どうも、Mac大好きナシタカです。
動画編集では必要なスペックを備えたものを選ぶのが大切ですが、使い心地は実際に使ってみないとわかりません。
そこで僕が実際にGoProの動画編集をしてみることで、パソコンの使いやすさを検証しています。
この記事ではAppleの『M1 MacBook Air』を実際に使ってみた様子をレビューしています。

Appleが独自開発したM1チップ&7コアGPUを搭載したノートパソコンで、GoProの5.3K動画も快適に編集できるパフォーマンスが魅力。
13型のコンパクトなボディ&1.3kgの重さで、どこにでも持ち運んで作業ができる使いやすさを併せ持っています。
Premiere2022を使った動画編集はプレビューが快適にできますし、After Effects2022も同じように快適に作業ができることに驚き。
ここまでの性能を持ちながら10万円台で購入できてまさに価格破壊。GoProの動画編集におすすめのパソコンです。

M1 MacBook Airのスペック
僕が購入したM1 MacBook Airのスペックがこちら。
モデル名 | M1 MacBook Air![]() |
---|---|
OS | macOS |
CPU | Apple M1チップ (8コアCPU) |
GPU | 7コアGPU |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB (SSD) |
液晶 | 13.3インチ Retinaディスプレイ (2560 x 1600) |
端子 | Thunderbolt3 × 2 |
バッテリー | 18.0時間 |
大きさ | 約304.1 × 212.4 × 16.1mm |
重さ | 1.29kg |
ノートパソコンの選び方の基準で見たのがこちら。
モデル名 | M1 MacBook Air![]() |
---|---|
CPU | △ Apple M1チップ (8コアCPU) |
GPU | △ 7コアGPU |
メモリ | ○ 16GB |
ストレージ | ○ 256GB(SSD) |
液晶 | ○ 13.3インチ Retinaディスプレイ (2560 x 1600) |
13.3型ディスプレイ&1.3kgのコンパクトボディで、どこにでも持ち歩いて動画編集作業ができるマシン。
ただCPUとGPUがApple独自開発のチップを使っているため、この性能がどれほどなのかがポイントになります。
外観
僕が選んだM1 MacBook Airはスペースグレイで、暗すぎない落ち着いたカラーが気に入っています。

光の当たり具合でリンゴマークが黒くなるのもいい感じ。
サイズ・重さ
M1 MacBook Airは折り畳み時で約304.1 × 212.4 × 16.1mmと、13.3インチのコンパクトなサイズとなっています。

コンパクトサイズのおかげで重さが約1.3kgと軽く、片手でも余裕ですしリュックに入れて楽々持ち歩けます。

これだけコンパクトなボディに、動画編集ができるスペックを備えているのはさすがです。
バッテリー
付属品の30W電源アダプタは106gと軽く、大きさも55×55×27mmと小さめ。

手で持ってみたのがこちら。手のひらサイズでとてもコンパクトです。

USB-Cケーブルは約2mの十分な長さがあります。

バッテリー持続時間は18時間となっており、動画編集作業をしても余裕で1日持つので想像以上に長持ち。
これなら電源が確保できない場面でも安心して作業ができます。
ディスプレイ・スピーカー
M1 MacBook Airは13.3インチのRetinaディスプレイ(2560 x 1600)で、画面がとてもキレイです。

ベゼルが細いので画面も大きく感じますし、Retinaディスプレイのおかげで目への負担も軽減されている感じがあります。

M1 MacBook AirのあとにフルHDのディスプレイを使うと荒く感じてしまうので、やはりディスプレイの綺麗さは段違いだなと。
実際のAfter Effectsの画面ではRetinaディスプレイのおかげで、ウインドウが小さくても各レイヤーがとても見やすくなっています。

解像度が高いメリットを存分に発揮し、13.3インチとは思えないほどに快適に作業ができます。
裏面はこのようにシンプルな外観。ファンレスですが軽めの作業では不思議なくらいにまったく熱が出ません。

ただ動画編集作業を長時間するとさすがに発熱するので、放熱を促すために僕はKicflipを愛用しています。

これがあると底面に隙間ができて放熱効率がアップするので、長時間の作業が多い方にはおすすめ。

スピーカーは音が広がる感じがあり、こんなに良いのかと驚きました。映画も音に迫力があって楽しめるので、想像以上に良かったです。
キーボード・タッチパッド

キーボードの情報がこちら。テンキーがない代わりにキーピッチが広めになっています。
- キーストローク:1.0mm
- キーピッチ:19.0mm
浅めのキーストロークが好みなので、まさにドンピシャの打ち心地。トラックパッドも十分な広さで使いやすいです。

右上にTouch IDがあり、パスワード入力が指紋認証で対応可能。これが便利すぎてもう手放せません。

打ちやすい&Touch IDで面倒なパスワード入力も指紋認証で対応と、最高に使いやすいノートパソコンです。
端子
M1 MacBook Airの端子は、このようになっています。
- Thunderbolt3 x 2(ディスプレイ出力と共用)
- ヘッドホン端子
まずボディ左側はこのようになっています。

- Thunderbolt3 × 2(ディスプレイ出力と共用)
左側面のThunderbolt3端子が2つだけついており、他には端子はありません。
ボディ右側はこのようになっています。

- ヘッドホン端子
右側面にはヘッドホン端子のみで、他に端子はありません。
左側面のUSB-C端子のみで他機器との接続をするので、どうしても使いづらさがあります。
僕はSatechiのUSBハブを使って拡張性を上げており、これさえあればUSBはもちろんHDMI接続やSDカードも読み込み可能。
M1 Macbook Airと一緒に持ち歩いておくと安心できるアイテムです。
▼Satechi V2 USB-Type Cマルチハブレビューはこちら


M1 MacBook Airで動画編集

実際にM1 MacBook Airで動画編集をしましたが、僕が大事にしているのが『プレビューがしっかり動くかどうか』。
編集作業でエフェクトやトランジションがどうなっているか、その場で確認しながら作業するのがとても重要です。
しかしスペックが低いとプレビューがカクついてリアルタイム確認ができず、『実際に書き出してみないとわからない』という事態になってしまいます。
特に僕はGoProで撮影することがほとんどなので、GoProの映像がしっかりプレビューできるかを重点的にチェックしています。
Premiere2022とAfter Effects2022で確かめましたが、結果だけまとめたのがこちら。
PremiereでGoPro HERO10で撮影した5.3K60fps動画をプレビュー
GoPro HERO10 Blackで撮影した5.3Kの動画をプレビューしたのがこちら。
フル画質でのプレビューは滑らかに動いており、まったく問題ありません。カクつくことなく快適に動いているのがよくわかります。
これならGoPro HERO10で撮影した動画もしっかり編集できて撮影が捗ること間違いなし。ファンレスなので音もとても静かです。
Premiereで5.3K60fpsの動画を複数プレビュー
5.3Kの単独プレビューがスムーズだったので、今度はGoPro HERO10で撮影した5.3K動画を重ねて同時にプレビューしてみました。
上に重ねる動画はサイズを小さくし、中央に表示されるようにしています。これで同時に2本の動画がプレビューできている状態。
2本同時プレビューはカクつきどころか、フリーズのようにコマ落ちしている状態。これではまったくプレビューできません。
画質を落としても同じようなコマ落ちが出てしまうので、もう少し頑張ってほしいのが正直なところ。
After Effectsで素材プレビュー
最後に動作が重たいことで有名な『After Effects2022』で映像素材をプレビューしてみました。
プレビューに利用している映像素材については、僕が受講しているMovie Hacksのオープニング動画を再生しています。
実際にプレビューしたのがこちら。
デスクトップパソコンですらプレビューがもたつくことがあるのですが、一切もたつくことなく再生できているのはすごいです。
音楽も普通に再生でき、After Effectsでも快適に使えるのが実感できました。
さらにキネポ素材も動かしてみたのがこちら。こちらもカクつきはまったくなく、スムーズにプレビューができています。
作業中もプレビューをしながら動きを調整するなど、ストレスフリーに作業ができたので最高でした。
ちなみに途中で紹介したMovie Hacksは、PremiereとAfter Effectsの使い方が効率良く学べるおすすめの教材ですよ。


M1 MacBook Airレビューまとめ
デザイン | |
---|---|
動画編集のしやすさ | |
価格 | |
総合評価 |
Apple独自のM1チップと7コアGPUを搭載していますが、そのパワフルな性能に驚きました。
GoPro HEOR10の5.3K動画は快適にプレビューできますし、After Effctsも快適にプレビューできる性能を実感。
それでいて13.3型のコンパクトサイズ&1.3kgで持ち運びがしやすく、出先でも安心のスペックを備えたノートパソコンに仕上がっています。
特にRetinaディスプレイのおかげで13.3型とは思えない快適な作業画面で、細かい作業やレイヤーを増やしての作業も快適でした。
Appleで持ち運びやすい動画編集マシンを探すなら、間違いなくおすすめです!

モデル名 | M1 MacBook Air![]() |
---|---|
OS | macOS |
CPU | Apple M1チップ (8コアCPU) |
GPU | 7コアGPU |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB (SSD) |
液晶 | 13.3インチ Retinaディスプレイ (2560 x 1600) |
端子 | Thunderbolt3 × 2 |
バッテリー | 18.0時間 |
大きさ | 約304.1 × 212.4 × 16.1mm |
重さ | 1.29kg |
