どうもGoPro大好きナシタカ(@ehicalog)です。
今回はGoProでRAW写真を撮影する方法とその設定、おすすめの現像ソフトについてまとめてみました。
GoProには実はRAW写真の機能があってこれを活用すると後からの写真の編集がめちゃくちゃ楽しくなるんですよ。
しかしRAW写真を撮影するときに機能に制限が出たり、RAWを編集するには純正のソフトではダメだったりと使いづらい点が多くあるのも事実。
なので「使いたいけどよく分からないから」という理由で敬遠されてしまうことがあってこれはすごくもったいない。
そこで実際にGoProで撮影したRAW写真を現像して楽しんでいる僕が撮影の手順やおすすめの現像ソフトについて紹介します。
ぜひこの記事でRAW撮影とその編集方法について知ってもらってGoProでの撮影を楽しんでもらえたら嬉しいです!
目次
GoProでRAW撮影ができる機種
GoProでRAW撮影ができる機種は執筆時点ではHERO6/5 BLACKとFusionの3つになっています。
ただFusionに関しては▼GoPro Fusionで撮影したRAW写真はFusion Studioに読み込めるの?実際に試してみました!の記事で紹介しているようにRAW写真の編集が現状ではやりにくいのでおすすめできません。
[kanren postid=”8604″]
僕が愛用しているHERO6 BLACKは12MPの広角でRAW撮影を行うことができるため、後からRAW現像を利用して鮮やかな写真を生み出すことができます。
このコンパクトボディでこれだけの機能が備わっているのはまさに奇跡。なのでこれからGoProの購入を考えている方にはHERO6 BLACKがおすすめです。
GoProでRAW写真を撮影する方法
では実際にGoProでRAW写真を撮影する方法について見ていきましょう。
RAWの設定からRAWを利用する際の注意点について順に紹介していきます。
RAWの設定
まずRAWの機能をオンにするための手順を見ていきましょう。
GoProを写真モードに変えてディスプレイを左スワイプします。するとProtuneの設定画面になるので、さらに左スワイプを2回行います。
そうすると下の画像のように、RAW機能のオンオフ画面が出てきます。

後は画面下の電源マークをタップしてオンにするだけ。これでRAW機能がオンになりました。
タイムラプスでもRAWが使えます
今回のRAW写真はノーマルの写真撮影だけでなくタイムラプスやナイトラプスでも使うことができます。
▼GoPro HERO6でタイムラプス写真撮影!設定からRAW撮影など全てを紹介しますの記事で実際にタイムラプスでRAWを活用した方法について詳しく紹介しているので合わせて読んでみてください。

RAWをオンにするデメリット
GoProでのRAW設定は簡単なのですが2つほどデメリットがあります。それは使える機能に制限が出てしまうこと。
その制限が出てしまう機能がHDR(ハイダイナミックレンジ)とFOV(視野角)です。
HDR(ハイダイナミックレンジ)
HDRについては▼GoPro HERO6で写真撮影!それぞれの設定やおすすめの設定まで詳しく解説します!の記事で詳しく紹介しているので合わせて読んでみてください。

RAWをオンにすると、自動的にこのHDRがオフになるので併用することはできません。

ただRAWで撮影しておけば後からの編集でHDRで撮影するよりも、自由に白と黒のレベルをコントロールできます。
なのであまりデメリットではないのですが、HDRがオフになるとどうしても撮影時は暗かったり明るすぎる写真になってしまうことが多くなります。
後からの現像で修正できるので、気にせずに撮影するようにしましょう。
FOV(視野角)
GoPro HERO6 BLACKでは写真を『広角』または『魚眼無効』の2つの視野角から選んで撮影ができます。
しかし『魚眼無効』に設定していると、RAWをオンにすることができません。このように『広角』のみでしか設定できないと表示が出ています。

つまりRAWをオンにすると「広角」のみでしか撮影が出来なくなるのです。
なので広角以外で撮影したくても出来ないので、その点だけ注意しましょう。このようにRAWをオンにするとFOVの設定は広角のみになります。

RAW写真撮影のおすすめ設定
実際にRAWを撮影する時には、後からの現像を考えてなるべく編集しやすい設定をしておくことが大切です。
そこで活用するのがProtune。RAW撮影をするときの設定はHERO6 BLACKだとこちらがおすすめです。
[box class=”glay_box” title=”Protuneの設定”]
- シャッター:自動
- EV修正:0(場所によって調整)
- ISO最小:100
- ISO最大:400(場所によって調整)
- WB(ホワイトバランス):自動
- シャープ:中
- カラー:フラット
この設定で撮影すると、後からの編集がしやすいニュートラルな写真となって現像しやすくなります。
後は実際に撮影しながら自分なりの設定を見つけていくのが楽しいので、ぜひ色々と試行錯誤してみてください。
RAW写真を編集するためには現像ソフトが必要
以上でGoProでのRAWの設定とデメリットについて理解できたら、後は撮影をするだけです。思いのままにシャッターを切ってRAW写真を撮影していきましょう。
しかしこうして撮影したRAW写真を編集するためにはRAWに対応した編集ソフトを利用する必要があります。
RAW写真はQuik for Desktopで編集できない
ここでGoProの残念なところが1つあって、それが純正の編集ソフト「Quik for Desktop」ではRAW現像ができないこと。
そのためRAW写真を編集するためには他のソフトを使わなければいけないのがとても残念。せっかく撮影したRAWを読み込むことができずにこのままでは宝の持ち腐れとなってしまいます。
RAW現像ならLightroomがおすすめ
そこで今回おすすめしたいのがAdobeの『Lightroom』という現像ソフトです。
AdobeのLightroomは一眼レフなどで撮影する人の多くが利用している、とても素晴らしい編集ソフト。僕も実際に利用していてGoProで撮影したRAW写真を現像していますが、とても使いやすくて最高です。
Lightroomについて詳しくは▼LightroomがGoProにおすすめな3つの理由!GoProでのRAW撮影がめちゃくちゃ楽しくなりました!の記事で紹介しているので合わせて読んでみてください。
[kanren postid=”8627″]
GoProでRAW写真を撮影する方法|まとめ
今回紹介したRAW写真を活用すると後からの編集での自由度が上がって、思いのままに写真のイメージを仕上げることができます。
GoProでの撮影自体はもちろん楽しいのですが、後から撮影した写真を自分のイメージ通りに仕上げる作業にはまた違った楽しみがあります。
そういうときにRAW写真であれば自分の思い通りのイメージに仕上げる作業を存分に楽しむことができます。撮影した写真が少しずつ自分の思い描く写真に近づいていくのはとても楽しくて最高。
RAW自体の設定は簡単でさらにLightroomがあれば簡単に現像ができて写真を仕上げることができるので本当に楽しいです。
ぜひ皆さんもGoProでRAW写真を撮影して現像を楽しんでみてください!ドハマリしてもう抜け出せなくなりますよ!
[kanren postid=”8627″]
[…] ehicalog.net […]