりリアルなPOV視点を求めるのであればおすすめはツバに付ける方法。このようにつけるとほぼ視点と同じになります。

POV撮影での1番リアルな視点はこのツバを利用する方法でしょう。なんたって自分の目の前にカメラがある状態ですからね。
ただこのツバにつける時は自分の目の前がとても邪魔になるので、コンパクトなSessionシリーズを活用した方がまだ良いですね。

このようにヘッドストラップ&クリップは帽子と組み合わせた方が使いやすいです。僕はニューエラの帽子を使っていますがツバがしっかりとしていて使いやすくておすすめ。
ぜひ帽子との組み合わせを考えている方はニューエラの帽子をチェックしてみてください。
▼GoPro純正ヘッドストラップ&クリップマウントレビューはこちら

バイトマウント
GoProを口に咥えることができるマウント。とにかく咥えるだけなので気軽に取り外しができるのが最大の魅力です。

他のマウントと比べると身に付けるのではなく咥えるだけなのですぐに外すこともできますし、なんならそのまま手持ちでの撮影もできます。
またバイトマウント自体にクイックリリースがついているので、粘着マウントや他のマウントにもそのまま取り付けられるのが嬉しいポイント。

この使い勝手の良さから僕が1番気に入っているマウントです。
バイトマウントは顎の位置にカメラが来るのでその分ヘッドストラップなどに比べると視点は低くなります。
視点が低くなると手足がより映り込んでくれるというメリットがあります。なのでよりPOVな感じを演出できて映像としてもとても楽しいです。
階段を降りるときに下を向くと自然と手と足が映り込むので、よりリアルに階段を降りてる感じが出ます。

POV撮影はGoProでの撮影を楽しむ第一歩
GoProはアクションカメラとしてコンパクトさが魅力なので、その魅力を最大限に活かすのはやはりウェアラブルでのPOV撮影。
コンパクトだからこそ身につけても重くないですし、何より豊富なマウントのお陰で様々なやり方で体に取り付けられるのが最大の魅力です。
なのでシーンに合わせて様々なPOV撮影が楽しめるのはGoProを使っていて楽しいと思える瞬間ですね。
こうしたマウントを活用して自分のイメージする映像を撮影したり、より自分の視点に近い映像を撮影するとより思い出がリアルに蘇ります。
ぜひ皆さんもGoProでウェアラブルでのPOV撮影を楽しんでみて下さい!
