GoProで撮影していると、本体が熱くなって録画が止まることがあります。
特に、夏場の屋外撮影や長時間撮影、4Kや高fpsでの撮影では、熱暴走が起きやすくなります。
GoProの熱暴走は、気温・直射日光・高解像度・高fps・長時間撮影が重なると起きやすくなります。
僕自身、GoPro HERO10で撮影設定ごとに熱暴走までの時間を検証しましたが、設定によって止まるまでの時間はかなり変わりました。
この記事では、GoProが熱暴走する原因、HERO10での検証結果、長時間撮影や充電しながら撮影するときの対策をまとめます。

GoProが熱暴走する原因は?結論から紹介
GoProの熱暴走とは、本体やバッテリーの温度が上がりすぎたときに、自動で撮影が止まる状態のことです。
故障ではなく、本体を守るための動作ですが、撮影中に止まるとかなり困ります。
熱暴走が起きやすい原因を整理すると、以下のようになります。
| 原因 | 起きやすい場面 | 対策 |
|---|---|---|
| 気温・直射日光 | 夏場・屋外・運動会 | 日陰に置く・使わないときは電源を切る |
| 高解像度 | 5.3K・4K撮影 | 必要に応じて4K30fpsや1080pに下げる |
| 高fps | 120fps・240fps撮影 | 長時間撮影ではfpsを下げる |
| 長時間撮影 | 定点撮影・運動会・車載撮影 | 給電・送風・設定見直しをする |
| 給電撮影 | 充電しながら撮影 | 発熱と防水性に注意する |
GoProで長く撮りたいなら、撮影設定を欲張りすぎず、本体の熱を逃がすことが大切です。
特に、4K120fpsや5.3K60fpsのような高負荷設定は、短時間ならきれいに撮れますが、長回しには向きにくいです。
GoPro HERO10で熱暴走するまでの時間を検証
実際にGoPro HERO10を使って、撮影設定ごとに熱暴走するまでの時間を検証しました。
検証条件は、室温22℃と室温12℃の2パターンです。

主要な結果をまとめると、以下のようになります。
| 撮影設定 | 室温22℃ | 室温12℃ | 傾向 |
|---|---|---|---|
| 4K120fps | 14分30秒 | 24分32秒 | かなり止まりやすい |
| 5.3K60fps | 24分49秒 | 35分48秒 | 高負荷で発熱しやすい |
| 4K60fps | 27分41秒 | 42分14秒 | 長時間撮影では注意 |
| 4K30fps | 44分41秒 | 56分38秒 | 比較的使いやすい |
| 1080p60fps | 58分42秒 | 61分09秒 | 長めに撮りやすい |
検証してみると、同じGoProでも撮影設定と気温でかなり差が出ました。
特に4K120fpsは、室温22℃でも14分30秒で停止しています。
長時間撮影を優先するなら、4K120fpsのような高fps設定は避けたほうが安心です。
逆に、1080p60fpsや4K30fpsのように負荷を下げると、撮影時間は伸びやすくなります。
GoProが熱暴走しやすい撮影設定
GoProの熱暴走は、単純に解像度が高いだけで起きるわけではありません。
実際に検証してみると、fpsの高さもかなり影響していると感じました。
4K120fpsや高fps設定は熱暴走しやすい
4K120fpsや2.7K240fpsのような高fps設定は、映像をなめらかに撮れる反面、本体への負荷がかなり高くなります。
スローモーション用の素材を撮りたいときには便利ですが、長時間撮影には向いていません。
長回ししたい場面で高fps設定を使うと、熱暴走で撮影が止まりやすくなります。
5.3Kや4K60fpsも長時間撮影では注意
5.3K60fpsや4K60fpsも、かなりきれいに撮れる設定です。
ただし、長時間撮影では発熱しやすく、バッテリー消費も早くなります。
短い動画をきれいに残したい場面なら良いですが、運動会や定点撮影のように長く回したい場面では注意が必要です。
1080pや低fpsなら比較的長く撮りやすい
長時間撮影を優先するなら、1080pや4K30fpsのような設定も候補になります。
最高画質ではありませんが、熱とバッテリー消費を抑えやすくなります。
止まらずに撮ることを優先するなら、画質よりも安定性を重視した設定にするのがおすすめです。
GoProの熱暴走を防ぐ対策
GoProの熱暴走を完全になくすのは難しいですが、対策すれば撮影時間を伸ばしやすくなります。
実際に使っていて効果を感じやすいのは、以下の対策です。
解像度とfpsを下げる
一番シンプルな対策は、解像度とfpsを下げることです。
5.3K60fpsや4K120fpsは高画質ですが、熱がこもりやすくなります。
長時間撮影では、4K30fpsや1080p30fps・60fpsのように、負荷の低い設定も検討しましょう。
長く撮りたいときは、必要以上に高い解像度やfpsを使わないことが大切です。
直射日光を避ける
屋外で撮影するときは、直射日光にも注意が必要です。
夏場の運動会や屋外イベントでは、GoPro本体が日差しでかなり熱くなります。
使わない時間は日陰に置く、撮影直前まで電源を切るなど、外からの熱を減らす工夫をすると安心です。
使わない時間は電源を切る
GoProは待機中でも本体が熱を持つことがあります。
撮影していない時間まで電源を入れっぱなしにすると、いざ撮りたい場面で熱暴走しやすくなります。
運動会やイベント撮影では、撮る場面だけ電源を入れる使い方が現実的です。
モバイルバッテリー給電を使う
長時間撮影では、バッテリーを外してモバイルバッテリーから給電する方法もあります。
本体内にバッテリーを入れたまま撮るより、熱がこもりにくくなることがあります。

ただし、給電しながら撮影する場合はサイドカバーを開ける必要があります。
給電中は防水性が落ちるため、水辺や雨の中では使い方に注意してください。
給電しながら撮影する方法は、GoProを充電しながら撮影する方法で詳しくまとめています。
送風して本体温度を下げる
室内で長時間撮影するなら、扇風機やサーキュレーターで風を当てるのも有効です。
GoPro本体に風が当たるだけでも、熱がこもりにくくなります。

ただし、冷やし方には注意が必要です。
GoProを冷やす場合は、結露・水濡れ・急な温度変化に注意してください。保冷剤を使う場合も、直接水分が触れないようにするなど、機器を傷めない使い方を意識する必要があります。
Enduroバッテリーを使う
GoProのバッテリー環境を整えるなら、Enduroバッテリーも候補になります。
通常バッテリーよりも高負荷撮影や低温環境で使いやすく、予備バッテリーとしても便利です。

GoProのバッテリーが何個必要かは、GoProのバッテリーまとめで詳しく解説しています。
長時間撮影や充電しながら撮影では熱に注意
GoProで長時間撮影するときは、熱暴走だけでなく、バッテリーやSDカードも一緒に確認したほうが安心です。
録画が止まる原因は、熱だけとは限りません。
バッテリー切れ、SDカードの書き込みエラー、撮影設定の負荷が原因になることもあります。
長時間撮影でGoProが止まる場合は、熱・バッテリー・SDカード・撮影設定をセットで確認するのがおすすめです。
原因を切り分けたい場合は、GoProで長時間撮影できない原因と対策も参考になります。
モバイルバッテリーで給電しながら撮影する方法は、GoProを充電しながら撮影する方法で詳しくまとめています。
充電器やケーブルを整えたい場合は、GoPro充電器おすすめ記事もあわせて確認してみてください。
運動会や屋外撮影でGoProを使うときの注意点
GoProの熱暴走が気になりやすいのが、運動会や屋外イベントです。
晴れた日は直射日光で本体が熱くなりやすく、長時間撮影ではバッテリーも消費します。
運動会や屋外撮影では、直射日光を避けつつ、必要以上に高い設定で撮り続けないことが大切です。

また、GoProはズームが弱いので、運動会のメインカメラとしては向きにくいです。
使うなら、休憩中や親子競技、会場の雰囲気を残すサブカメラとして考えると使いやすいです。
運動会でのGoProの使い方は、GoProは運動会に向かない?メイン撮影におすすめしない理由で詳しくまとめています。
それでも発熱が気になるならAce Proも比較候補
GoProで熱対策をしても、長時間撮影や夜間撮影の使い勝手が気になるなら、Insta360 Ace Proも比較候補になります。
ただし、このページの主役はGoProの熱暴走対策です。
まずはGoPro側で、設定・給電・冷却・バッテリーを見直してみるのがおすすめです。
そのうえで、GoProとInsta360 Ace Proの違いを知りたい場合は、GoProとInsta360 Ace Proの比較記事でまとめています。

GoProの熱暴走対策と一緒に読みたい関連記事
GoProの熱暴走対策を考えるなら、長時間撮影・バッテリー・充電しながら撮影の記事もあわせて確認しておくと安心です。
録画が途中で止まる原因を切り分けたい場合は、GoProで長時間撮影できない原因と対策をどうぞ。
GoProのバッテリーが何個必要か知りたい場合は、GoProのバッテリーまとめで詳しく解説しています。
モバイルバッテリーで給電しながら使いたい場合は、GoProを充電しながら撮影する方法が参考になります。
充電器やUSB-Cケーブルを見直したい場合は、GoPro充電器おすすめ記事も確認してみてください。
GoProに必要なアクセサリーをまとめて知りたい場合は、GoProアクセサリーおすすめ9選もおすすめです。
GoProの熱暴走でよくある質問
- GoProが熱暴走する原因は何ですか?
-
気温、直射日光、高解像度、高fps、長時間撮影などが重なると熱暴走しやすくなります。特に4K120fpsのような高fps設定は、本体に負荷がかかりやすいです。
- GoProの熱暴走を防ぐにはどうすればいいですか?
-
解像度やfpsを下げる、直射日光を避ける、使わない時間は電源を切る、送風する、モバイルバッテリー給電を使うなどの対策があります。
- GoProは充電しながら撮影すると熱くなりますか?
-
給電しながら撮影すると便利ですが、撮影設定や環境によっては発熱しやすくなります。また、サイドカバーを開ける必要があるため、防水性にも注意が必要です。
- GoProは運動会で熱暴走しやすいですか?
-
晴れた日の屋外では本体が直射日光で熱くなりやすいため、熱暴走する可能性があります。使わない時間は電源を切り、必要以上に高い設定で撮り続けないことが大切です。
- GoProの長時間撮影ではどの設定がおすすめですか?
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長時間撮影を優先するなら、4K30fpsや1080p30fps・60fpsなど、負荷を抑えた設定が使いやすいです。4K120fpsのような高fps設定は短時間撮影向きです。
まとめ
GoProの熱暴走は、気温・直射日光・高解像度・高fps・長時間撮影が重なると起きやすくなります。
実際にGoPro HERO10で検証しても、4K120fpsのような高fps設定ではかなり早く撮影が止まりました。
GoProで熱暴走を防ぐには、解像度とfpsを下げる、直射日光を避ける、送風する、給電方法を見直すなどの対策が大切です。
長時間撮影では、熱だけでなく、バッテリーやSDカード、撮影設定もセットで確認しましょう。
GoProで対策しても発熱や長時間撮影の不安が残る場合は、Insta360 Ace Proのような別機種も比較しながら、自分の使い方に合うカメラを選ぶのがおすすめです。


