どうも、GoPro大好きナシタカです。
気軽に撮影できるのがGoProの魅力ですが、撮影したデータの保管でSDカードや外付けのSSDの容量が増えるのがネック。
そこでおすすめなのが、『クラウドへの自動アップロード設定』です。
一度設定すればクラウドに自動で写真や動画をアップロードでき、全自動バックアップシステムを構築できます。
この記事ではGoProサブスクの自動アップロードの特徴や設定手順をまとめました。
GoProサブスクの自動アップロードに必要な環境
GoProサブスクの自動アップロードの利用には、こちらの条件を満たす必要があります。
有効なGoProサブスクアカウント
GoProサブスクに登録しなければ、クラウドへの自動アップロードは利用できません。
未登録の方はこちらの記事を参考に、GoPro Plusに登録しましょう。
自動アップロードに対応しているGoPro
自動アップロードは、対応したGoProでなければ利用できません。
HERO5以降のGoProであれば、Fusion以外はすべて対応。GoPro Fusionだけ利用できないので注意しましょう。
GoProスマホアプリ|Quik(クイック)
自動アップロードの設定にはGoProアプリが必要です。
インターネットに接続可能なホームWi-Fiネットワーク
Wi-Fiネットワークでクラウドへの自動アップロードをしますが、注意点が1つ。
つまりスタバやマクドナルドなどで提供しているような、公共のパブリックWi-Fiでは利用できません。
僕は自宅のWi-Fiを登録したので、Wi-Fiが無い方は準備しましょう。NURO光は回線速度がとても速いのでおすすめ。
対応しているモバイル デバイス
自動アップロードの設定には、対応したスマホを使う必要があります。
モバイルOS | 対応バージョン |
---|---|
Appleデバイス | iOS15以降 |
Android デバイス | Android 10 以降 & RAM最小2GB |
古いスマホだとOSが対応しない可能性があり、設定前に自分のスマホを確認しましょう。
Superchargerまたはその他互換性のあるAC充電器
自動アップロードはGoProを充電している状態でないと利用できません。
つまり電源接続が必要というわけ。僕はAnkerの急速充電ポートを利用しています。
5台まで接続でき、他のデバイスの充電にも使えておすすめ。
GoProサブスクの自動アップロード設定の手順
GoProサブスクの自動アップロード設定をみていきましょう。
GoProとスマホアプリを接続する
まずはGoProとスマホアプリを接続します。
接続が初めての人は、▼GoProアプリとの接続設定の記事を参考にしてください。
自動アップロード管理画面を開く
手持ちのGoProが表示されます。下にある『自動アップロードの管理』をタップ。
するとサブスクの説明画面が出てきます。
先に進むとサブスクの登録画面になります。登録済みなら『サインイン』を選択し、メアドとパスワードを入力しましょう。
自動で接続するので、しばらく待ちます。
ここで何回やっても接続できない場合は、一度『工場出荷時にリセット』して再度接続を試してください。
僕も何度もエラーが出ましたが、リセット後は一発で設定画面が表示されました。
Wi-Fiの接続設定
設定画面から自動アップロードの項目を『オン』に。『Wi-Fiネットワーク』をタップします。
すると近くのWi-Fiが一覧表示されます。ここから自分のWi-Fiを選んでパスワードを入力しましょう。
登録したWi-Fiに接続すると、自動アップロードされます。
逆に言えば登録したWi-Fi以外では自動アップロードされません。
設定ができているかを確認
入力が終わると、あとは自動で接続設定されます。
設定が完了したらクラウドにアップロードされるか確認しましょう。
登録したWi-Fiに接続できる場所で、GoProを電源に接続するだけでOK。
しばらく待つと自動的にアップロードが開始されます。
その後でクラウドにデータがアップロードされているか確認しましょう。
宿泊先のWi-Fiでも自動アップロード設定ができる
クラウドへの自動アップロードが一番便利に感じるのが、宿泊先のホテルに泊ったときです。
部屋のWi-Fiで自動アップロードの設定をしておけば、充電するだけで自動でデータのアップロードが完了します。
- 寝ている間にバックアップが完了
- アップロードが完了後にSDカードのデータを消去できる
- Quikアプリで1日のまとめ動画が自動で作られる
注意点は『Wi-Fi電波が弱いとアップロードが完了しない』ところ。
僕も部屋で使ったときは1日目はうまくアップロードできましたが、2日目は朝まで充電してもアップロードが終わりませんでした。
こういったトラブルも考えられるので、SDカードは128GBは最低でもあると安心できます。
クラウドアップロードをやり直すにはiPhone経由での転送
クラウドアップロードは便利ですが、たまにうまくいかないときやいくつか転送されていない動画があることも。
ただ一度アップロードが完了すると、『アップロードするメディアがありません』と表示され、やり直しができません。
そんなときはiPhone経由で転送をやり直しましょう。
クラウドのデータを削除する
最初にクラウド上にある、中途半端にアップロードされたデータをすべて削除します。
iPhoneにアプリ経由でデータを転送
次にGoProとiPhoneを接続し、データをQuikアプリに転送します。
『アプリ』にデータが保存され、順次クラウドにアップロードされていきます。
クラウドにデータがアップロードされているか確認
最後に『アプリ』のデータがすべて『クラウド』にアップロードされているかを確認しましょう。
各動画の左上にあるアイコンでアップロード状態がわかります。
- チェックマーク → アップロード済み
- 時計の針 → アップロード予約済み
- ビックリマーク(!) → アップロード失敗
3つめの『!』は失敗のマークですが、これは予約済みのアップロードが終わると自動で予約済みに切り替わるので、特に気にしなくて大丈夫です。
すべての動画にチェックマークがつけば、アップロードのやり直しは完了です。
まとめ|充電するだけでクラウドにデータが保存されて最高
一度設定してしまえば自動アップロードは本当に便利。
手動でGoProからデータを取り出すこともなく、パソコンでも直接クラウドからダウンロードでき手間が省けます。
スマホアプリ『Quik』からクラウドデータを確認でき、シェアや動画編集が簡単。一度使うと離れられません。
スマホでの設定もすぐにできるので、ぜひクラウドへの自動アップロードを使ってみてください。