どうも、GoPro大好きナシタカです。
この記事では、暗いところでのGoPro撮影のポイントを紹介します。
GoProはアクションカメラなので、暗いところでの撮影が苦手。それを知らずに撮影すると、「真っ暗で全然ダメだ!」と悲しい事態に…。
ただ暗いところでも撮影設定を調整すれば、暗さにもよりますが意外に明るく撮影できることがあるんです。
なので僕が実際に暗いところで撮影するときに調整する項目と、その優先順位についてまとめました。
暗いところで撮影するときの3つのポイント
GoProは明るいところでは簡単にキレイな映像が撮影できますが、暗いところではそうはいきません。
撮影設定で覚えて欲しいのが、こちらの3つのポイントです。
フレームレート(FPS)を低くする
GoProは動画の設定で解像度以外に、フレームレート(FPS)を設定できます。
このフレームレート(FPS)が、実は動画の明るさに大いに関係してきます。
簡単に説明するとこんな感じです。
- フレームレート(FPS)が高い → 映像が暗くなる
- フレームレート(FPS)が低い → 映像が明るくなる
実際に1080p240fpsで比較してみたのがこちらですが、真っ暗で何が何だか分からないですよね?
これを1080pで30fpsにしたのがこちら。暗闇からペットボトルがぼんやりと現れましたね。
このようにフレームレート(FPS)を変えるだけで、映像の明るさがけっこう変わるので試す価値はあり。
仕組みについてはこちらがわかりやすく説明してくれているので、ぜひ参考に読んでみてください。
とにかくフレームレート(FPS)を低く設定すれば、映像が明るくなることだけ覚えておきましょう。
ISOを高くする
フレームレート(FPS)を調整してもまだ暗い…。次にやって欲しいのが『ISOを高めに設定すること』です。
さきほどのペットボトルを、GoProでの最大値のISO6400で撮影したのがこちら。
1080p30fpsの画像と比べると、明るさが段違いに違っています。
簡単に明るくなるのになぜ2番目に調節するのかというと、ISOを高くすると映像のノイズ(ザラつき)が増えてしまうため。
GoPro本体の内部処理で無理やり映像を明るくしているため、数値が高くなるほどザラつきが出てしまいます。
上のISO6400の画像で、ペットボトルをアップにしたのがこちら。
輪郭がボヤッとしており、さらにザラザラした感じになっていますよね?これがノイズです。
これは後からの映像処理でも非常に消しにくいため、できる限りISOは低くして撮影するのが理想的。
しかし暗すぎて映らなくなってしまったら意味が無いので、そのあたりのリスクやバランスを考えてISOを設定しましょう。
「とにかく明るく撮りたい!」というのであれば、ISOを最大値まで上げるのがおすすめです!
ライト(光源)を活用
フレームレート(FPS)とISOを活用すれば、ある程度暗いところでも自然な撮影ができるようになります。
ここまでやってもまだ暗くて撮影できないときは、明るいライト(光源)で照らしてしまいましょう。
部屋の明かりを明るくしたりライトで物理的に照らしてしまえば、暗さも関係なく撮影できます。
ただライトを使うと当たり前ですが、自然な感じでの撮影は難しくなります。テレビのように、いかにも撮影してる感が満載です。
あとは薄暗い場所での撮影では雰囲気が大切なので、そういった場所でライトを使いたくないときもあります。
とにかく明るく撮りたいならライト一択!
GoProから出ているライトが、こちらのライトモジュラーです。
手のひらサイズでとてもコンパクトなのが使いやすい。ライトの強さもしっかりしているので、いろんな場面でお世話になっています。
またマグネット付きクリップとセットになった、Zeus Miniというアイテムもあります。
ライトモジュラーならメディアモジュラーに取り付けができ、撮影で使いやすいので僕のお気に入りです。
GoPro HERO12ならHDR設定でカバー
HERO12なら5.3K30fpsでHDR設定が使えるので、暗いところもだいぶキレイに撮影できるようになっています。
こちらの動画とてもわかりやすいので、ぜひ見てください。HERO11と比べると、劇的に映像がキレイになっています。
特にノイズがかなり軽減されており、かなり進化しているのがわかります。夜間もある程度カバーしたいなら、HERO12はベストな選択肢です。
GoProよりも暗いところに強いInsta360 Ace Pro
GoProはどうしても暗いところに弱いため、撮影では設定に気を使いますし、それでもうまく撮影するのが難しいのでストレスが溜まります。
そんな方におすすめしたいのが、Insta360 Ace Pro。暗いところに強いアクションカメラで、簡単設定でキレイに撮影ができるのが強み。
それ以外にも、GoProよりも格段に使いやすいなどの魅力があり、最強のアクションカメラといっても過言ではありません。
GoProにストレスが溜まっている方は、ぜひチェックして欲しい……!
まとめ|設定を駆使して暗闇を乗り越えよう!
GoProは暗いところでの撮影は正直苦手。ただ簡単に撮影できるのが魅力なので、夜でも使えたらなと憧れます。
特にフレームレート(FPS)とISOを調整すれば、けっこう暗いところでも撮影できることも。
これを知っているかどうかで、暗いところでの撮影のクオリティが段違いに変わってきます。
HERO12をお持ちの方なら、HDR設定でカバーできるので、ぜひ試してみてください!