どうも、GoPro大好きナシタカです。
長時間撮影ができないときの主な原因3つとその対策をまとめました。
僕自身も困ったときがあるので、参考にどうぞ。
GoProの長時間撮影ができない3つの原因
主な原因3つとその対策をまとめました。
原因 | 対策 |
---|---|
SDカードの不具合 | GoPro推奨のSDカードを使う SDカードのメンテナンス |
バッテリー持ち | エンデューロバッテリーを使う 解像度とfpsを下げる |
熱暴走 | モバイルバッテリーを接続しながら撮影 解像度とfpsを下げる GoProを直接冷やす |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
SDカードの不具合への対策
データを保存するSDカードの不具合で、長時間撮影ができなくなります。
対策がこちらの2つ。
GoPro推奨のSDカードを使う
GoProには推奨のSDカードがあるので、その中から選ぶと無用なトラブルを防げます。
僕がおすすめしたいのが、サンディスクSDカード128GB。
読み書きも高速で愛用していますが、トラブルが起きたことはありません。
SDカードのメンテナンス
SDカードを使い続けていくと、動画を削除してもゴミのようなファイルが積み重なっていきます。
SDカードを良い状態に保つためには、定期的なフォーマット操作が必須。
フォーマットについてはこちらの記事をどうぞ。
バッテリー持ちへの対策
GoProはバッテリー持ちが悪いため、長時間撮影には工夫が必要。
それがこちらの2つです。
エンデューロバッテリーを使う
HERO9以降限定ですが、エンドューロバッテリーを使うと撮影時間が伸びます。
特にスノボなどの寒冷地で役立ち、バッテリーを交換するだけとお手軽な方法。
詳しくは▼GoProの純正バッテリーの種類と比較の記事をどうぞ。
解像度とfpsを下げる
撮影設定で解像度とfpsを下げると、消費電力が減ってバッテリーが長持ちします。
5.3KとフルHDを比較すると、2倍以上の差が。
室温12℃ | 通常バッテリー | エンデューロバッテリー |
---|---|---|
5.3K60fps | 35分48秒 | 55分07秒 |
1080p30fps | 61分48秒 | 122分01秒 |
解像度を下げたくないときは、熱暴走対策のこちらを併用しましょう。
熱暴走への対策
熱暴走とは本体温度が高くなり過ぎたときに、自動で撮影を停止してしまう状態のこと。
特に夏場などの気温が高い環境で起こりやすいので、対策がこちらの3つです。
モバイルバッテリーを接続しながら撮影
バッテリーを外し、モバイルバッテリーで給電しながら撮影する方法。
実際に検証したがのこちら。
撮影方法 | 通常 | バッテリー外し |
---|---|---|
4K120fps(室温22℃) | 14分30秒 | 29分16秒 |
4K120fps(室温12℃) | 24分32秒 | バッテリー切れ | 173分
モバイルバッテリーがあるなら、ぜひ試してほしい方法です。
解像度とfpsを下げる
撮影設定で解像度とfpsを下げると、消費電力が減って温度が上がりにくくなります。
解像度とfpsの違いによる熱暴走の変化がこちら。特にfpsが高いと起こりやすいのがわかります。
撮影環境 | 室温22℃ |
---|---|
5.3K60fps | 24分49秒 |
5.3K30fps | 41分42秒 |
4K120fps | 14分30秒 |
4K60fps | 27分41秒 |
4K30fps | 44分41秒 |
2.7K240fps | 21分37秒 |
2.7K120fps | 43分33秒 |
2.7K60fps | 47分43秒 |
1080p240fps | 29分25秒 |
1080p120fps | 33分52秒 |
1080p60fps | 58分42秒 |
1080p30fps | バッテリー切れ | 61分52秒
解像度を下げたくないときは、次の方法を併用しましょう。
GoProを直接冷やす
扇風機で風を送ると、気化熱で温度を下げられます。
送風で温度を下げながら撮影し、実際に検証したがのこちら。
撮影方法 | 通常 | 送風あり |
---|---|---|
4K120fps(室温22℃) | 14分30秒 | 28分40秒 |
4K120fps(室温12℃) | 24分32秒 | バッテリー切れ | 26分25秒
また保冷剤を濡れたタオルなどで直接巻きつけ、本体を直に冷却するのも効果的。
夏場であれば直射日光を避けるためにも、日傘でGoProを守のもおすすめです。
GoProよりも熱に強いInsta360 Ace Proがおすすめ
GoProは熱に弱く、撮影が停止するリスクがどうしてもあります。長時間撮影もしにくく、なかなか使いづらさを感じることが多いのは事実……。
そんな悩みを解決してくれるので、Insta360 Ace Pro。熱が発生しにくく、長時間撮影もこなせるポテンシャルの高さが魅力です。
現状では最強のアクションカメラといえるほどに使いやすく、僕も普段の撮影で愛用していますが、『GoProで感じていたストレスは一体何だったんだ?』と思うくらいに使いやすいです。
GoPro以外の選択肢として、Insta360 Ace Proはぜひチェックして欲しいアクションカメラです。
GoProの長時間撮影ができない理由と解決方法まとめ
主な原因3つと、対策をまとめたのがこちら。
原因 | 対策 |
---|---|
SDカードの不具合 | GoPro推奨のSDカードを使う SDカードのメンテナンス |
バッテリー持ち | エンデューロバッテリーを使う 解像度とfpsを下げる |
熱暴走 | モバイルバッテリーを接続しながら撮影 解像度とfpsを下げる GoProを直接冷やす |
1つずつチェックし、可能性を潰していきましょう。
特に熱暴走は毎年夏には悩みの種になるので、対策を準備するのが大切です。