
車載動画におすすめのGoProについてまとめています。選び方としてそれぞれのモデルの機能の違いに触れつつ、実際に撮影をしてみた経験と失敗談についても紹介しています。
どうも、GoPro大好きナシタカです。
この記事では車載動画を撮影するときにおすすめのGoProモデルについてまとめています。
先日社員旅行でGoProでの撮影を行ったのですが、その時にやってみた車載動画がめちゃくちゃ楽しかったんですよ。
風景をしっかりと残せるし、さらには向きを変えて車内の様子を撮影したり映像としておもしろいなと。
ただGoProの機能の違いによって後からの編集に困ってしまった失敗もありました。今回はそうした僕の経験をまとめて車載動画におすすめのGoProについて紹介していきます。
車での映像撮影をしてみたいなと考えている方の参考になれば嬉しいです!
GoProで車載動画を撮影する
フロントガラス越しの眺めは最高に気持ちいいですが、GoProであれば広角でその風景をしっかりと残すことができるのでかなりおすすめ。
海沿いの道を走ったときには青い海と青空、白い雲がバッチリと撮影できて、かなり大満足な映像でした。
また前方だけでなく車内を撮影するのもおすすめ。大人数だったので全員がしっかりと入りながら移動の様子を撮影することができました。
その時にはタイムラプスでも撮ってみましたが、これがまた良い感じ。コミカルな映像で退屈な映像になりがちなところでも素材としておもしろく撮影できるのでおすすめです。
各モデルの機能やスペック
では実際に各モデルで機能やスペックにどのような違いがあるのかについて個別に見ていきましょう。
HERO6の機能とスペック
4K/60fpsや1080p/240fpsの高画質・高フレームレートに対応している高性能モデル。また他のモデルと違いHDRという露出補正機能がついているため綺麗な写真を撮ることができます。
詳しくは▼【徹底レビュー】GoPro HERO6 Blackの使い方やスペックについて紹介していきますの記事にまとめています。
HERO5 BLACKの機能とスペック
HERO6よりも劣りますが4K/30fpsや1080p/120fpsに対応しているのでスペック的には十分なモデル。WDRという露出補正機能がついているため写真もキレイに残せるのが特徴です。
詳しくは▼【GoPro HERO5 BLACKレビュー】機能やバッテリー、マイクロSDカード情報についてまとめましたの記事にまとめています。
HERO5 Sessionの機能とスペック
HERO6やBLACKモデルよりも性能は劣りますが、4K/30fpsの高解像度での撮影も可能なのでスペックは十分。コンパクトボディが一番の魅力です。
詳しくは▼【GoPro HERO5 Sessionレビュー】使い方について詳しく紹介します!の記事にまとめています。
車載動画に活用するマウント
車載動画に活用するのがRAMマウントです。
この組み合わせでフロントガラス越しの風景はもちろん、向きも簡単に変えられて車内の撮影も簡単に行なえます。角度調整の自由度が高いおすすめのマウントです。
RAMマウントについては▼RAMマウントを利用すればGoProで自由自在のアングルで撮影ができる!の記事で詳しく紹介しています。

各GoProの機能の違い
次に車載動画に関係する各モデルの機能の違いについて見ていきましょう。
解像度
まず解像度に関してはどのモデルも差は無く、全てのモデルに共通で最高画質4Kでの撮影ができます。そのため解像度はどのモデルを選んでも大丈夫ですね。
フレームレート
差が出てくるのはこのフレームレート。HERO6の場合は4Kで60fpsに対応しており2.7Kで120fps、1080pで240fpsに対応している最高クラスの性能を持っています。
次にHERO5 BLACKの場合はHERO6には劣りますが4Kで30fpsに対応しており2.7Kで60fps、1080pで120fpsに対応しているので十分な性能があります。
最後のHERO5 Sessionでは4Kで30fpsに対応していますが2.7Kでは48fps、1080pでは90fpsと他のモデルに大きく劣っています。
ここから考えるとHERO5 Sessionでは高フレームレートの映像、つまり滑らかな映像やスローモーション用の映像の撮影が難しいということです。
もし車載動画でも動画の滑らかさやスローモーションなどにこだわりたいのであれば、HERO6かHERO5 BLACKを選びましょう。
GPS
GoPro HERO6とHERO5 BLACKにはGPSが備わっていて、位置情報を利用した編集を後から行うことができます。しかしHERO5 SessionにはこのGPSが備わっていないため、後からGPSを利用した編集を行うことができません。
これは何に関係があるかというと、位置情報を利用した以下の機能が使えなくなるのです。
位置情報を利用した写真の整理
まず位置情報を利用した写真の整理が使えなくなります。
僕が利用しているGoogleフォトは位置情報から自動で場所を記録してくれて写真を整理してくれたりするので、位置情報があると後からの写真の整理が簡単になります。
グーグルフォトとの連携について詳しくは▼GoProとGoogleフォトの組み合わせでバックアップやスマホでの動画編集がめちゃくちゃ快適になった!の記事で紹介しています。

ゲージ機能が使えない
さらにGoProの位置情報を利用した編集であるGauges(ゲージ)が使えなくなるのも大きなデメリットです。
このゲージとは[e]GoProでGauges(ゲージ)を追加する方法!スピードメーターで動画編集がより楽しくなる!で紹介しているように、位置情報から撮影中の移動の軌跡や速度を映像にエフェクトとして追加してくれる機能のこと。

スピードメーターやトラッキングを表示してくれるおもしろい機能で、特にスピード感のある映像や移動の距離が多い映像ではその変化を視覚的に訴えることができるので、表現の1つとして活用できます。
箱根の七曲がりを通った際にクネクネ具合を表現したくてこのゲージ機能を利用したかったのですが、撮影していたのがHERO5 Sessionだったのでこのゲージ機能が使えなかったのです。
これが使えたらどれだけすごいカーブなのかをより分かりやすく伝えられる可能性があったので非常に残念。
またカーブ中の車内を撮影してこのゲージを利用するのもおもしろそう。
カーブ中に車内を撮影していても固定しているためアングルが固定になってしまい面白みのない映像になりがちですが、ゲージ機能を使ってトラッキングで曲がり具合を表現することでカーブでの車内の反応がリアルに伝わります。
このように一見使わなそうな機能もあれば編集で活用することができます。なのでこうした機能をフルに活用したい場合はGPS機能がついているHERO6やHERO5 BLACKを選びましょう。
ディスプレイ
HERO6とHERO5 BLACKには背面にタッチディスプレイがついているため、撮影時には映像の確認が簡単にできます。
そのため車載動画でも設置した後にディスプレイを見ながらアングルの確認が簡単にできるので非常に便利。
しかしHERO5 Sessionの場合はディスプレイがついていないため、アングルの確認はGoProアプリに接続してのプレビューを確認しなければいけません。
そのため他のモデルに比べるとどうしても手間がかかってしまいます。ディスプレイを犠牲にしたそのコンパクトボディか魅力なのですが、使い勝手を考えると使いにくい。
こうした手間を減らしたい場合にはHERO6かHERO5 BLACKなどのディスプレイがついているモデルを選びましょう。
車載動画におすすめのGoProモデル
僕が車載動画にピッタリのGoProとしておすすめしたいのが、最新モデルのHERO6 BLACK。高フレームレートにも対応しており、GPS機能やタッチディスプレイも搭載したまさに車載動画では完璧なモデル。
撮影時にはディスプレイを見ながら簡単に撮影アングルが確認できますし、GPS機能で後からゲージ機能を利用しての幅広い編集にも対応しています。
それぞれのモデルにも特徴はあるのですが、迷ったらHERO6 BLACKを選べば間違いありません。
2台運用もおすすめ
僕はこの前の旅行でやってみたのがHERO6 BLACKとHERO5 Sessionの2台運用です。
HERO6を手持ちでの撮影に使って、HERO5 Sessionを車載動画などの固定アングルでの撮影に利用しました。
その時に後からHERO5 SessionではGPS機能がなくてゲージ機能が使えないことに気付いたのですが、それをあらかじめ理解して撮影できていれば問題なし。
使い分けをすることでマルチアングルからの撮影をして後から編集することもできますからね。HERO6とHERO5 BLACKの使い分けかHERO6の2台運用ができたら最強ですね。
使い分けについては▼【GoPro旅行記】HERO6とHERO5 Sessionの使い分けと実際の使用例についての記事で詳しく紹介しています。
車載動画におすすめのGoProまとめ
僕が実際に撮影をしてみて感じたことを中心に、車載動画におすすめのGoProを機能などの面から考えてみました。
各モデルの違いを意識しておかないと、狙った映像の撮影や後からの編集が出来なくなってしまうので、非常に手間になってしまいます。
しっかりと各モデルの機能を理解しておけば、後からゲージ機能を利用した編集もできてより動画編集の幅が広がりますし、何よりGoProでの撮影がもっと楽しくなります。
ぜひ今回の記事を参考にして自分なりの車載動画を撮影してみてくださいね!